犬の車酔い! よだれを垂らしたり吐く時などの対策法は?
こんにちはドキシーガールです。さて、犬を飼っている皆さんは、愛犬と一緒に車に乗ってお出掛けする事もあるかと思います。ですが、ドライブ中にワンちゃんがよだれを垂らしたり、吐いたりしていませんか? それは、もしかすると、「車酔い」のサインかもしれません。
このように、せっかくの楽しいドライブのはずが、ワンちゃんにとって苦しい時間になってしまっては可哀想ですよね。なので、完璧とまでは行かないにせよ、なるべく克服させてあげたいですが、人間と同じように犬にも酔い止めになるような薬などはあるのでしょうか? (アロマが良いって聞いたことがあるような…。)
という訳で今回は、ワンちゃんと一緒にドライブを楽しめるように、犬の車酔いの症状や原因などについてを始めとして、その他にも、防止対策について詳しく調べて見ることにしました。
このページの目次
犬の車酔いの症状とは? よだれを垂らしたり吐く?
※画像はイメージです。(フリー素材サイトfhoto-acより)
さて、まずは犬が車酔いをした時には、どのような症状が現れるのかについて見ていきましょう。それを知っておくことで、いち早く対応してあげることが出来ますよね!
で、早速調べてみると、主な症状としては「嘔吐」、「頻繁にあくびをする」、「心細そうに鳴く」「そわそわして落ち着きがない」、「よだれを垂らす」と言うものが挙げられるそうです。
また、その他にも「震える」、「キョロキョロする」、「吠える」などの症状も現れるそうなので、車で出かける際には、ワンちゃんからそのようなサインが出ていないか、確認してあげましょう。
どうして犬は車酔いするの? 原因を知って対策しよう!
さて、前項で犬の車酔いの症状について分かったところで、次はどうして車酔いをするのかその原因を探ってみましょう。(この原因を探ることで、どのように対策すれば良いか分かるはずです!)
で、早速こちらも調べてみた結果ですが、まず車酔いには大きく分けて「精神的ストレス」、「匂い」、「振動」という3つの原因が挙げられるそうです。
という訳で、1つ目の「精神的ストレス」ですが、ワンちゃんにとって車は非日常の空間です。しかも、行き先もどれくらいの時間乗っているのかも分からない状態で連れていかれるので、不安や緊張、恐怖心でいっぱいになり、ストレスがかかってしまうみたいですね。
ですので、車の中を非日常から日常にしてあげることで、ストレスを軽減することが出来ます。ちなみに、その方法は至って簡単で、いつも家の中で遊んだり一緒にゆっくりしたりする時間を、車の中で再現するだけで良いそうです。
そうすることで、「車の中は楽しい所なんだ!」、「落ち着ける場所なんだ!」とワンちゃんに感じて貰うことが出来、尚且つ「嫌な場所」から「好きな場所」に変えることが出来るそうです。(要するに、プラスのイメージに持っていくという事ですね。)
具体的には、いつも家の中で遊んでいるおもちゃなどを、車の中に置くと良いでしょう。あとは、いつも家で使っているカドラーや毛布などを置いても、落ち着けて良いかと思います。(その他にも、特に出かける用事が無い時でも、車に慣れさせる為に、一緒にただ車内で寝たりするだけでも効果があるでしょう。)
それとこの他にも、いきなりの長距離ドライブはワンちゃんの精神的ストレスに繋がる可能性がありますから、まずは近場のドライブから慣れさせてあげて下さい。もちろん、愛犬の負担を考えて、急ブレーキや急加速なども控えて下さいね。
という訳で、次に2つ目の「匂い」についてですが、こちらは私たちも他の人の車に乗った時などに感じることがあるのではないでしょうか? 好きな匂いだと良いですが、そうでなかったときは結構辛いですよね…w(筆者はココナッツ系の強めの香りが苦手です。^^;)
それに、犬の嗅覚は人間よりもはるかに優れていますので、匂いには敏感です。何よりも、タバコや香水、車内の芳香剤や食べ物の匂いなどが混ざると、ワンちゃんにとっては耐え難い刺激臭になってしまっているのです。
