ミニチュアダックスフンドの歯や目や耳の病気はどの様なものがある?
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こんにちは、ドキシーガールです。さて、ミニチュアダックスフンドといえば、日本でも特に人気の室内犬ですが、この犬種のかかりやすい病気ってご存じですか?
あらかじめかかりやすい病気が分かれば、早めに治療することが出来ますし、それに、その後の愛犬との生活も大きく変わってきます。なので、今からしっかりとポイントをしっかり抑えておきましょう。
という訳で今回は、ミニチュアダックスフンドの目、耳、歯(口)の病気についてを中心に、その症状や治し方、その他にも、予防方法や対策法などについて書いていこうと思います。
このページの目次
ミニチュアダックスフンドの目の病気の症状と治療法は?
※画像はイメージです。
さて、ミニチュアダックスフンドがかかりやすい目の病気ですが、主に2つあります。
- 1. 白内障
■症状…目の水晶体が白く濁り視力が低下する病気で、薬の影響や、外傷からこの病気になることが有ります。
■治療法…白内障は薬で治すことが出来ませんが、症状の進行を抑えることが出来ます。しかし、完全に治すためには手術になり、濁った水晶体を超音波絵取り除き、人工水晶体を挿入します。
- 2. 緑内障
■症状…緑内障の主な症状は眼圧が上昇し、目に痛みを伴います。
■治療法…眼圧を下げてあげます。一度緑内障にかかってしまうと、生涯治療することになります。それと、点眼ではなかなか治らず、手術することが多いです。視力が残っている場合にはレーザーにより治療します。
ミニチュアダックスフンドの目の病気の確認方法や対策法は?
白内障も緑内障も、かかるとなかなか治すことが難しいため、症状が出たらすぐに対応することが大切となっています。下記ポイントに注意して定期的に目をチェックしましょう。
確認の方法
まず目の中や周り、まぶたの裏も返して見てみます。その時、黒目が白くないか? (白内障の可能性あり) 目が飛び出して見えないか? 眼球が大きくなっていないか? (緑内障の可能性あり)を確認します。少しでも上記の症状が見られる場合には、病院に連れて行きましょう。
目のケア(対策法)
上記でも説明したように、普段から犬の様子を観察しておきます。特に目が赤くなっていないか確認しましょう。そして、目やになどが出ている場合はコットンで優しく拭き取ります。(まぶたの端をやさしく抑えて、目頭から目尻に向かって優しく拭いていきます。)
もし目やにが固まっていたら、コットンを湿らせて、しばらくその上で抑えてふやけてきたら優しく取り除きます。固まるほどの目やにが続く場合は、早めに獣医さんにかかりましょう。
このように、毎日ケアすることで目の病気などの変化にも気付きやすくなります。
ミニチュアダックスフンドの耳の病気の症状は?
ミニチュアダックスフンドは垂れた耳がとても愛らしく可愛いのですが、実はこの垂れた耳によって、耳の中の通気性が悪くなっています。ということは、耳の病気にもかかりやすいのです。
ちなみに、このミニチュアダックスフンドがかかりやすい耳の病気は外耳炎です。外耳道の感染症で、かゆみ・痛みなど伴います。なので、もしも愛犬が頭を強く振ったり、耳をものにこすりつけたり、片耳だけ傾けていたりしていたら、この外耳炎が考えられます。
ですが、100%外耳炎かといったらそうでは無いようで、異物が耳に入った場合も考えられるそうです。なので、とりあえずその様な症状が出たら、かかりつけの獣医さんに確認してもらいましょう。
ミニチュアダックスフンドの耳の病気の対策(対処)方法は?
普段から耳の掃除はこまめにします。外耳炎になった場合の対処法も、汚れをとり除くことになります。
- 1. 通常の掃除の方法
耳ケアー用ローションをコットンに含ませて、耳の中を軽く拭いてあげます。(耳垢は指で抑えてコットンと一緒に取ります。)
ちなみに、目安としては週1回です。ただ、綿棒は使わないようにします。乾燥している耳に綿棒を入れると耳の中を傷をつけてしまう恐れがあるからです。
- 2. 外耳炎になった場合の耳の掃除の方法
耳道洗浄液を耳に垂らしコットンで優しく揉みます。そして、そのコットンで耳に垂らした液と一緒に、汚れを吸い取ります。2~3回汚れがなくなるまで繰り返します。
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ミニチュアダックスフンドの歯の病気の症状は?
歯の病気である歯周病は、ミニチュアダックスフンドだけではありませんが、犬全般がかかりやすい病気となっています。その症状ですが、歯肉に炎症が起き、結果歯茎が腫れたり、口が臭くなったり、血が出たりします。
このような症状が出た場合は歯周病が考えられますので、なるべく早めに病院に連れて行きましょう。
ミニチュアダックスフンドの歯の病気の対策(対処)方法は?
長い間おいしく自分で食事ができるように、きちんと歯の汚れを落としてあげましょう。基本的には普段から歯磨きをするように心がけます。
といっても、最初の内は嫌がったりして中々うまく出来ないかもしれませんので、そういった場合は、歯ブラシではなく粉を含ませたコットンで汚れを拭き取ると良いでしょう。
ミニチュアダックスフンドのその他のかかりやすい病気は?
ダックスフンドは同じ家系のもの同士を交配することが多く、よって遺伝的原因の病気も多くあるそうです。また、足が短く胴が長いという特徴にも関連した病気などもあります。
糖尿病
肥満と遺伝により起こりやすい病気で、膵臓からのインスリン供給が少なくなり、糖の濃度が高くなる病気です。運動不足によりなることがあります。
膀胱結石
膀胱の中で結石ができる病気です。尿の出が悪かったり、血尿が出たりします。
膝蓋骨脱臼 (しつがいこつだっきゅう)
膝の皿が外れます。ミニチュアダックスフンドは溝が浅く外れやすいそうですね。
後天性パターン性脱毛症
原因が不明で、左右対称に脱毛になります。他の皮膚病と間違えやすいので注意が必要です。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
水を沢山飲み、尿がたくさん出るようになります。また異常な食欲で太り、左右対称の脱毛が起こることも。進行すると神経障害になります。
ヘルニア
こちらはダックスフンドが一番なりやすい病気と言われていますね。椎間板が脊髄にぶつかり、痛みを伴います。主な症状としては、後ろ足を引ずるなどがあります。
ミニチュアダックスフンドの歯や目や耳の病気の記事-終わりに-
さて、犬がかかる病気も、実は人間と同じようなものが挙げられます。人間もきちんとお手入れをしていないと、すぐにそこからバイキンが繁殖して、病気や風邪の原因となってしまいますね。
犬も同じようにきちんと手入れしてあげないと、そこから病気になってしまいます。ということで、毎日きちんと清潔にしてあげて、そしていつもと違うところがないかチェックすることを忘れずに継続的に行いましょう。
また、おおまかに7歳頃から癌(がん)にかかりやすいとの事で、その辺に注意が必要です。それと、13歳くらいからは認知症になることもありますので、その時期になったら特に注意してあげましょう。
という訳で、今回は以上になります。※以下、今回の記事とは関係ありませんが、遺伝性の疾患である「SRA」という病気について説明している動画を発見したので、ご紹介しておきます。(Youtube/SOLさんの動画より)
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