ミニチュアダックスフンドの交配相手の探し方や事前知識は?


 

 こんにちはドキシーボーイです。さて、愛犬家の皆さんの中には、”可愛い我が子(愛犬)が生んだ子犬を見てみたい!”という方や、”育ててみたい!”と思われている方も多いのではないでしょうか?

 

 そこで気になるのは、やはり「犬の交配にはどのような基礎知識が必要で、どのような方法で行うのか?」ということです。特に、ミニチュアダックスフンドの場合、色の掛け合わせ方によっては、健康で無い子犬が産まれてくる可能性もあるんだそうですね。

 

 なので、生まれて来るワンちゃんはもちろんのこと、飼い主さんにとっても悲しい結果にならない為にも、そういった基礎的知識を事前に知っておくことは非常に重要なんですね。

 

 という訳で今回は、このミニチュアダックスの交配相手の探し方や時期などを始めとして、その他にも、交配(介助)の仕方など、事前に知っておくべきことを詳しく調べて見ましたので、ぜひ最後までご覧ください!

 

このページの目次

色が重要? ミニチュアダックスフンドの交配相手の探し方


 

 さて、ミニチュアダックスフンドを交配させる際には、まずは相手を探さなければなりませんよね。ですが、犬ならどのワンちゃんでも良いという訳ではないそうです。

 

 特に、最近ではダックスフンドとチワワを掛け合わせた「チワックス」と呼ばれるMix犬なども増えており、”違う犬種同士の掛け合わせは身体が丈夫だ”と言われることもあるようですが、こちらに関しては全くの逆なんだそうです。

 

 と言うのも、チワワの小さな体にダックスの大きな内蔵などが入っているので、子犬のうちは健康そうに見えても、成犬になるに連れて身体にかなりの負担がかかって、何かしらの病気になってしまう確率が高くなるんだそうですね。

 

 ですので、ミニチュアダックスフンドを交配するなら、やはりミニチュアダックスフンド同士が一番ということでした。(ちなみに、ダックスフンドでもミニチュア×カニンヘンなどではなく、ミニチュア同士が良いそうです。)

 

 あとは、同様に被毛なども同じ毛質同士が良いそうですね。例えば、ワイヤーだったらワイヤー同士、スムースだったらスムース同士、ロングだったらロング同士といった具合です。

 

 さらに、ミニチュア同士でも気を付けたいのが「色」だそうです。これはどういう事かと言いますと、色素が薄いダックス同士の場合だと、かなりの確率で健康ではない子犬が産まれてしまうんだそうですね。

 

 例えば、「クリーム×クリーム」や「ダップル×ダップル」の場合、目が見えなかったり耳が聞こえない子犬が産まれてしまう確率が、他の掛け合わせよりも高いんだそうです。要するに色素の薄い者同士がかけ合わせると危険という事ですね。

 

 なので、こういった場合は、基本的に「クリーム×ブラックタン」のように「薄い毛色×濃い毛色」で交配すると良いようです。もちろん、色の濃いブラックタン同士やレッド同士などは、そのまま掛けあわせてOKです。

 

 さらに、掛け合わせる2匹の色の掛け合わせがOKだったとしても、両者の母犬や父犬などの毛色でダメとなる事もあるようです。これはどういう事かと言いますと、例えばどちらかの両親にクリームが存在した場合です。

 

 この場合は、「クリーム×クリーム」という薄い色同士を掛け合わせた可能性があるので、そういった場合、その因子を引き継ぐ結果になるかもしれないので、避けた方が良いそうです。

 

 なので、血統書などを見て、少なくとも2代先位までは遡ってチェックした方が良いそうですね。その際に、毛色だけでなく、健康上の問題がないかもしっかり見ておきましょう。(遺伝的疾患などがある場合には、子犬がそれを引き継いでしまう可能性があるからです。)

 

 また、交配前には、母犬の健康診断を行って、万全の状態で望むことも非常に重要なようですね。要するに、出産に耐えられる身体なのかどうかをチェックしたり、健康的な問題が無いかどうかをチェックするということです。この辺もかなり大事ですね。

 

 ちなみに、自分で交配相手を探す場合には、ワンちゃんの為のお見合いサイトなど探せばありますが、やはり血統書はしっかりと確認しましょう。もし心配な方は、ミニチュアダックスフンドの交配に詳しいブリーダーさんなどに相談して、そちらでお願いしてみると良いかと思います。(というか、それが1番ですね。^^)

ミニチュアダックスフンドの交配の時期はいつ頃が良い?

 

 さて続いては、ミニチュアダックスフンドを交配させる場合の時期などについても調べてみました。やはり、この交配は早すぎても遅すぎても難しくなってしまいますよね。

 

 という訳で、早速その調べた結果ですが、まず雌(メス)の場合は、1年に2回ヒート(生理)があるそうで、生まれてから最初のヒートは避け、2回目以降からは交配が出来るそうです。

 

 ちなみに、最も良い時期としては、2歳を過ぎた辺りからなんだそうです。これは何故かと言いますと、1歳位だと遺伝子疾患などの病気を保有しているかどうか分からないからだそうですね。

 

 なので、理想としては2歳~6歳位までなんだそうです。(6歳以降は母犬が退治に栄養を取られて健康を損なう恐れがあるので、辞めたほうが良いそうです。それと、初産の場合は4歳までが良いそうです。)

