ミニチュアダックスフンドの平均的な体重の推移は? 体重減少の原因は?


 

 こんにちは、ドキシーボーイです。さて突然ですが、大切なワンちゃんの健康状態を知るというのは、もはや飼い主として当然の義務ですよね。同じ一つ屋根の下で一緒に暮らす家族だからこそ、特に注意したいものです。

 

 ちなみに、愛犬の健康状態やコンディションなどを把握する上で、もっとも分かりやすく参考になるのが体重かと思いますが、そもそも小さな生き物ですから、何かしら体調の変化があると体重にも表れやすいですし、その変化を知ることは、かなり重要な事かと思います。

 

 なので、小さな子犬時代はもちろんのこと、シニアの年齢に差し掛かってからも、こまめに体重を測っておきたいところですよね。

 

 とにもかくにも、飼い主自身がご自分のワンちゃんについて、どのくらいのペースで、どのくらい変化なのかを知るのは、とても重要なことなのではないでしょうか?

 

 そこで今回は、ミニチュアダックスフンドの平均的な体重の推移と、体重減少の原因についてなど、筆者が気になった部分について調べて、その内容をまとめてみました!

 

 画面の前の皆さんの、大切な愛犬の健康状態を把握する為に、ぜひ最後までお読み下さいね^^ それではスタート♪

 

このページの目次

そもそも犬の体重を把握しなければならない理由とは?




 

 さて、それでは今から、ミニチュアダックスフンドの平均体重の変化と、体重減少の原因について見ていきたいと思いますが、ちょっとその前に、まず犬の体重を把握することの重要性について、少しお話したいと思います。

 

 コレを知っているかどうかで、飼い主さんの意識が大きく変わるはずなので、ぜひ読み飛ばさずに目を通して下さいね!

 

 話を戻しまして、そもそも犬の体重をキチンと把握しておかなくてはならない理由ですが、こちらまず、冒頭でお伝えしたとおり、愛犬の健康状態やコンディションなどを知る上で非常に重要だからです。

 

 それに、人間と同じように犬も、「体調の変化=体重の増減」として表れたりもしますので、だからこそワンちゃんの体重をキチンと把握しておくことは、かなり重要な事なんですね。(それは、今回のテーマであるミニチュアダックスフンドについても同じです。)

 

 ちなみに、そもそもミニチュアダックスフンドって、食欲旺盛な個体が多い犬種としても知られていますので、飼い主さんが気を付けてあげないと、すぐ肥満になってしまいます。

 

 ダックスにとって、肥満は大敵中の大敵です。なぜなら、あの胴長短足のカワイイ姿は、実は適正体重でも、身体に大きな負担がかかっているからです。

 

 それに、肥満になれば、当然その分負荷も増大し、それが原因で腰や背骨の疾患などが発症します。あとは、足が短いので、お腹がたるむと地面に擦ってしまい、皮膚が炎症を起こしてしまう可能性などもありますよね。

 

 その中でも特に、「椎間板ヘルニア」には注意して下さい。人間でも辛いこの病気ですが、ワンちゃんの小さい身体だとなおさらです。

 

 ですが、こういった病気は飼い主さんが気を付ければ防げることなので、やはりこまめに体重を把握してあげて、飼い主としての責任を果たしてあげる事が重要なのではないでしょうか?

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犬の体重ってどうやって量るの? その方法や注意点は?




 

 さて、前項で愛犬の体重を把握しておくことの重要性について学んだところで、ここでは犬の体重の量り方について見ていきましょう。案外カンタンなので、気負う必要はありませんよ^^

 

 …と、その前に1つ守るべきポイントがあるのですが、それは何かと申しますと、「毎日絶対に同じ時間に量ってあげる」ということです。

 

 これは何故かと言いますと、同じ1日の中でも、食事などで体重は増減しますから、量る時間帯がズレてしまっては意味が無いからです。なので、この部分について事前に留意しておいて下さい。

 

 話を戻しまして、では以上この点を踏まえて、今から犬の体重をどう量るかについて見て行きましょう。まずは以下をご覧下さい。

 

 

