ミニチュアダックスフンドの里親募集 東京・埼玉・大阪・宮崎は?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて皆さんは、犬を飼う方法として、ブリーダーやペットショップ以外から子犬を手に入れる方法があるのをご存知ですか?
実はタイトルの通り、里親募集の掲示板から犬を譲り受けることも出来るんですね。そんな里親募集サイトは、それぞれどのようなサイトがあって、各々どういった情報が載っているのか気になるところかと思います。
という訳で今回は、“里親募集掲示板とはなんぞや?”という部分を始めとして、その他にも、それぞれのサイトのルールや規約、それと、実際にミニチュアダックスフンドを飼う際の心得などについてご紹介して行きたいと思います。
このページの目次
そもそも里親募集掲示板ってなんだ? 何故あるの?
※画像はイメージです。
さて、近年どこへ行っても、野良犬などを見かける機会はめっきりと無くなりました。なのにも関わらず、なぜか1年間で保健所に届けられて殺処分される数は、なんと17万だそうです。(2011年調べ)
ちなみに、その数は年々減り続け、2015年には13万にまで減ったそうですが、それでも未だにこれだけの数が殺処分されているのです。では、その犬や猫たちはどこから出てくるのでしょうか?
野良犬や野良猫はすぐに保健所に連れて行かれることを考えると、野良の繁殖とは考えづらいですね。ということは、その殆どが人が飼っていた犬や猫たちということになります。
何らかの理由で飼いきれなくなったことで、捨ててしまった犬や猫たちだけでこんなにも数が膨れ上がってしまっているのです。そんな犬や猫たちは次の飼い主が見つからないと殺処分となってしまいます。
つまり、そういった事情がある人が犬を捨てたりしないように、次の飼い主さんを探せる場所を提供しているのが、この里親募集掲示板サイトとなります。
ですので、今からミニチュアダックスフンドを飼おうと思っている方は、ペットショップやブリーダーなどから買うのも良いですが、その前にちょっとこういったサイトを覗かれてみてはいかがでしょうか?(ちなみに、きちんとした血統証のミニチュアダックスフンドも中には登録されています。)
話を戻しまして、そんな「里親募集サイト」について、どのような掲示板があり、またその掲示板ごとの特徴やそれぞれのルールや里親になるための心得などが気になったので、そちらについて詳しく調べてみました。
また、この里親募集のサイトには、数件から数百件など沢山の情報を扱っている所まで色々と有りますが、今回はその中でも数多くの情報を扱っている以下3つのサイトについて、まずはご紹介したいと思います。
ミニチュアダックスフンドの里親情報掲示板~ペットのおうち~
さて、まず始めぶご紹介するのが、「ペットのおうち」という里親募集サイトですが、こちらは月間150~200万人が利用するという、とても大きなペットについての交流サイトとなっています。
それとこのサイトですが、見て分かる通り、里親募集情報以外にも、自分たちの犬の写真などを乗せてブログを書いたり、ペットを飼うにあたり質問コーナーもあり充実した内容となっています。
また、自分の犬をこちらのサイトに登録しておき、番号を付番して首輪などに取り付けていれば、迷子になった時に自分のところに戻ってくる確率が高くなります。そしてこのサイトは、犬だけでなく、猫や魚や鳥や爬虫類、その他、ありとあらゆる生き物が登録できるのです。
ちなみにこのサイトですが、実際には2011年7月より運営していて、累計投稿件数:82,995 件に対して、里親決定:52,337 件となっています。つまり、半数以上里親を見つけることが出来ているんですね。
それと、このサイトには、実際に自分で保護したり飼っているペット以外にも、保健所などに許可を貰えれば、そちらの情報も登録することが出来るようです。なので、動物の保護に興味がある方なども積極的に利用できそうですね。
さて、この「ペットのおうち」では、欲しい犬の種類ごとに簡単に検索することが出来ますが、ここに登録されているダックスフンドはどのくらいなのでしょうか?