そこで、ワンちゃんを車に乗せる前には、出来るだけ車内の匂いを取り除きましょう。その際には、消臭スプレーなどを使うと手軽に対策出来ます。特に、ヒノキチオールのスプレータイプのものなら体に優しい成分で作られているので、ワンちゃんにとっても、私たちにとっても安心して使うことが出来るので良いそうですよ。
※ペット消臭スプレーまもるくん/ひのきの香り/除菌・消臭・防虫・心身リラックス
ですが、やはり車内をなるべく良い匂いにしたいという方もいらっしゃると思います。そんな時には、車内で少量のアロマを焚いたり、アロマローションを使ってマッサージなどをするという事を続けていると、だんだんとその匂いをかぐと、愛犬がリラックスする事を覚えるようになるんだそうです。
また、実際に車で走る際には、鼻先がちょっと出るくらいで良いので、少し窓を開けてあげましょう。そうすることで、常に新鮮な空気を取り込むことが出来るので、車酔い対策になります。(それに、動くたびに変化する外の匂いをかぐことで、飽きる事なく乗っていることが出来るそうです。)
それと、最後に「振動」についてですが、私達にとって車の揺れというのは些細なものですが、犬にとってはそうではありません。何故なら頭が座席に近い(または触れている)からですね。なので、犬にとっては非常に大きな揺れがずっと続いている状態なので、心地良いとは言えません。
という訳で、愛犬と一緒に出かける際には、こまめに休憩を挟んで、外の空気を吸ったり外で遊んだりしながら、出来るだけ負担を掛けない様にしてあげましょう。また、車内ではドライブボックスに入れたり、誰かの膝の上で抱っこしたり撫でてあげることで、振動を抑え安心させてあげることが出来るそうです。
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犬の車酔い防止! 酔い止めなどの薬ってあるの?
さて、ここまで色々と見てきましたが、やはりワンちゃんによっては、どのような方法を使っても車酔いしてしまう場合ってありますよね…。そこで、筆者が気になったのは、「犬にも人間のように酔い止めがあるのか?」 ということです。
で、ズバリこちらについてですが、どうやら動物病院で犬用の酔い止めを処方してくれるそうですね。なので、まずはかかりつけの獣医さんに相談してみましょう。(ちなみに、この酔い止めの効き目には個体差があるということなので、飲んだからと言って必ずしも効く訳ではないということだそうです。)
それと、薬というとなんとなく躊躇してしまう事もあるかと思います。そこで、もう少し詳しく調べてみると、車酔いにジンジャーやペパーミントが良いという情報なども見つけました。
具体的にその方法を見てみると、スライスした生姜にお湯をかけて、少しだけハチミツを入れたものを冷やして飲ませるというものや、湿らせたティッシュに2、3滴垂らして袋に入れ、酔いそうになった時に嗅がせるというものでした。
また、車酔いするワンちゃんの為に作られた、オーガニックのアロマオイルなどもあり、そちらにジンジャーやペパーミントが含まれているという情報もありましたので、以下のような商品を一度試してみるのも良いかもしれませんね。
※【車酔い防止】犬用ドライブアロマ 60ml
犬の車酔いについての記事‐終わりに‐
さて今回は、犬の車酔いについて、その原因や症状についてを始めとし、その他にも、有効な対策方法などについても見て来ましたが、いかがでしたでしょうか? 出来ることならワンちゃんにもドライブの楽しさを感じて欲しいですよね!
という訳で最後に、ポチたまでお馴染みの「旅犬まさはる君」が紹介する、車酔い対策の動画を発見しましたので、そちらをご紹介してこの記事を締めたいと思います。さすがいつも旅をしているだけあって、車の中にいる姿が様になりますね!(^^)(Youtube/pochitama公式チャンネルより)