 はい、以上です。かなり簡単ですね。これならこまめに体重測定が出来そうです。(もっと言えば、体重の変化を表やグラフにまとめておくと、より管理しやすくなるのでおススメです。今はパソコンなどでスグに出来るので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?^^)

 

 ちなみに、「待て」が出来ないようなワンちゃんについては、ご褒美としてちょっとしたおやつを用意しても良いですが、愛犬の体重が既に気になっている方、またはダイエットさせているような方は、飼い主さんが一緒に抱きかかえて体重計に乗ってあげると良いでしょう。

 

 そして、表示された数値から、あなたの分だけを引けば良いのです。どちらにしても非常に簡単ですね。

 

ミニチュアダックスフンドの時期別の平均体重の推移は?




 

 さて、ここまでで、犬の体重を量る重要性と、具体的な測定の方法についてお伝えしてきましたが、それだけでは不十分です。と言うのも、適切な平均体重を知らないとどうしようもないからですね。

 

 という訳で、人間と同じように、犬の平均体重を知るということは、一定の指標であり、尚且つ健康管理のベースでもあるので、画面の前の皆さんも是非この機会に覚えてみて下さい^^ ではさっそく見ていきましょう!

 

 以下に、ミニチュアダックスフンドの時期別の平均体重をまとめておきますので、ご自分の飼われているワンちゃんの年齢に合わせて、参考にしてみて下さい。

 

■オス・メス関わらず

 

 という感じですが、いかがでしょうか? ちなみに、ミニチュアダックスフンドは生後10か月ほどで成犬となりますが、日本では4.8kg、アメリカでは5㎏が適正体重になるんだそうです。

 

 まぁでも、これはあくまでも参考基準ですし、もちろんそれぞれ体長差や骨格差などがあるので、一概には言えませんね。なので、必ず獣医師さんに、そのコの適切な体重について聞いてみましょう。

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ミニチュアダックスフンドの体重減少の原因は何なの?




 

 さて、それでは今回の最後に、ある意味一番気になる、ミニチュアダックスフンドの体重減少の原因について見て行きましょう。

 

 過度の体重増加は食事や運動を正しくすれば防げるものの、痩せてしまうのは理由が分かりづらく、不安になりますよね。キチンと食べているのに痩せてしまうのであれば、素人にはお手上げです。

 

 ちなみに、この辺について詳しく調べてみたところ、どうやらその原因はいくつも考えられるようですが、具体的には以下のような事が挙げられるようです。

 

椎間板ヘルニア

 

 こちら、前述した通り、ミニチュアダックスフンドを飼う上で最も気を付けなければならない病気の一つですが、実はこの病気にかかると、痛みで食欲がなくなってしまうワンちゃんもいるようなんです。つまり、そのせいで結果的に痩せてしまうんですね。

 

 という訳で、根本的な原因となる肥満を防ぐために、まずは食事と運動には常に気を使いましょう。

 

 それと、抱っこなどをする時は、縦に抱っこするのは厳禁です。これは何故かと言いますと、縦に抱っこすると、ヘルニアを誘発してしまうからです。

 

 想像して見て下さい。胴が長いダックスフンドを縦に抱っこしたら、お尻で支える事になりますので、必ず腰に負担がかかりますよね。なので、抱っこする際は出来るだけ横で、尚且つ胸を持つようにしましょう。

 

 また、抱っこ自体を嫌がったり、歩き方が変だと思ったら、既にヘルニアに罹っているかもしれませんので、すぐにでも病院へ連れて行ってあげて下さい。(どちらにしても、ワンちゃんの神経に異常がある証拠です。)

 

糖尿病

 

 肥満が引き起こす恐ろしい疾患として、糖尿病なども挙げられますが、こちらについても人間と同様に、犬も痩せたりなどの症状が出るようです。

 

 そしてその他にも、視力低下や脱水症状などを引き起こしたりする事もありますし、歩行困難や免疫力低下による合併症の危険性などもあります。

 

 なので、やはり肥満には特に気をつけるようにしましょう。

 

フィラリア症

 

 さて、フィラリアと言えば、蚊から伝染る細長い寄生虫として知られていますが、動物病院などに行くと、その危険性について書かれている、カレンダーなどを目にする機会がありますよね。

