ミニチュアダックスフンドの里親! 1人暮らしや共働きでは?
こんにちは、ドキシーガールです。さて最近近所を歩いていると、犬を散歩した人たちによく会います。可愛い服を来て愛らしい顔で、尚且つしっぽを振りながら歩いている姿を見ると、つい自分も”あんな風に可愛い服を着せてお散歩させたい”と思ってしまいますね。
実際に、ペットショップなどに行ったら、尚更ゲージの中から”僕を飼ってよ~”なんてつぶらな瞳で見られたらたまりませんよね。でもちょっと待って下さい。犬は生き物です。
ちょっと棚を飼うのとは訳が違うのです。犬も人間の子供ひとり育てるのと同じくらいお世話が大変です。途中で飼えなくなったりしても返品することは出来ないのです。ましてや捨ててしまうなんてことはもっての他ですよね。
それと、犬も人間と同じで1匹でいたら寂しいし、1日中狭いところにいればストレスも溜まってしまいます。なので、ただ好奇心で「ミニチュアダックスフンドが可愛いから」、という理由だけで飼うということは、とても危険なことです。
そこで今回は、里親として犬を迎えるにあたり、最低限知っておきたいことや、準備することなどについて調べてまとめてみましたので、是非参考にしてみてください!
このページの目次
里親として犬を迎えるまでに最低限知っておく事とは?
※画像はイメージです。
さて、いざ犬が欲しいと思っても、まずはしっかりと知識を得て準備をしましょう。ちなみに、その際にまず最初に確認しなければいけないこと、それは家族となったワンちゃんの生涯を最後まできちんと面倒が見られるかどうか? ということです。
ミニチュアダックスフンドはだいたい15年前後と比較的長生きをする種類ですので、自分の人生設計に合わせて、親の介護や引っ越し、子供の出産予定など、15年間きちんと最後まで面倒が見られるかどうかまず最初に検討する必要があります。
また、このミニチュアダックスフンドはとても活発な動物です。1日家の中にいたのではストレスが溜まってしまいます。ですので、毎日きちんと散歩に行く時間が取れるか確認しましょう。それがクリアーできたら以下の3つを確認して見てください。
- 1. 犬を迎えてから実際にかかる費用を知る。
- 2. いざという時の為に、周辺に預けられる施設があるか確認する。
- 3. 安全な環境を作るための努力をする。
という訳で、今回は、1人暮らしや共働き夫婦などを対象として、これらの3つについて、今から1つずつ詳しく見ていくことにします。
ミニチュアダックスフンドを迎えるにあたりかかる費用は?
さて、犬を里親募集サイトや保護施設から譲り受けたからといって、全くお金がかからないという訳ではありません。最初に揃えるものや予防接種や維持費など、結構な金額がかかります。なので、自分の収入を見て可能かどうか考えましょう。
犬を飼う時にかかる費用
・混合ワクチン(1万~3万円前後)
・狂犬病予防接種(3,000円~8,000円前後)
・登録費等(3,500円~4,000円程度)
最初に揃えるもの(2万円~3万円前後)
・トイレトレイ・シート(場合によってはオムツ)
・テーブル・お皿(お皿はフードを入れるものと水を入れる物2つ)
・首輪(胴輪)やリード
・歯ブラシ・歯磨きジェル
・ブラシ(スリッカーブラシなど)
・おもちゃ(ボールやロープなど)
上記以外で1年でかかる費用
・シャンプーなどの衛生用品(1万前後)
・トリミング約4万前後
それ以外に去勢不妊手術を行う場合
・メスの場合 (5万円~8万前後)
という訳で以上ですが、こうやってみると結構お金がかかるんですね。今申し上げたものは最低限にかかる金額で、これ以外にも保険に入る場合はその保険料、病気などで獣医さんにかかる時の費用などもあります。
1人暮らし・共働きの人がいざという時に利用出来る施設は?
さて、1人暮らしの人や共働き夫婦の場合は、日中仕事などに行っていて家を留守にすることが多いですよね。なので、その間犬をどうするか決めておく必要があります。
残業の多い仕事や不定期な勤務状況であれば、犬の保育園など日中の預りOKのところもありますので、近所で預けられるところがあるか調べておいても良いですね。
また、その費用も調べて、1ヶ月でだいたいどのくらいの頻度で預けるかなども合わせて計算しましょう。また、どうしてもやむを得ない状況の時に、1日預けられるドッグホテルなどがあるかも調べておくとよいでしょう。
もちろん、そちらに預ける場合も費用がかかりますので、合わせて事前に確認しておくと良いですね。(以下のようなペット情報のポータルサイトから検索することも出来ます。)
ちなみに、このように近所に預けられる施設があって、金銭的にも預ける余裕があれば大丈夫ですが、そうでない場合はもう一度犬を飼うかどうか考え直しましょう。
特に子犬の場合は最初に愛情と適度な愛情を受けて育つことがしつけにも繋がります。最初の大事な期間のほとんどを1匹で過ごすのは犬が育つ上で大変危険です。それに、日中家の中にいさせておくとしても、ゲージに入れない場合は、色々なものがいたずらされて大変なことになる可能性だってあります。
なので、一人暮らしや共働きで家を開ける事の方が多いご家庭の場合は、子犬がある程度成長するまで、犬の保育園などの預かり所に預ける必要があるんですね。
ちなみに、こちらは余談となりますが、わが家も昔犬を買っていた時に、基本的には専業主婦の母親が一緒で聞き分けのいい元気な犬でした。ですが、たまに朝早くから夜遅くやむなく外出をすると、帰って来た日には部屋中の色んな物がかじられていたり、わざとトイレ以外でおしっこをしたりされたものです。
それでも、きちんと丁寧に悪いものは悪いと教えていましたが、思っている以上に手のかかる存在なのです。ましてや家を開ける事が多ければ、尚更ですね。だからこそプロに頼むべきなのです。
共働きの夫婦が犬を迎える際に事前に決めておくことは?
