犬って桃を食べれる(食べていい)の? 下痢とか大丈夫?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて先日、久しぶりに小学校からの友人の家に行ってきましたが、家に入ると、何とそこには可愛いトイプードルが待ち受けていました。
犬好きな私は(自分も飼ってます)、このトイプードルのモモちゃんと遊んでいたのですが、実はこの子、名前の通り桃が大好きなんだとか。”え! 犬って桃を食べていいの!?” と気になって友人に尋ねたところ、”別に果物だし大丈夫っしょ~”という何とも素っ気ない回答が。^^;
これを聞いた自分は、”ん~、相変わらず適当だな…”と思いつつも、”桃って結構甘いし本当に大丈夫か?”と心配になったので、今回は、本当に犬は桃を食べても大丈夫なのか?という部分を始めとして、その他にも、下痢やアレルギーなどの症状は出ないか?という気になる部分について、詳しく調べて見ることにしました。
なので、自分も含めこれからの熱い夏に、愛犬と一緒に桃を食べようと思っている方は、是非この記事を参考にしてみてくださいね! ではスタート!
このページの目次
犬は桃を食べれるの? 下痢やアレルギーは大丈夫?
さて、早速犬が桃を食べても平気なのか?という部分について調べてみたところ、どうやら、結論から言うと食べても大丈夫だそうですね。(モモちゃんよかった~。(^o^)v)
それどころか、桃には犬の身体にとって、かなり良い栄養素なども含まれているみたいですよ。(具体的な栄養素については、以下を御覧ください。)
カリウム
このカリウムには利尿作用がありますから、体内の不要なナトリウムを体外に出す働きがあります。
カテキン
カテキンは、抗がんや抗アレルギー効果などを始めとして、更に高血圧や高コレステロールの改善、虫歯の予防など様々な健康効果があります。
ペクチン
ペクチンとは水溶性の食物繊維で、腸内の調子を整えて便通を良くします。
う~ん、なるほど。なんだか桃って今まで何となく食べていましたが、このように素晴らしい成分が含まれていたんですね。これは犬にとってもかなり良さそうです。特に、桃にカテキンが含まれているのは驚きですね!
それに、犬は緑茶が飲めないので、このカテキン効果を得られる食材として桃は貴重らしいですよ。また、桃は約88%が水分なので、食べることで水分補給にもなりますね。
特に、暑い夏というのは、犬は脱水症状になる恐れがあるので、ワンちゃんが夏バテ気味になったら、水分補給+栄養補給として、この桃を食べさせてあげれば良さそうです。※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
https://twitter.com/maron1001v6/status/747423455826456577
https://twitter.com/hinamona_pug/status/753574863890034692
今からラッシュと桃を食べるよ♪ pic.twitter.com/Ua8g4cDc0S
— ゆう&ラッシュ (@yuk0rin1214) July 14, 2016
桃の守るあのやつ pic.twitter.com/QRr5JLeI9W
— ユー犬 (@1093animal) July 17, 2016
ただし、犬に桃をあげる上での注意点もあります。それは何かと言いますと、犬が桃アレルギーを持っていないかという点です。この桃は、比較的アレルギーを引き起こしやすい食品だそうで、だから犬によってはアレルギー反応が出る恐れがあるんだそうですね。
ちなみに、桃アレルギーの主な症状としては、下痢や嘔吐などを始めとして、その他にも顔の湿疹や腫れなどがあります。これらの症状は比較的短時間で出てきますので、もし桃を食べた後に何らかの異常が見られたのならば、すぐに獣医さんに診てもらう事をオススメします。
それと、2つ目の注意点ですが、ズバリ食べ過ぎですね。人間もそうですが、いくら身体に良いと言ってもやはり食べ過ぎには注意です。それに、前述した通りこの桃には食物繊維なども含まれていますので、多量に摂取し過ぎるとお腹を壊してしまう恐れがあります。