そこで、試しに”ミニチュアダックスフンド”というキーワードで検索してみたところ、52件ほどHITしました。ちなみに、ほとんどが成犬でしたが、中には子犬などもいましたね。(以下ミニチュアダックスフンドのリンクページです。)
また、このサイトはコミュニティーサイトとなっていて、犬猫の譲渡会、勉強会などの情報も掲載されています。
- ■このサイトでのルール
2. 不妊手術を受ける事を約束できる里親を探すこと。
3. 引き渡し時に誓約書を作成しお互いが保管すること。
おおまかにまとめるとこのような内容ですが、このサイトでは他にも細かなルールがいくつかあるので、実際に利用する場合には、事前によくルールを確認する必要があります。ですが、そのおかげで譲る方も譲られる方も安心してやり取りすることが出来るので、この辺は必須ですよね。
ミニチュアダックスフンドの里親情報掲示板~ジモティー~
さて、次にご紹介するのは「ジモティー」というサイトですが、このサイトは元々、ディスカウント商品や不要品などを譲ったりする事ができるサイトのようですね。
ちなみに、調査ついでに中を覗いてみると、0円のものから、比較的高価な物まで結構ありました。(例えば、家具や自転車車のパーツ、パソコンやおもちゃなど。さらにスキルや知識まで譲りますとあるのは面白いですね。)
話を戻しまして、このジモティーというサイトの中にある里親募集のコーナーを実際に覗いてみました。いくつかの犬のメニューが有るのですが、ダックスフンドというくくりがなかったので、直接「ミニチュアダックスフンド」と入れて検索してみました。するとかなりの件数が表示されましたね。
それと、このジモティーで実際に犬を登録したり、譲り受けたりする場合ですが、まず最初に携帯番号での認証番号入力をします。その後に、免許書等の身分が証明出来る物の登録も必要で、かなり厳しい登録となっていました。
ちなみに、里親募集に関してのルールは「ペットのおうち」ほどではありませんでしたが、それでもやはり基本的な事は抑えられていますね。
- ■このサイトでのルール
2. 譲り受けたものを販売するのは禁止です。
3. 医療費は領収書を元に相談することが可能です。
4. 譲る方は、飼育環境を直接確認してから契約を結ぶこと。(動物の譲渡契約書のサンプルがありました。)
5. 動物取扱業の方は個人でも法人でも利用は禁止です。
以上このようになっています。やはり避妊・去勢手術や費用について明記されていますね。こういった事が規約に盛り込まれていると、安心して利用することが出来そうです。
ミニチュアダックスフンドの里親情報掲示板~ペットの命~
さて、最後にご紹介するのは「ペットの命」というサイトですが、このサイト、その名前の通り殺処分されてしまうペットの命を救う為に生まれたサイトです。
ちなみに、このサイトの登録の多くは、動物愛護センターに届けられた動物たちです。(具体的には、東京都動物愛護センター、神奈川県動物保護センター、横浜市動物愛護センター、川崎市動物愛護センター、千葉県動物愛護センター、栃木動物愛護指導センターです。)
話を戻しまして、こちら里親を探したい方の場合ですが、その手順としては、登録をしてから内容の確認(2~3日)をした後に公開となります。それと、こちらのサイトでは譲り受けたい方向けに、各ページでそれぞれの団体へのリンクなどが貼られていますので、そちらでその犬達の詳細情報を知ることが出来ます。
また、このサイトでは、活動の一環としてフェイスブックとも連携していますので、そちらでも保護犬情報が確認することが可能となっております。(以下fecebook情報へのリンクです。)
ミニチュアダックスフンドの里親募集で東京・埼玉・大阪・宮崎は?
さて、上記に挙げたような大きい里親募集サイト以外にも、以下のようなサイトがあります。という訳で、ザッとですが、東京・埼玉・大阪・宮崎の地域ごとにご紹介させていただきますね。
- ■東京
こちらは、東京都で動物指導センターからの引取りや、繁殖場、飼育放棄、虐待から救助した犬を保護しているサイトです。
- ■埼玉
こちらは、埼玉県の預かりボランティアをやっている方のサイトです。ミニチュアダックスフンドだけでなく、たくさんの犬がいます。
- ■大阪
こちらは、大阪を中心とした関西で犬の保護活動を行なっている方達が、実際に保護した犬の情報などを掲載しているサイトです。
- ■宮崎
こちらは、宮崎県で保護した犬や迷子の犬、譲渡したい犬を掲載しているサイトです。
という訳で、以上となりますが、犬を実際に譲り受けるには引き取りに行かないといけませんので、“遠くまで行くのはちょっと…”という方には、このようにご自分の家の近くの情報から探すと言うのもありですね。
ミニチュアダックスフンドの里親になるための心得は?
