ミニチュアダックスフンドの病気や症状別の一覧は?


 

 こんにちはマルPAPAです。さて、胴長短足という独特の見た目が特徴的で、尚且つ歩いている姿が可愛いワンちゃんと言えば、やはりミニチュアダックスフンドですよね! このダックスは室内犬としても人気が高く、飼っている方もこれから飼おうと思われている方も、沢山いらっしゃるかと思います。

 

 そんなミニチュアダックスフンドですが、やはりその体型だからこそなりやすい病気や、出やすい症状などもあるかと思います。ですが、いつまでも元気で長生きして貰う為にも、なるべくこのような病気にならないように、愛犬の体調管理をしっかりしてあげたいですよね。^^

 

 という訳で今回は、このミニチュアダックスフンドがなりやすい病気や、陥りやすい症状などについてを始めとして、その他にも、その原因や予防策などについても詳しく調べてみることにしました!

 

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ミニチュアダックスフンドの病気や症状別の一覧は?


画像はイメージです。by fhoto-ac


 

 さて、それでは早速、ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気と、それぞれの病気の症状などについて見て行きましょう。いくつか項目別にご紹介させて頂きますね。

 

1.椎間板ヘルニア

 

 さて、まずは椎間板ヘルニアについてですが、こちらはやはり、ミニチュアダックスフンドの胴長短足という特有の体型の為に発症しやすい病気で、ダックスが最もかかりやすいと言われている病気です。

 

 ちなみに、その症状としては、「元気がない」「疲れやすい」「散歩を嫌がる」「背中を撫でると痛がる」「足を引きずったりかばって歩く」「ふらつく」「自力でおしっこやうんちが出来なくなる」「麻痺して痛みを感じなくなり、後ろ足が動かなくなる」というように、その度合いによって異なるそうです。

 

 それと、椎間板ヘルニアになる原因としては、全力疾走をしたり、頻繁に階段を上り下りするなどの、激しい運動や肥満などが挙げられます。その他にも、老化に伴い椎間板への負担が増加することによって発症する事もあるそうです。

 

 また、一方では2~7歳という若齢期でも発症する事もあるようなので、若くても歩き方がぎこちなかったり、足をかばっているような仕草が少しでもみられる場合には、やはり要注意ですね。

 

 ちなみに、このヘルニアを予防する方法としては、家の中の段差を出来るだけ少なくすることと、腰に負担を掛けないようにする為に、フローリングなどの滑りやすい床の場合には、カーペットを敷くと良いですね。また、肥満を防止するために、しっかりと食事管理をすることも大切です。

 

 それと、もしもヘルニアの症状が現れた場合ですが、軽度なものであれば、運動を控えて薬などで痛みを和らげることで治療をして行きますが、重度の場合には手術が必要な場合もあるようなので、まずは獣医さんに診てもらいながら相談しましょう。

 

2.外耳炎

 

 ミニチュアダックスフンドは耳が垂れているので、外耳炎にもなりやすいです。また、それが進行してしまうと、「中耳炎」や「内耳炎」にまでなってしまう可能性もあるそうなので、すぐに対処したいですね。

 

 そんな外耳炎の症状ですが、主に「ベトベトした臭いのある耳垢が溜まる」といった症状や、「いつも耳をかいている」と症状などが挙げられます。

 

 ちなみに、外耳炎になる原因としては、細菌が耳垢に繁殖したり、ダニが耳に寄生してしまうことなどが挙げられます。それによってかゆみや痛みが伴うので、耳をかき続けてしまい炎症を起こし、そこから別の皮膚病などが併発してしまう場合もあるそうです。

 

 ですので、それらを防ぐためにも、日頃から耳垢のチェックをしてあげて、なるべく溜めないようにしてあげましょう。また、この耳掃除をご自身で行う場合には、耳垢が奥へ行かないようにする事と、皮膚を傷つけないように気を付けて行いましょう。

 

 それと、もしも異常なほど耳をかき続けるようであれば、一度病院で獣医さんに診て貰う事をオススメします。外耳炎の治療は、耳の洗浄をする方法の他に、菌などが繁殖していることが原因の場合には、抗生物質などを使ってその根源を絶つそうです。

 

3.糖尿病

 

