犬の肉球がかさかさに? 赤い腫れや腫瘍が出来たらどうする?
こんにちはドキシーガールです。さて、ワンちゃんの魅力の一つと言えば、あのぷにぷにの柔らか~い肉球ですよね♪ こっそり嗅いでみると香ばしい香りがして癖になります…w( *´艸`)
そんな癒しの肉球ですが、犬にとって健康な体を保つために、非常に重要な役割を担っている部分でもあるようですね。
ちなみに、ワンちゃんと暮らしていると、肉球が冷たくなっていたり、カサカサがひどかったりすることもあると思いますが、これって一体なぜなのでしょうか? あと、どこかでケガをしたのか、赤く腫れてしまったり、腫瘍のようなものが出来たりすると、とても心配になりますよね…(゚Д゚;)
という訳で今回は、犬の肉球に現れる症状やそのケア方法などについて、詳しく調べてみる事にしました。大切なワンちゃんの体調不良のサインかもしれませんので、是非最後までお読み頂けたらと思います!
このページの目次
犬の肉球の役割とは? その仕組みについて知っておこう!
さて、人間には肉球が無いのに、どうして犬には付いているのでしょうか? その辺が気になったので、まずはこの肉球の役割について、調べて見ることにしました。
で、その結果ですが、まず一つ目は人間でいう「靴」のような役割をしているということです。ワンちゃんたちは肉球がなければ、常に素足で固い地面を歩いたり走ったりすることになります。そこで、この肉球がクッションの代わりとなり、足の裏に受ける衝撃を上手に分散させることが出来るんだそうですね。
ちなみに、生まれたばかりの時はピンク色だったのに、成長するにつれて黒くなって行くこともありますが、これは地面との摩擦で鍛えられた肉球が硬くなったり、色素沈着が起こるためだそうです。(もちろん最初から黒い場合もありますね。)
話を戻しまして、気になる2つ目の役割ですが、こちらは「汗をかく」ためだそうです。犬には人間のように沢山の汗腺がある訳で無いので、肉球にそういった役割が集中しているそうです。具体的には、肉球から汗をかくことで体内の熱を上手く逃がして、体温の調節を計っているんだそうですね。
ということで、犬の肉球には私たちに癒し効果を与えてくれるだけでなく、クッションとして衝撃を抑えたり、汗をかいて熱を逃がすという大切な役割があるという訳なんです。
犬の肉球のかさかさやひび割れのケア方法は?
さて続いては、肉球のトラブルで最も多いと言える、「カサカサ」や「ひび割れ」などについて見ていきましょう。特に、シニア犬になってくると治癒能力も衰えてくるらしく、初めはただカサカサしているだけだったのが、放っておくとひび割れや、ひどくなると血が出てきたりという事にもなるそうです…。(+_+)
という訳で、気になるケア方法についてですが、なんと衝撃の事実が発覚しました!(゚Д゚;) 実は、肉球を綺麗に保つためには、お散歩の後などに濡れタオルやウェットティッシュを使って湿らせるのは良くないんだそうです。
これはなぜかと言いますと、濡らした後に十分に乾かしきれていないと、雑菌が繁殖しやすくなるからだそうですね。さらに、乾燥の原因にもなるということですので、お散歩の後は乾いたタオルやティッシュなどで綺麗にしてあげるのが良いそうです。
よく、クリームを塗ると良いというのを耳にしますが、その他にも上記のように乾いたタオルやティッシュで拭くというだけのことで、見違えるほどカサカサが改善するそうです。う~ん、なるほどなるほど。筆者は毎回ウェットティッシュで拭いていたので、これからは乾いたタオルなどでしっかりと拭いてあげたいと思います。
ちなみに、なんとなく汚れが残っていそうな気がしてしまいますが、別に濡れていなくても、しっかりと拭いてあげる事で汚れは取れるそうですね。
犬の肉球が冷たい時にはマッサージが効果的!?
さて続いては、肉球の冷えに付いてです。よくワンちゃんを抱っこしていると、体は暖かいのに肉球だけ冷たくなっている事ってありませんか? 特に冬などの寒い時期に多いような気がします。
実はこれ、人間と同じように、ワンちゃんも血行が悪くなっていると肉球が冷たくなるんだそうですね。ですので、血行促進するために、マッサージをしてあげるのが良いそうですよ!(#^.^#)
では、どのようにマッサージするかと言うと、後ろ足の一番大きな肉球をつま先の方へ押し上げるように、グッグッグッと30回程度揉んであげると良いそうです。(片方の足が終わったらもう片方の足もやってあげましょう。)
こうすることで、血行が良くなり冷えが改善されるそうです。これなら肉球を触られるのを嫌がるワンちゃんも、気持ちよく触らせてくれるかと思うので、一石二鳥ですね♪(#^.^#)
犬の肉球の赤い腫れはケガ? それとも腫瘍? 対処法は?
さて続いては、ワンちゃんがしつこく肉球を舐めたり噛んだりしているなと思ってみてみると、肉球が赤く腫れてしまっていたりなんて事もたまにありますよね。それに、ひどくなると腫瘍のようなデキモノが出来ていることも…。これって一体なにが原因なのでしょうか?
かなり気になったので調べてみると、どうやら肉球が赤く腫れる原因としては、炎症が悪化して起こる「細菌感染」、散歩中に熱くなったアスファルトを歩いくなどして起こる「やけど」の他に、「ケガ」「アレルギー性皮膚炎」「ストレス」などが挙げられるようです。
また、肉球に腫瘍(デキモノ)が出来た場合とかですと、炎症を繰り返して出来る「肉芽」や「イボ」、「腫瘍」などが挙げられるそうです。いずれにしても、このような症状が出た場合には、ご自身での判断が非常に難しいと思いますので、出来るだけ早く動物病院に連れて行って獣医さんに診てもらいましょう。
まずはその症状が、どのような原因で引き起こっているのかを突き止めることで、早期発見と対処が出来ます。それと、獣医さんとよく相談しながら治療をしていくことで、いち早く症状を改善をしていくことが出来るかと思います。
犬の肉球のかさかさや腫瘍ついての記事‐終わりに‐
さて今回は、犬の肉球についてその役割や症状だけでなく、対処法などについても見てきましたが、いかがでしたでしょうか? ちなみに、筆者は今回の記事を書いていて、散歩の後のウェットティッシュがいけなかったというのに驚きが隠せません。なので、これからは乾いたタオルなどで、しっかりと丁寧に拭いてあげたいと思います!
という事で最後に、現役トリマーさんによる肉球のケア方法のハウツー動画を発見しましたので、そちらを紹介してこの記事を締めたいと思います。やはり肉球は濡らしちゃダメなようですね!(゚Д゚;)(Youtube/うえぽんさんのチャンネルより)