保護された犬や猫を預かっている人たちは、1つでもその小さな命を懸命に守ろうとしています。だからこそ、次に引き取って貰う飼い主の方に、去勢手術をお願いしているのです。
要するに、譲り受けた人の所でまた子犬が産まれて、更にそれを引き取る人がいないと、また殺処分の対象となってしまうからですね。
産まれた子供までキチンと面倒出来れば良いですが、数が増えれば増えるほど手がかかることになり、結果として面倒を見きれなくリスクが高くなります。なので、そういった悪循環を生まないために、去勢手術をお願いしているのです。
それと、里親となって引き取ったからには、最後まで責任を持つと言うことが大切です。これまでお伝えしたようなサイトの情報を見ていると、決して全部の犬が健康と言う分けでもありません。
何かしらの疾患を抱えていて、定期的な治療が必要な犬もいますし、また、譲り受けた時は元気でも、子犬と違い年齢も過ぎているので、早い段階で病気になるリスクも増えます。
それに、虐待されて育った犬などは、心を開いてくれるまで、新しく飼い主となる方が忍耐強く接しなければなりません。(要するに時間がかかる事となります。) なので、そういった事を全て了承したうえで、その大切な命を責任持って引き取るという心得がとても大切になって来るんですね。
ミニチュアダックスフンドの里親募集の記事-終わりに-
さて今回は、この記事を書くにあたり、数多くの里親募集掲示板情報を探しました。思っていた以上に、里親を欲している犬が沢山いるという事に驚かされましたね。
それと、今現在、年間約13万頭にも及ぶ犬猫が殺処分されているとのことで、これから飼われる方に、ペットショップやブリーダーに行く前に、是非里親になることを検討してみて欲しいとも思いました。
産まれたばかりの子犬などをペットショップから買うのもいいですが、飼い主のいない犬たちを、新しい家族として迎えてあげることも大切ですよね。(私も今現在犬を1匹飼っていますが、次飼うとすれば、こういった里親募集サイトから迎えようと思います。)
どちらにしても、一旦飼うと決めたからには、その生命が尽きるまで責任を持つということが、大切なのではないでしょうか?(当たり前のように感じますが、その当たり前が出来ていない方が多いので…。)
それと、こちらは余談ですが、熊本市は以前から殺処分「0」を掲げているそうで、何と2014年には0を達成したそうです。ですが、結局2015年には収容しきれず、その記録は1年7ヶ月でストップしてしまったそうです。
では、実際殺処分「0」というのは、本当に無理な話なのでしょうか? その辺について気になったので詳しく調べて見たところ、どうやら現状では、どんなに地方自治体が頑張っても、限界があるようです。
ではどうしたらいいのでしょうか? 根本的な解決を求めるのであれば、まず産まれてくる犬を全て戸籍のように登録していくシステムが必要になります。方法として、まず犬を飼う際に、地方自治体でのマイクロチップの埋め込みや登録を義務にして、誰が飼い主であるかというのをキチンと明確にする必要があります。
要するに、今現在厚生労働省が行っている、牛の管理と同じようなシステムの導入ですね。これが実現すれば、不用意に捨てたり保健所に入れるような飼い主も減るのではないでしょうか? そして、そういった情報を、一般社団法人などだけが管理するのでは無く、キチンと自治体側で管理する必要性があります。
あとは、実際に犬を飼う際に免許制にするとかですね。ここまでくれば、可愛いだけで安易に飼おうとする人がかなり減ると思いますから、結果的に殺処分を減らすことにも繋がって来るのではないでしょうか?
という訳で、今回は以上となります。最後までお読み頂きありがとうございました! ※ 最後に、こちらは海外のビデオですが、犬が拾われてから元気になるまでの映像を発見したので、そちらをご紹介させて頂きます。(Youtube/Hope For Paws公式チャンネルより)