犬はスイカを食べていいの? どの位の量を与えても平気?


 

 こんにちは、ドキシーボーイです。さて、暑い夏には冷たいスイカが食べたくなりますよね。私なんて、1人で1玉をあっという間にたいらげてしまうくらい、このスイカが大好きなんです。

 

 そんな私ですが、最近テレビを見ていてとても驚くことがありました。テレビ番組で農家を特集する内容の放送があったのですが、そこでなんと、スイカをバクバク食べていたのです!

 

 ”え、犬ってスイカ食べてもいいの!?”と疑問に思ったので、今回はその辺についてを始めとして、その他にも、食べても良いなら与えても大丈夫な量などについて調べてみることにしました。ぜひご覧下さい。

 

このページの目次

犬はスイカを食べてもいいの? 皮や種はどうする?


 

 さて、まずは犬がスイカを食べても大丈夫かどうかですが、ズバリ結論から言いますと、食べても問題無いみたいです。(犬の身体に良くない成分などは、特に含まれていないそうですね。) それどころか、犬にとって夏にこのスイカを食べるという事は、体調的にもプラスになる点があるそうです。

 

 ん~、人間の場合だと、夏にスイカを食べると夏バテに効くなんて言われていますが、犬にとってもこのスイカは身体に良い食べ物だったんですね! 以下Twitterより参考画像入りツイートを引用

https://twitter.com/02071217/status/754994241328128001


 では具体的に、何が犬にとって良いのかを細かく見ていきましょう。まず一つ目の良い点は、スイカを食べることで水分補給が出来るということです。

 

 ちなみに、夏場といえば、犬も人間と同じで水分補給をしないと脱水症状になります。(肉球から汗もかきますしね。) なので、愛犬が脱水症状にならないためにも、しっかりと水分補給をさせる必要があります。

 

 しかし、中にはあまり水を飲みたがらないワンちゃんなどもいますよね。そんな時に水の代わりにおススメなのが、このスイカという訳です。前述した通り、食べさせて水分補給をしてあげるんですね。

 

 それと、犬にスイカをあげると良いもう一つの理由ですが、ズバリ栄養素です。具体的には、まずこのスイカには「βカロテン」が豊富に含まれています。(カロチンじゃないですよ。) このβカロテンは、犬の体内でビタミンAに変換されて免疫力をアップさせる効果があるんですね。

 

 さらに、スイカにはこのβカロテンの他にも、カリウムなどが含まれていますが、このカリウムには利尿作用があり、体内の不要なナトリウム(老廃物)を体の外に出す働きがあるそうです。

 

 あと、シトルリンという成分にも注目ですよ。このシトルリンは、スイカやきゅうりなどの野菜に含まれるアミノ酸の一種なんですが、血流が良くなるので皮膚トラブルの解消に繋がるんです。

 

 さらにさらに! ここでは紹介しきれないほど様々なビタミンなども含まれているそうですよ! なので、このスイカは犬にも人間にもどちらにもおススメなんですね。”本当にスイカってすごいな~”と感心してしまいます。

 

 話を戻しまして、ここまでで、”スイカを犬に食べさせてあげたい”と思った方もいらっしゃると思いますが、やはり気になるのはその食べさせ方ですよね。種や皮などはどうすれば良いのでしょうか?

 

 という訳で、早速その辺について詳しく調べて見たところ、まず種については消化に良くないので、なるべく取り除いた方が良いそうですね。大型犬ならば問題なく消化するかもしれませんが、小型犬はうまく消化できずに消化器官に詰まってしまう恐れがありますので、出来るだけ食べさせないようにしましょう。

 

 それと、スイカの皮についてですが、こちらはまず外皮は固く喉に詰まらせてしまう恐れや農薬が付いている恐れがありますので、食べさせないようにした方が良いそうです。

 

 次に外皮と果肉の間の白い部分ですが、こちらは犬が喜んで食べるようであれば、食べさせても問題ないそうです。むしろ、先ほどご紹介した「シトルリン」という栄養素が豊富に含まれているので、犬の身体にとって良いそうですね。

 

 あとは、赤い身の部分はもちろん種を取り除けばそのまま与えても良いですが、より愛犬に美味しく食べさせたいというのであれば、「スイカゼリー」という手作り食レシピなどもあるようなので、そちらを試されてみてはいかがでしょうか? (スイカゼリーについて詳しく知りたい方は以下のリンク先からどうぞ。)

犬にスイカを食べさせても大丈夫? 種は平気? 下痢の心配は?

 

犬が一度に食べても良いスイカの量とは? アレルギー!?


 

 さて、スイカには少量ながら食物繊維が含まれていますし、体を冷やす効果があるので、食べ過ぎてしまうとやはりお腹を壊してしまう恐れがあるそうです。(ちなみに、お腹を冷やしすぎないという意味では、冷蔵庫から取り出してすぐのスイカよりも、常温に近いスイカの方が良いようです。)

 

 それと、スイカには糖分が含まれています。このスイカに含まれる糖分(果糖)は、エネルギーに変わるのも早く、運動によって体脂肪の燃焼作用があるので、普通の糖に比べて健康的と言えるのですが、それでも与えすぎると体に良くないとのことですね。

 

 では実際に、一度にどの位の量を与えても平気なのでしょうか? その辺について調べてみたところ、どうやら小型犬~中型犬の場合は、1日20~30gが目安のようです。グラム数だけ見ると少なく感じるかもしれませんが、犬は人間に比べて身体が小さいので、この量でも十分みたいですね。

 

 あと、気をつけないといけないのは、犬の中にはスイカやきゅうりと言ったウリ科の植物に対して、アレルギーを持つ子も稀にいます。ですので、まだスイカを食べたことがないという場合には、最初は少量から少しずつ試して、だんだんと量を増やしていくのが良いでしょう。

 

 ちなみに、もしもこのスイカを食べてお腹を壊したり、目の充血や嘔吐などが見られたら、やはりアレルギーの可能性がありますので、すぐに病院に連れて行かれる事をおススメします。とにかく、犬に少しでも異常が見られたら、すぐに獣医さんに相談するようにしてください。

 

犬はスイカを食べても大丈夫かについての記事-おわりに-

 

 さて今回は、犬がスイカを食べて平気なのか?という部分についてを始めとして、その他にも種や皮についてや、一度に与えても良い量などについて調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 このように、このスイカは適度な量やアレルギーなどにさえ気をつければ、犬にとっての貴重な栄養源となりますので、夏場の水分補給などの意味も込めて、なるべく食べさせてあげたいですね。(もちろん、食べ過ぎには注意です。)

 

 という訳で最後に、犬が美味しそうにスイカを食べている動画を発見しましたので、こちらを紹介してこの記事を締めさせて頂きます。“シャリシャリ”と音をたてながら食べる姿は本当に可愛いですね。ぜひご覧下さい。(Youtube/Takao Nakanoさんのチャンネルより)

犬の臭覚の測定は距離じゃない!? 自由研究にお勧めの実験方法!

 

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 数人のライターが「ドキシーボーイ」と「ドキシーガール」を名乗り、このブログの管理人である"マルPAPA"の情報発信のお手伝いとして、犬関連の豆知識やお役立ち情報(主にダックスフンド)、最新の犬トレンド情報やイベント情報などを、交互に寄稿しています! (最後に、読者の方が読みやすいように、編集スタッフが文章と構成を統一化してからアップロードしています。)
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