 人間と同じように、犬も糖尿病になります。その症状としては、「のどが渇きやすく水を飲む量や多くなる」「おしっこをする回数や量が多くなる」「おしっこの色が薄くなる」「食べる量が増える」「たくさん食べているのに痩せてくる」といった症状が現れるそうです。

 

 さらに、これらの症状が悪化すると、食欲不振や嘔吐などをくり返すようになるそうです。それと、脱水症状なども表れて来るそうなので、そうなる前になるべく早めに発見してあげたいですね。

 

 また、この糖尿病は、体内で糖分を吸収する”インスリン”というホルモンが分泌されなくなる(もしくはインスリンが機能しない)といった遺伝的な要因の他にも、肥満が原因で発症すると言われているそうです。

 

 ですので、なるべく肥満にならないように、普段の食事のコントロールと適度な運動をしっかり行い、健康的な体型を維持をしてあげましょう。

 

 また、もしも糖尿病になった場合ですが、その場合は生涯に渡ってインスリン注射を接種する必要があるという事なので、症状が現れた場合には、こちらもすぐに動物病院に行って獣医さんに診てもらいましょう。

 

4.白内障

 

 さて、ミニチュアダックスフンドは目の病気にもなりやすいと言われています。その中でも、白内障になると視力が低下するので、歩き方や動作がぎこちなくなったり、よく物にぶつかったり、段差などにつまづくようになるそうです。

 

 それと、見た目的にも目が白く濁ってきたりという症状が出てくるので、悪化すると「失明」してしまうこともあるそうです。

 

 ちなみに、この白内障の原因としては、先天性な場合を除いて、外傷や糖尿病などがきっかけとなり併発する場合があるようです。それとその他にも、加齢と共に発症しやすくなっているようですね。

 

 また、白内障は事前予防が難しいようで、定期的に検診などを受け健康状態のチェックをする事で、早期発見に繋がるそうです。それと、まだ視力があるような場合には、点眼薬か内服薬を使って、進行を抑えるという治療を行っていくそうです。

 

 あとは、もしもそれだけでは生活が困難な場合ですが、そういった場合は手術をして治すという方法などもあるようですが、既に網膜が委縮してしまっている場合には、手術をしても見えるようにはならないそうなので、その辺は獣医さんとしっかり相談した方が良いと思います。

 

 また、この他にも先天性の目の病気としては、「進行性網膜委縮」という病気もあるそうです。こちらは視力が徐々に無くなっていく病気で、ゆっくりと症状が進んでいき、最後には失明してしまうそうですね…。ですが、今のところハッキリとした治療方法は無いんだそうです…。(;_;)

 

 ですので、もしそのような病気になった場合は、やはりこちらも獣医さんとよく相談しながら、出来るだけ愛犬のストレスが掛からないような生活をさせてあげられるように、しっかりとケアをしてあげましょう。

 

ミニチュアダックスフンドの病気や症状の記事‐終わりに‐

 

 さて今回は、ミニチュアダックスフンドが掛かりやすい病気についてと、それぞれの主な症状などについて調べて書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? ミニチュアダックスフンドと言えばヘルニアはよく聞きますが、他にも色々とありましたね。

 

 また、前述した通り、先天性な病気などは予防が難しいですが、ヘルニアや肥満や外耳炎などは、日頃の健康管理をしっかりとしてあげることで、予防することが出来ると思うので、特にダックスをこれから飼う方などは、今回の記事を参考にして頂いて、愛犬との楽しい生活を送って頂けると嬉しいです。

 

 それでは最後に、椎間板ヘルニアを患ったワンちゃんたちに、鍼治療を施すという内容について触れている動画を発見しましたので、そちらをご紹介して今回のこの記事を締めたいと思います。手術ではなく鍼で治療するという方法もあるのですね。元気になって良かった!^^ (Youtube/animalチャンネルより)

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 当サイト管理人。週に20時間以上は、ひかりTVやdTVで、アニメ・映画・テレビ番組を観るという猛者。最近は「アメリカお宝鑑定団ポーンスターズ」や「カウンティング・カーズ」などにハマり中。他にも車をDIYでいじったり、まだ行ったことがない公園やドッグランなどを開拓する事が好きです。愛犬同様に"ワン"ダフルな男を自負しています。(30代半ばですがw)
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