ミニチュアダックスフンドの毛色や毛質別の性格の特徴は?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて最近、ペットとして飼われている犬の数よりも、猫の数の方が上回っているという記事を見かけました。う~ん、なんでしょうね、その原因の一端としては、やはり住環境の変化にあるのではないでしょうか?
これはどういう事かと言いますと、近年は特に都心部を中心に、一軒家よりもマンションで住む方の方が多いですから、そうなると、どうしても吠え声が響く犬などは、あまりマンションにそぐわないのかもしれませんね。
それに、そもそも賃貸契約上の理由で犬が飼えなかったり、後は飼えたとしても、やはり中型~大型犬などは、”マンション自体にあまり好ましく無い”と考える方が多いのも理由の一つなのでしょう。
まぁでも、そんな時代においても、その環境に合わせて、屋内で飼える小型犬などを飼う人などは増えていますね。街中に出ても、昔はよく柴犬など中型犬以上の犬をよく見かけたもんでしたが、最近では小型犬の方を多く見かけるようになりました。
中でも、チワワやトイプードル、ミニチュアダックスフンドなどはよく見かけますよね。(ちなみに、筆者自身もミニチュアダックスフンドなど、チャンスがあったら飼いたいなと思っている犬種の一つです。)
話を戻しまして、そんな筆者が気になっているミニチュアダックスフンドですが、なんと「毛色や毛質(毛並み)で性格が分かれる」というビックリな情報を目にしました。これって本当なのでしょうか?
そんな訳で、今回は、「そもそもこのミニチュアダックスフンドって一体どんな犬なの?」という部分を始めとして、その他にも、「本当に毛色や毛質などで性格が分かれるのか?」という気になる部分について、詳しく調べて見ることにしました!
このページの目次
そもそもミニチュアダックスフンドってどんな犬?
さて、一口にダックスフンドと言いましても、大きさ別に「スタンダードダックスフンド」「ミニチュアダックスフンド」「カニンヘンダックスフンド」の3種類があるようです。筆者は知りませんでしたが、皆さんは知ってましたか?
ちなみに、ダックスフンドはもともと猟犬として改良された品種で、穴に潜って獲物を捕りやすいように胴長短足の体形に作られた犬種のようですね。ですから、掛け合わせた品種の組合せによっては、ちょっとずつ違ってくるんだそうですよ。
話を戻しまして、この中で最初に登場したのは、最も大きいスタンダードダックスフンドで、16世紀のドイツでアナグマを捕まえる猟犬として誕生しました。大きさはだいたい体高が20センチから25センチほどで、体重が7キロから12キロほどになります。結構大きいですね。
そして、その後に登場したのがミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドで、こちらはそれぞれ「生後15か月目での身体の大きさ」で決まることになっていて、体重5キロ以下、胸囲35センチ程度のものがミニチュアダックスフンドで、体重3キロ未満、胸囲30センチ未満のものをカニンヘンダックスフンドと呼ぶことになっているそうです。
※スタンダードダックスフンド、ミニチュアダックスフンド、カニンヘンダックスフンドのサイズの違いがよく分かる写真は、こちらのリンク先からどうぞ。
まぁでも、この辺は、生まれた時に血統証でカニンヘンだったとしても、規定サイズより大きくなる事はありますし、逆にミニチュアだったとしても”成長したらカニンヘンサイズ”だったという事はよくあるようです。なので、あくまでも目安ですね。
ちなみに、このミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドは、18世紀のドイツでウサギを捕まえるために作られた品種で、アナグマよりも小さいウサギの巣穴に入れるようにと、小さい犬を掛け合わせて誕生したと言われています。
ダックスフンドは毛色や毛質によって性格が違うの?
