犬の躾で褒める叱るの使い分けは? 興奮を抑える方法は?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて、画面の前の皆さんは、犬の躾(しつけ)と言うと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
実際に飼われている方などは、経験者なので、”大変!”、あるいは”そんなに手がかからないかな?”など、様々かと思います。
ちなみに、犬というのは幼少期にしっかりと愛情を持って躾なければ、後々飼い主の言うことを聞かない問題犬になってしまう可能性もあるとの事ですから、注意が必要ですよ!
ですが、犬の躾と一口に言いましても、全てが思い通りに行くという訳では無いですし、よく分からない事もありますよね。
そこで今回は、犬を正しく躾ける為の重要なポイントとして、褒める又は叱るタイミングなどについて、詳しく調査してみることにしました!
また、犬が興奮して吠え続けたりした時の対処法などについても、併せてご紹介させて頂きますね^^ それではどうぞ!
このページの目次
1.犬の躾としての上手な褒め方や叱り方とは?
さて、それではまず、犬に正しく躾をする際に重要な、上手な褒め方や叱り方についてご紹介していきます。
ちなみに、躾をする上で一番重要なポイントとしては、第一に犬にとって分かりやすく接することです。なので、飼い主側の表現の仕方が重要になって来るということになりますね。
それと、叱る際は、可愛いからといって曖昧な表現で接したり、優しい言葉や態度で叱ったりしても、犬は褒められていると勘違いしてしまうので注意が必要です。
また、感情的に怒ってしまってばかりいると、今度は逆に犬が恐怖を感じてしまい、飼い主に懐くことはなくなります。そうなってしまっては、双方ともに悲しい思いをしてしまいますね。
ですので、しっかりとメリハリをつけて褒めたり叱ったりすることが大事なんですね。という訳で、さっそく今からその詳細について見て行きましょう。
では、まず始めに、正しい褒め方について、調べた結果をいくつかポイントを合わせながら、ご紹介させて頂きます。
1-1.褒められるべき行為をした時に褒めてあげる
さて、まず最初は「褒められるべき行為をした時に褒めてあげる」ということですが、これはどういう事かと言いますと、犬がちゃんと言うことを聞いてくれた時に、すぐに飼い主が褒めてあげるということです。
なので、犬がキチンと指示を聞けた後に、飼い主の所に来て顔を舐めたり、飛びかかってきたりしたとして、その時に飼い主が褒めてもタイミングが遅いようですね。
これは何故かと言いますと、犬からしてみると、褒められるべき行為と同様に、顔を舐めることや飛びかかることも、飼い主が喜んでくれていると勘違いしているからです。
ですので、お利口さんだった時は、その事がピンポイントで分かるように、すぐに褒めてあげる事が必要だという訳なんですね。とにかく、犬のやることに対して細かく対応してあげて下さい。
1-2.褒め方は言葉・スキンシップ・ご褒美の3つが基本
これも犬を飼われている方にとってはもはや常識ですが、筆者が今回調査した中で一番多かった意見としては、飼い主の言うことをキチンと聞いた後は、少しくらい大げさに褒めてあげても良いということです。
例えば、褒める時に言葉だけでなく、笑顔と一緒にめいいっぱい頭をなでたりして、感情を伝えたりするのが良いという具合ですね。(飼い主が撫でたりなどスキンシップする事によって、犬がリラックスする効果もあるとの事なので、やはり非常に大事です。)
それと、ご褒美は主におやつを与えることが多いかもしれませんが、あまり与えすぎると、今度は貰えないと分かってしまったら、急に言うことを聞かなくなる可能性もあるそうなので、その辺にも注意が必要です。
ですので、飼い主が褒める際は、「言葉だけ」・「スキンシップだけ」・「言葉とおやつ」・「スキンシップとおやつ」みたいに、いろんなバリエーションを増やしてあげると、”次はどんな褒め方をしてくれるかな?”と、犬の方が期待してくれるんだそうですよ!^^
なので、愛犬を褒める際は、ぜひこの辺を参考にして見て下さいね♪
1-3.犬を叱る時は決して感情的になってはいけない
さて次に、犬を叱る際のポイントなどについても、ご紹介させて頂きますね。まず、実際に犬を飼っていると、ついつい犬がやらかしてしまったことに対して、感情的になってしまうことがありますよね。
ですが、こと犬にとっては、遊んでいる最中に物を壊してしまったとか、周りの注目を集めたいとか、その程度の理由なので、出来るだけ感情的にならず冷静に叱る必要があります。
ですので、やってはいけないことをしたら、すぐに毅然とした態度&低い声で注意をします。それで、犬が反応して行為を止めたら、止めた事に対して褒めてあげて下さい。
それでも止めない場合は、無視をすると良いそうです。これは飼い主にとって辛いことですが、犬にとっても辛いですよね。そうすることで、反省した姿を見せたら、すぐに愛情を持って接してあげるようにすると良いそうです。
1-4.犬には絶対に体罰は与えず天罰だと思わせる!?