更にそれだけでなく、この桃には糖分なども多く含まれていますので、食べ過ぎると肥満になる恐れなどもあるようですね。
そして、3つ目の注意点としては、食べる時に桃の種を必ず取り除くということです。桃の種に含まれる「アミグダリン」という成分は、消化される中で「青酸化水素」という有害物質を発生させるようです。
特に、熟す前の桃の種にはこのアミグダリンが多量に含まれているようなので、未成熟の桃の種は絶対に与えないようにしましょう。
それに、なんといっても桃の種は結構大きいですし固いですから、うっかり丸呑みしたら大変ですし、砕いて食道内を傷つけても大変ですよね。なので、桃の種はやはり与えないに越したことはなさそうです。
このように、桃には良い点も多くある反面、与える上で注意しないといけない点もいくつかあるので注意が必要です。ですが、逆に言えばその注意点さえ気をつければ、暑い夏など夏バテ気味のワンちゃんにとってこの上ない栄養源となります。
それと、実際にワンちゃんが桃を食べる際は、アレルギーがないかどうかを確かめるために、まずは少量から試していくことをオススメします。もちろん、大丈夫だといっても与え過ぎには注意して下さいね。
犬が食べていい桃の量は? 桃の皮や種はどうする?
さて、前項では犬が桃を食べる際に、注意すべき点さえ抑えておけば、食べても平気だという事が分かりましたが、ここでは実際に食べても良い量や、皮や種のことなどについてお伝えしようと思います。
まず、犬が桃を一度に食べても良い量は、小型~中型犬で約10g~20g(人間の2口分が目安)だそうです。“え、それだけ? 少なくない?” と思われるかもしれませんが、犬の身体で考えると、この位が適量なんだそうですね。
それと、桃の種と皮についてですが、まず種は先ほどお話したように、有害物質が含まれていますし、丸のみしたり砕いた破片が胃や食道などを傷つけるとすると大変なので、必ず取り除いて下さい。
あと、皮についても種と同じように取り除いてあげて下さい。これは何故かと言いますと、桃の皮というのは消化されにくいそうで、だから犬が食べるにはあまり良くないんだそうですね。それに、残留農薬が付着していたら危険です。
話を戻しまして、”皮や種を取り除いたらもう大丈夫!”と思われる方が多いですが、安心するのはまだ早いですよ。その皮や種の処理の仕方まで気をつけて下さい。
これはどういう事かと言いますと、犬が届きそうな低いゴミ箱などに皮や種を捨てないで下さいという事ですね。(例えキッチリとゴミ箱に入れたとしても、ゴミあさりが得意なワンちゃんならそれを見つけて食べてしまうかもしれませんので…。)
なので、犬と一緒に桃を食べる際などには、必ず最後まで気を配って下さい。
犬って桃を食べれるのかについての記事-おわりに-
さて今回は、犬が桃を食べて良いのか?ということを始めとして、その他にも、一度に食べても良い量などについて色々と調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか? という訳で、最後に今回の内容をもう一度確認しましょう。
- ・桃は栄養補給+水分補給になり夏バテに効果的!
- ・桃を食べる前にアレルギーが出ないか確認!
- ・糖分を取り過ぎないように与える量を確認する!
- ・桃を食べる際は種や皮は取り除いて与える!
これらの点に注意して、愛犬と一緒に美味しい桃を楽しんで下さいね。では最後に、愛犬にもっと美味しく桃を食べて欲しいという方にオススメの、「犬用桃ゼリーケーキ」の作り方を説明している動画を発見しましたので、そちらをご紹介してこの記事の締めとさせて頂きます。
以下の動画を見ても分かる通り、この桃ゼリーケーキはワンちゃんの誕生日など特別な日にあげても良さそうですね。比較的簡単そうですので、画面の前の皆さんも是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?^^ (Youtube/犬の手作り食レシピチャンネルより)