さて、今回の要である、”ミニチュアダックスフンドは本当に毛色や毛質によって性格が違うのか?”という疑問についてですが、こちらまず毛色の方は、多くの専門家や実際に飼っている人達の意見などを見たところ、どうやら「毛色による違いはほとんどない」と考えている人の方が多いようですね。
その理由としては、「犬にとって体毛の色というのは、もともと個体差が出やすいものだから」という理由が挙げられるようです。確かに、同じ親から生まれても、結構その子ごとに色は分かれますよね。なので、そう考える方が自然なのかもしれません。
実際に、ミニチュアダックスフンドの毛色のバラエティの豊富さは、数多(あまた)の犬種の中でも、一、二を争うと言われています。
ざっと挙げるだけでも、クリーム、ブラック、チョコレート、レッド、ブルー、ブラックタン、ブラッククリーム、クリームタン、チョコレートタン、イザベラタン、ブルータン、シルバーダップル、チョコクリームダップル、ワイルドボア、マホガニーレッド、ウィートンなどの種類がいます。
一見して聞いただけでは、どれがどんな色だかわけが分からなくなってしまいそうですが、これでもまだごく一部だというのですから、本当にびっくりです。
さて、毛色と並んで、もうひとつ「ミニチュアダックスフンドの性格に関係あるんでは?」と考えられているのが、毛質(毛並み)です。ダックスフンドの毛質は大きく分けると3種類で、それぞれスムースヘアー、ロングヘアー、ワイヤーヘアーと呼ばれています。
ちなみに、先ほど毛色はそれほど性格には関係が無いと言いましたが、調べたところ、どうやらこちらはダックスフンドの性格と関係があるようです。つまり、毛質が違うとダックスフンドの性格も違ってくるということですね。
これは、毛質の違いが「品種改良の途中で掛け合わされた種類の違い」に由来するからなんだそうです。つまり、気性の強い品種を合わせれば気が強くなり、逆におとなしい品種を合わせればおとなしくなるということになりますが、やはりその具体的な詳細が気になる所ですよね。
という訳で、さっそく今からその部分を見ていきましょう。
毛質ごとのミニチュアダックスフンド性格まとめ!
さて、まずはスムースヘアーからですが、こちらはダックスフンド本来の毛質で、滑らかで艶やかな硬い短毛の品種の事を指します。好奇心が非常に旺盛で、尚且つ陽気で人懐っこい性格が特徴ですが、猟犬だけあって機敏なところもあります。
次に、スムースヘアーにアイリッシュセッターやスパニエルといった種を合わせたロングヘアーですが、こちらは柔らかく艶のあるウェーブがかった長い毛が特徴の品種です。見た目もゴージャスな感じですが、基本的にその見た通り、温和で穏やかな性格だそうですよ。
最後に残ったワイヤーヘアーは、硬くてごわごわした短い無造作ヘアーが全身を覆っており、おじいさんのようなモワッとした髭が特徴の品種です。こちら、スムースヘアーにテリアなどをかけ合わせて誕生した品種とのことで、テリア特有の勝気さなどが見られるそうです。
という訳で、以上それぞれの毛質ごとに、大体の性格情報をまとめてみましたが、もちろんこれはあくまでも参考情報なので、その個体によって性格は分かれます。(この辺は犬も人間も同じですね。)
ちなみに、毛質に関係なく共通していることは、「きちんと躾ければとても素直で良い子に育つ」という事のようです。なので、それぞれの毛質別の性格の特徴を参考にして選んで、そこからキチンと躾をして行くのがベストという事になりますね。
ミニチュアダックスの毛色や毛質別の記事-おわりに-
さて今回は、「ミニチュアダックスフンドの毛色や毛質別の性格の特徴」と題しまして、”そもそもミニチュアダックスフンドってどんなダックスフンドなの?”という疑問から、”ミニチュアダックスフンドって毛色や毛質で性格が違ってくるのか?”という気になる部分について調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
筆者は、ダックスフンドがもともと猟犬だったということは知っていましたが、大きさで3種類、さらに毛質で3種類に分類されていることや、更にそれぞれの種類ごとに性格が違ってくるとは全く知りませんでした。(特に、毛質の違いで性格が変わることにはびっくりしましたね。)
話を戻しまして、今回ダックスフンドのことを調べていたら、今までもあった「飼いたい欲」が、より一層高まってきました。なので、近々ペットショップなどに足を運んでみようと思います。^^ (画面の前の皆さんも、この記事を読んでそう思ってくれたら嬉しいです。)
ではでは、以上、ミニチュアダックスフンドの性格についての記事でした。※以下の動画は、ダックスの子犬がご飯待ちで”出してくれ~”と甘える様子を撮影したものです。なんとも可愛い姿ですね。是非ご覧下さい!(Youtube/luke mamaさんの動画より)
以下の記事もオススメです