さて、筆者が子供の頃は、近所のおじさんが犬に対して言うことを聞かない時には、頭を叩いたりしていた記憶がありますが、現在はそういった躾をすることは、当然ながら好ましくありません。
それでも、犬が飼い主に飛びかかってきたり、吠えるのを止めないなどの困った行為をした場合は、一体どうすれば良いか困りますよね。そんな時は、体罰を与えずに、天罰だと思わせるようにしてみて下さい。
例えば、犬が飼い主にいきなり飛びかかってきたとして、その際に犬は飼い主の方(顔)に目がいっているので、その時に犬の後ろ脚を軽く叩いてみると良いそうです。(あくまでも軽くです。)
そうすることで、犬は誰が叩いたのか分からなくなり、”人に飛びかかることで何らかの衝撃が来る”というネガティブな記憶が刷り込まれますので、突然飼い主に飛びかかってきたりしなくなるそうです。
後は、お散歩中に、例えば他の犬を見て犬が吠え止まない時などの場合などありますよね。こういった場合、よく知られている方法で、手綱を横に引くという方法がありますが、その他にも効果的な方法として、犬と同じ方向を向いている時に、遠い方の足(犬が右にいれば左足)をクロスして、後ろ足を突くようにすると良いそうです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、要するにおそ松くんのイヤミの「シェー」の逆版のような感じです。(シェーは前に足を折り曲げますが、これは後ろに折り曲げます。犬からは突いた足は見えません。)
すると、犬の意識がリセットされるようですね。(それでも鳴き止まないような犬の場合は、その対象の犬を見せないと良いそうです。具体的には、相手の犬が見えないように、飼い主さんが犬の前に多い隠すように座ると良いそうです。)
ちなみに、そうした後にキチンと大人しくなったら、また褒めてあげるとかなり効果が出るようですよ^^
※ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55
2.犬の興奮を抑えるにはどうすれば良いの?
さて、これまでは、犬を躾する際の正しい叱り方や褒め方について、調べた結果をご紹介して来ましたが、最後に犬の興奮を抑える方法などについても、合わせてご紹介させて頂きたいと思います。
ちなみに、犬というのは、飼い主さんの事が大好きすぎて、興奮したり走り回ったりする時もありますよね。今回の方法は、そんな時にも有効な方法なので、ぜひ参考にして見て下さいね^^
とにかく、幼少期の頃からちゃんとしつけをすると、静かにおすわりして待ってくれたりするようになるとのことですので、子犬を飼われている方は、すぐにでも実践して見て下さい。
という訳で、今から具体的な方法をお伝えさせて頂きますが、これは何も難しい事はありません。「お座り」と「待て」を上手に使うだけなんです。
最初の内はほんの数秒かもしれませんが、徐々にその時間を長くして行き、そして尚且つ、ちゃんと待てを出来た時には、すぐに大げさに褒めてあげて下さい。
そうすることで、犬も”静かに待つことができた時に、褒められたりおやつが貰えるんだ”と分かるようになります。そうなれば成功です^^
ちなみに、この方法は単純ながら最も犬の自制心を養うのに効果があるようですよ! 飼い主さんも飼い犬がお利口になれば、気が楽になると思いますので、一石二鳥ですね!
犬の正しい叱り方や褒め方についての記事-終わりに-
さて今回は、犬の正しい躾としての褒め方や叱り方のポイントや、興奮を抑える方法などについて調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、やはり褒める時も叱る時も、タイミングを間違えないようにする事が非常に重要だという事が分かりましたね。そこを間違えてしまうと、犬との意思疎通がキチンと図れなくなりますし、躾するに際にも大変になってきます。
また、愛犬を叱らなければいけない時も、非常に辛いですが、その分ちゃんとできた時にはしっかり褒めてあげましょう。そうすればちゃんと犬にも愛情が伝わるはずです。
という訳で、今回は少々長くなりましたが、以上これにて終了します。最後までご覧頂きありがとうございました!^^
※犬を落ち着かせる為の、リラックスポーズについて解説している動画を発見したので、こちらをご紹介させて頂き、今回の記事の締めとさせて頂きます。興奮した時にとれる対応として、ぜひ参考にして見て下さい。(YouTube/井上哲之犬の動画さんの動画より)