 

 ちなみに、このフィラリアは予防接種などで防ぐ事が出来ますが、その予防接種を怠ると大変なことになります。

 

 それは何かと申しますと、まず「血液が身体の隅々にまで届かない=栄養分が運ばれないという」という事にもなりますので、体重減少が顕著になります。また、フィラリアは犬の心臓に寄生するので、正常な血流を妨げ、最悪の場合死に至る可能性などもあります。

 

 なので、予防接種だけでなく、蚊のいる季節には、出来るだけペット用の蚊取り線香などを焚いてあげ、愛犬を蚊から守ってあげるようにしましょう。

 

ホルモン異常

 

 犬の体重減少の原因として見落としがちなのが、このホルモン異常です。特に、ミニチュアダックスフンドは甲状腺に疾患を抱えやすく、尚且つホルモンバランスが狂うことで、「食べているのに痩せる」という現象が起こる場合があるようです。

 

 ちなみに、ホルモン異常が続くと、脱毛や多尿などの症状が引き起こされる場合などもあるので、体重減少が気になり出したら、自己判断せずにスグに病院へ連れて行きましょう。

 

子宮蓄膿症

 

 この「子宮蓄膿症」は、メスの子宮に細菌が感染し、膿が溜まってしまう病気の事を指して言いますが、この病気自体が命に関わるモノのようなので、早めの処置が必要です。

 

 ちなみに、発情後少し経った頃や老犬の頃に起こりやすいんだそうですが、よく言われるのは、水ばかり飲むのにご飯を食べなくなったのを心配して、病院へ行って発覚するパターンです。

 

 なので、”最近水ばかり飲んでご飯は全然食べないな…”と感じたり、”何か痩せてきた?”と感じたら、すぐにでも病院に連れて行ってあげて下さい。

 

 という訳で、以上、ミニチュアダックスフンドによくある体重減少の原因を5つまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 いずれも日常生活に気を付けたり、病院で早期に適切な治療を受ければ解決する病気ばかりなので、やはり普段からこまめに観察する事が大事ですね。(フィラリアやフロントラインの予防薬を貰いに行くのを兼ねて、出来れば月1は通いたいところです。)

 

 それと、やはり一番は肥満に気をつけてあげてください。これだけは、本当に飼い主さんが気をつけてあげれば済む話なので、普段からキチンと食べ物や体重の管理などをされる事をオススメします。

 

 あとは、体重減少の原因を自己判断で決めつけるのだけは、絶対にやめておきましょう。あくまでも、上のまとめは参考程度の情報なので、毎日の体重測定を通じてワンちゃんの体重をしっかりと把握し、”なんか変だな”と思ったら、かかりつけの医師に相談するのを徹底して下さい。

 

ミニチュアダックスの平均体重や体重減少の記事-終わりに-

 

 さて、という訳で今回は、犬の体重を把握することの大切さや、量り方についてを始めとして、その他にも、平均的な体重の推移や体重減少の原因などについて、調べてその内容をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 少し怖いお話もしましたが、毎日適度な食事と運動で体重をキチンと管理しながら、尚且つ、定期的な診断を怠らないようにすれば、特に問題ありませんね。という訳で、ご自分が飼われている大切なワンちゃんの健康のために、ぜひ今日から実践してみて下さい^^

 

 では、本日はそろそろこの辺で記事を終わりにしたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!

 

 最後に、ワンちゃんの体重測定の様子を撮った動画を発見したので、こちらをご紹介して、この記事を締めたいと思います。飼い主さんに言われたら、ちゃんと体重計に乗って大人しくしています。よ~しよし、エライぞ~^^ (Youtube/tomy sより)

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 数人のライターが「ドキシーボーイ」と「ドキシーガール」を名乗り、このブログの管理人である"マルPAPA"の情報発信のお手伝いとして、犬関連の豆知識やお役立ち情報(主にダックスフンド)、最新の犬トレンド情報やイベント情報などを、交互に寄稿しています! (最後に、読者の方が読みやすいように、編集スタッフが文章と構成を統一化してからアップロードしています。)
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