 

 そして、雄(オス)の方はと言いますと、生後10カ月を過ぎた頃から交配が出来るようになるそうですが、なるべくこちらも遺伝疾患などの関係から、2歳を過ぎてからの方が良いそうですね。

 

 それに、2歳からの方が、落ち着きがあって成功する確率が上がるようです。(ちなみに、オス犬の理想的な交配時期は、2歳~6歳くらいまでが良いそうです。)

 

 話を戻しまして、次は交配する両者の相性についてですが、交配期に雄と雌を一緒にしてみても、中々上手く行かない場合があります。その理由には、主に以下の3つの原因が挙げられるようです。

 

 まず1つ目は、「メス犬のテリトリーで交配を行っている」ということです。これはどういう事かといいますと、犬は縄張り意識が非常に強い動物ですので、交配をする際にメス犬のテリトリーだと、オスを威嚇しちゃって上手くいかないんだそうですね。

 

 なので、特に初めての交配の際などには、オス犬側のテリトリーで行うか、どちらのテリトリーでもない場所で行った方が、上手く行く確率が上がるんだそうです。

 

 という訳で、次に2つ目ですが、「相性自体が合わない」ということが挙げられます。これについてはどうしようもないですね…。なので、メスがオスに対して”相性が合わないな~”とか、”なんかタイプじゃない”と思えば、絶対に受け入れられないんだそうです。

 

 ちなみに、こういったケースの場合は、どんなにオスのほうが頑張ってもやはり難しいそうなので、別の相手を探すしか解決策は無いようですね…。(なんだか可哀想ですが^^; もちろんその逆もあると思います。)

 

 最後に3つ目は、「両者の犬とも初めての交配」という場合です。特にミニチュアダックスフンドは胴長短足なので、交配が他の犬種よりも難しいと言われているようです。なので、こういった場合は飼い主さんやブリーダーさんが介助をすることで、上手く出来るようですね。

ミニチュアダックスフンドの交配(介助)の仕方は? 交配証明書?


 

 さて、ミニチュアダックスの交配についての基礎的な知識や、理想的な交配期などについて分かったところで、次は実際に交配を行う場合の方法などについて見ていきましょう。

 

 という訳で、さっそく具体的な内容に入りますが、まずは「自宅で行う方法」と「ブリーダーに依頼する方法」の2種類があるので、事前にどちらにするか決めておいて下さい。

 

 ちなみに、多くの方はブリーダーに任せると思いますが、ご自宅で交配を行う場合には、環境作りをしたり介助が必要な場合もあるので、その辺の基礎知識をしっかりと勉強してから行うと良さそうです。

 

 話を戻しまして、実際にご自宅で交配を行う場合の方法についてですが、前項でチェックしたように、交配しづらい環境になっていないかを確認して、そこからヒートのタイミングを見て緊張しないような場所に2匹を一緒にしてみましょう。

 

 もし、介助が必要な場合には、まず飼い主さんが正座をして、向き合うようにメス犬を飼い主さんの足の間に挟みます。そうすると、このメス犬が膝に乗ろうとするので、その際に足を少し開いてあげると良いそうです。そして、それが出来たらメス犬のお尻を少し抑えてあげると上手く行くようです。

 

 ちなみに、その後は交尾が終わると両者はおしりを向けて静かに立っているそうですね。ある程度の時間が経つと自然と離れるそうですので、それまでは放っておくと良いそうです。

 

 具体的な時間としては10分~20分ほどのようですが、長い時には1時間位のようですね。これは何故かと言いますと、オス犬の性器が外れにくい形になっているからだそうです。

 

 話を戻しまして、その後子犬の血統書を申請する為には、オス犬の飼い主さんからの「交配証明書」が必要となるそうなので、その辺は双方で確認して事前に用意しておくとスムーズかと思います。

 

 また、交配が成功して妊娠した場合には、その後20日程度経つと、母犬は食欲がなくなるなどちょっとした変化が現れるそうですので、そのような兆候が出てきたら、動物病院でエコー検査をして確認すると良いかと思います。

ミニチュアダックスフンドの交配についての記事-終わりに-

 

 さて今回は、ミニチュアダックスフンドの交配相手の探し方や交配時期などについてを始めとして、その他にも、交配の仕方などについて調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 このように、特に相手探しは子犬の生存や健康にも大きく関わってきますので、しっかりと事前に確認しておきたいところですね。また、飼い主さん同士で交配をさせる場合には、上手く行くように環境作りやタイミングなどの知識をより深めておくと、更に成功率が上がりそうです。

 

 という訳で最後に、ミニチュアダックスフンドの「姫ちゃん」の出産動画を発見しましたので、こちらをご紹介してこの記事を締めたいと思います。無事交配が成功すると、こんなにも可愛い子犬が産まれるんですね!感動ですッ!(YouTube/Sakura-channelより)

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 数人のライターが「ドキシーボーイ」と「ドキシーガール」を名乗り、このブログの管理人である"マルPAPA"の情報発信のお手伝いとして、犬関連の豆知識やお役立ち情報(主にダックスフンド)、最新の犬トレンド情報やイベント情報などを、交互に寄稿しています! (最後に、読者の方が読みやすいように、編集スタッフが文章と構成を統一化してからアップロードしています。)
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