1人暮らしの人は相手に頼らない分、基本預かり所やペットホテルを利用する以外は、全部自分一人でお世話をします。ですが、共働き夫婦などの場合は、その辺の線引が曖昧になりがちです。
なので、夫婦お互いが協力し合って犬の面倒を見る必要があるので、まずはそもそも二人共が犬を買うことに賛成かどうか確認します。どちらかが反対であれば、片一方が世話をする形になるので、飼うのはやめた方がいいでしょう。
そして、お互いが犬にアレルギーがないかを確認したり、結婚したばかりであれば、これから子供を作る予定等もあると思いますから、犬と一緒に生活できるかどうかを事前に確認しましょう。
話を戻しまして、これらの部分がOKでしたら、それに合わせて、具体的なお世話や餌の時間、それと散歩の時間など、どちらがどのようにやるか役割分担しておきましょう。もちろん、初めからきっちりとしたルールを決めなくても構いませんが、大体のルールを作っておく事に越した事はないです。
里親として犬を迎えるまでに最低限準備すべき環境は?
まずは室内環境を整えましょう。1人暮らしの人は特に1人でいる分、自分の好きなところに好きなものを出しっぱなしにしてしまっている傾向があります。
なので、刃物やビニールなどを始めとして、お菓子、ティッシュの箱、電源コードなど、犬が容易に届きそうな場所に置かないようにしましょう。(電源コードについては配線カバーとか使うと良さそうですね。それか棚の後ろに隠して下さい。)
※ケーブルモール(配線カバー)/角型6本収納/1mブラウン
それと、ゲージなど犬が寝る場所を事前に決めておきましょう。電化製品の近くや、物音がうるさいところに置くのは、犬が落ち着けないので☓です。また、日中飼い主がいる場所で目が届着やすい場所に置きましょう。
あとは、トイレをどこにするか事前に決めます。最初は広範囲にトイレシートをして、徐々に犬が良くオシッコやうんちをする場所を見つけて、最終的にはそこに置くようにします。それと、その他については以下のような感じとなります。
・暖房器具は、ひっくり返ると犬が怪我をしたり火事になったりする恐れがあるので止めましょう。(エアコンにします。)
・フローリングなどは、犬が滑って腰を悪くする恐れがあるので、マットなどを敷きます。(以下のようなタイプがおススメですね。)
※タイルカーペット/洗濯OK/ペット対応/ずれないマット
ミニチュアダックスフンドの里親の記事-終わりに-
さて今回は、一人暮らしの方や共働き夫婦が里親として犬を迎える際に、最低限注意すべき点などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ちなみに、私の友人が結婚したあと、旦那さんと共働きでしたが犬を飼っていました。その頃は子供もいなかったので、犬を飼おうということになったらしいのですが、なんせ共働きだった為、昼間は犬がひとりぼっちでした。
そして、その頃は帰りも遅い日が多かったようで、最初の内は毎日頑張っていた散歩も、いつしか週末だけになってしまったとのことです。そして、その犬は、ストレスからかよく吠えるようになり、最後には人を噛むようになってしまいました。
更に追い打ちをかけて、腫瘍が見つかり手術をしたりもしたようです。もう、飼えないと思った時に、ちょうど旦那さんともうまく行かなくなり、私の友人は離婚をして実家に戻りました。
そして、自営業の彼女の実家でその犬は毎日散歩もするようになり、見違えるように元気に回復しました。おかげで、無駄吠えがなくなり、また人に噛み付いたりすることも無くなったそうです。
このように、犬を飼うということは、毎日お散歩にも連れていかなければストレスになりますし、それが攻撃性を増させる事もあります。大型犬に限らず小型犬でも小さいスペースではストレスになりますので、せめて2日に1回は外に連れ出したいものです。
そのためには、まず”自分が犬の面倒をしっかりと見る”という認識をしっかりと持つ必要があります。それと、一緒に住む家族がいるのであれば、きちんと事前に話し合うことが大切なのです。
さらに、仕事帰りや仕事前などに、キチンと犬の散歩を毎日する事が出来るでしょか? 最初のうちは散歩することが出来ても、それを継続させる必要があります。その間もきちんと世話ができるかどうか覚悟があるか自分自身確認しましょう。
という訳で、最後に、「犬を飼うということは、人1人育てるのと同じこと」です。毎日手入れをしてあげて、きちんと面倒を見てあげて下さいね。※ペットを守ろうと有名人たちが宣言しているビデオをご紹介しますので、是非御覧ください。(Youtube/ANNnewsCH公式チャンネルより)