海外に行く人は狂犬病の予防接種をした方が良い!? 料金は?

 

 こんにちはマルPAPAです。さて、最近ではあまり聞く機会が少なくなった「狂犬病」ですが、犬を飼われている方は、この狂犬病の予防接種をきちんとされていますか?

 

 実は、厚生労働省の調査によると、飼い犬の狂犬病予防接種率は、平成5年までは登録している犬のうち99%以上が接種していたそうですが、年々減少傾向にあり平成27年には71%まで減っているそうです。

 

 この背景には、日本で発症が確認されたのが半世紀以上も前ということで、危機感が以前に比べて少なくなっているということがあるのでしょう。ですが、2013年に、同じく半世紀以上狂犬病の発症が確認されていなかった台湾で、野生のアナグマやジャコウネズミ、犬への感染が確認されたようです。

 

 ちなみに、その時は人への感染などは無かったようですが、どちらにしても予防接種率が減少している現状を鑑みると、万が一の場合に備えて自分で対策するのが一番良いですよね。

 

 という訳で今回は、感染すると恐ろしいこの狂犬病の予防接種に関する情報について色々と調べて見たので、その詳細について今から詳しく書いていこうと思います。

 

このページの目次

狂犬病ってどんな病気? 海外では感染しやすいの?


 

 さて、まず狂犬病とは、一体どのような病気でどのような症状が出るのかについて気になったので、調べてみることにしました。すると、狂犬病とは狂犬病ウィルスに感染した犬などに噛まれたり、傷口や目、口などを舐められることで引き起こされる感染症のことを言うそうです。

 

 そして、感染する可能性があるのは人間はもちろん、すべての哺乳類に可能性があるそうです。また、人から人へ感染することはないそうなので、気を付けるべきは野生の動物に噛まれたりしないようにすることのようですね。

 

 さらに、狂犬病の症状としては、風邪に似た症状や不安感、水や風が怖くなる恐水や恐風症状、興奮症、麻痺、精神錯乱などがあるそうです。そして、ワクチンを接種していない人に感染した場合は、ほぼ100%の確率で死に至ってしまうそうです。

 

 要するに、狂犬病の予防注射というと犬のみを想像しますが、人とかでも感染の危険性がある場所に行く際は、事前に予防接種をした方が良いという事ですね。

 

 ちなみに、日本ではほとんど感染の事例がありませんが、全世界では毎年5万人以上の方が狂犬病で亡くなっているそうなのです。ちなみに、その中で95%以上はアフリカとアジアで発症し、特にインド・台湾・中国などが多いそうです。

 

 確かに、海外に行くと、日本よりもはるかに多い数の犬が、道端にウヨウヨいる所などもありますよね。野生の犬ですから、いつ噛まれるかもわからないですし…。

 

 それに、日本にいる場合でも、現在は空前のペットブームで海外からの輸入も増えていますので、そこから感染してしまうという可能性もなきにしもあらずです。(この辺は検疫があるので大丈夫だとは思いますが一応。)

 

 まぁどちらにしても、海外旅行に行く際には、万が一の場合に備えて、キチンと予防接種をしてから渡航された方が良さそうですね。

 

海外旅行に行く人は必須!? 狂犬病の予防接種の料金は?

 

 さて、前項で述べた通り、感染すると恐ろしい狂犬病ですが、”事前に防ぐために予防接種をしたい”と思った時は、一体どれくらいの費用が掛かるのでしょうか? インフルエンザなら5千円~1万円程度ですよね。

 

 その辺が気になったので調べてみると、どうやら1回の料金はだいたい1万5千円くらいだそうです。ちなみに、人に対して狂犬病の予防接種を行う場合は、3回接種しなければならないそうです。なので、3回分で4万5千円程度は覚悟しておいた方が良さそうですね。

 

 しかも、3回接種する場合は、期間を半年ほど必要とするということなので、実際に海外旅行に行く際は、結構前から計画を立てる必要がありそうです。(ちなみに、急な海外出張などの場合は3回は難しいですが、その場合でも最低1回は受けておいた方が良いようです。)

 

 特に、前述したアフリカやアジアなどの諸外国へ行かれる際は、なるべく狂犬病の予防接種を受けてから行った方が良さそうですね。4万越えと聞くと”ちょっと高い…”と思ってしまいますが、それで元気に楽しい旅行が出来ると思ったら必要経費だと思います。

 

 また、旅行先で万が一野生の動物に噛まれてしまった場合には、そのまま放っておくと危ないので、念のため病院などで見てもらった方が良いでしょう。感染したウィルスは、脳からどれくらい遠いかによって潜伏期間が異なるということなので、すぐに症状が出なくとも感染している可能性もあります。

 

 そして、そのような場合でも出来るだけ早くワクチンを接種することで、感染する前にウィルスをやっつけることが出来る場合もあります。ワクチンなどを接種せずに発症してしまうと、先ほどお伝えした通り、致死率はほぼ100%という自体になってしまいます。恐ろしい…|д゚)

 

狂犬病の予防接種の記事‐終わりに‐

 

 さて今回は、狂犬病について色々と見てきましたが、いかがでしたでしょうか? 日本では一時期この狂犬病について特に気を付けようということで、飼い犬への予防接種が義務付けられる法律なども出来ましたが、最近ではほとんど聞くことがなくなりましたよね。

 

 ですが、私自身も犬を飼っているので、この記事を書いていて、改めて愛犬への予防接種を忘れずにしようと思いました。(あ! 毎年キチンとしてますからねw ペットを飼うことの責任ですから。)

 

 また、人間自体も海外旅行に行く際は、ちょっと高いですが、この狂犬病の予防接種を事前にしていった方が良いなと感じました。

 

 という訳で最後に、狂犬病の予防接種の大切さが分かる動画をご紹介して、この記事を締めたいと思います。かなり分かりやすく説明されています。(Youtube/東京都獣医師会公式チャンネルより)

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 当サイト管理人。週に20時間以上は、ひかりTVやdTVで、アニメ・映画・テレビ番組を観るという猛者。最近は「アメリカお宝鑑定団ポーンスターズ」や「カウンティング・カーズ」などにハマり中。他にも車をDIYでいじったり、まだ行ったことがない公園やドッグランなどを開拓する事が好きです。愛犬同様に"ワン"ダフルな男を自負しています。(30代半ばですがw)
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