犬が歯周病でくしゃみ!? 悪化させない為の予防法や治療法は?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて先日、「3歳以上の犬や猫の約80%以上は歯周病にかかっている」という驚愕のニュースを発見しました。これを見た筆者は、”え、歯周病って人間だけの病気じゃないの?”と驚きましたね。(;・∀・)
ですが、よくよく考えてみると、ペットショップで犬の虫歯予防の為のおやつや、犬用の歯ブラシなどが売ってたりするのを見たことがありますので、”やはり犬も人間と同じように、口内ケアをしないと歯周病にかかってしまうのかな~”と感じました。
ちなみに、かくいう私は愛犬の口内ケアをそれほど意識的にやっていませんでしたので、この記事を見た時にかなり心配になってきましたね。それに、最近ワンコがくしゃみをする回数が多くなってきたので、その辺についても気になります。
という訳で今回は、この犬の歯周病について、その主な症状やくしゃみとの関係性についてを始めとして、その他にも、悪化させない為の予防方法や治療方法などについて詳しく調べてみることにしました。
このページの目次
犬の歯周病の主な症状とは? 悪化するとどうなるの?
さて、まずは犬の歯周病の主な症状について調べてみました。で、早速その調べた結果ですが、どうやら犬の歯周病も人間の歯周病と同じで、症状としては歯を支える骨や肉が溶けてしまうとのことですね。
それと、犬の歯周病の主な特徴としては、その症状の進行に気が付きにくいことなんだそうです。具体的には、そもそも歯周病にかかると口内にだんだんと細菌が繁殖して行くのですが、その段階では痛みを感じることも少なく、なかなか気づいてあげる事が出来ないんだそうですね。
ちなみに、歯周病の悪化に伴って、歯茎からの出血や歯がグラグラするなどの、目に見える症状が出てきてようやく初めて気づくのですが、その時には既に重度の歯周病になっているというケースが多いようです。
それに、この歯周病は、前述した通り歯を支える骨を溶かしてしまうので、最悪の場合だと歯が抜けてしまったり、歯周病菌が全身に回って、腎臓や肝臓、心臓などにも悪影響を及ぼす可能性があるんだとか…。そう考えると物凄く怖いですね。
※以下Twitterより参考ツイートを引用
うちの犬それで病院つれてったら歯周病こじれた肝臓炎で入院するハメになって
— くぼ(旧垢) (@kubokss) October 8, 2016
実家の犬が13歳で歯周病になり腎臓にも負担がT_T 13歳と高齢犬なので麻酔に抵抗あるが抜歯するか・・・。。うーん青春をともにした愛犬が辛そうなのみるのはかなしいものです。
— 番長3@グラブル弱騎空士 (@fx19851023fx) August 29, 2016
なるほど。やはり腎臓や肝臓などに負担がかかるようですね。(- -;) そう考えると、もし愛犬が歯周病にかかってしまい、しかも悪化させてしまったらと考えるとゾッとします。
という訳で、犬の歯周病は中々発見しづらいですが、やはりそのサインや症状など何かしらあるはずだと思ったので、早速その辺について詳しく調べてみることにしました。
歯周病の犬はくしゃみをするって本当? チェック項目は?
さて、さっそく、歯周病にかかった犬の主な症状などが気になったので、その辺について詳しく調べてみました。まず、歯周病の犬の主な症状としては、以下のような感じなんだそうです。
- ・口臭がきつい
- ・歯茎が赤く腫れる
- ・歯が黄色い
- ・歯が長くなったように見える
なるほど、これらの項目を見てあげれば良いのですね。ちなみに、筆者はさっそく愛犬をチェックしてみましたが、口臭はまぁそれほどでもありませんでしたが、よくよく見ると、歯が前より長く見えたり、歯茎が若干赤くなって見えるような…。(“これは一度病院に連れて行かなきゃ!”というレベルかもしれません。^^;)
ちなみに、冒頭でお伝えした通り、犬の歯周病とくしゃみには密接な関係性があるようですね。というのも、犬の歯の根っこ部分は鼻腔にも近いので、歯周病によって鼻腔炎を引き起こし、その為くしゃみや鼻水が出る事があるんだそうです。
う~ん、そうなるとウチの犬は益々怪しいです…。という訳で、実際に病院に連れて行く前に、歯周病の疑いがある犬には、一体どのような治療法があるのか?という部分について気になったので、その辺についても調べて見ることにしました。
犬が歯周病になった時の治療法は? 予防する方法は?
さて、先ほど確認したような歯周病の症状が見られたら、すぐにでも獣医さんに診てもらうのが一番ですが、出来れば治療前に一度理解を深めておきたいところですね。具体的にはどのような治療方法があるのでしょうか?
という訳で、早速その辺について調べてみたところ、どうやら主な治療法としては、まず歯周病の原因となる歯垢(プラーク)や歯石を除去して、口内を健康な状態に戻して行くんだそうです。
※歯石除去の際には「スケーラー」という器具を使います。
ちなみに、中には暴れないように全身麻酔をしてから施術を行う事もあるんだそうですが、これは去勢手術などと同様に、麻酔で副作用が出る可能性などもありますので、その辺の危険性については事前に理解しておく必要がありそうです。
そうなると、やはり、そもそも歯周病にかからないようにするのが一番だと言えますね。普段からしっかりと予防をする必要があるという事になります。それに、歯周病は年齢を重ねるごとに、それだけリスクが高くなる病気でもありますので、やはり子犬の頃から歯磨きの習慣をつけることが大切ですね。
ちなみに、犬の歯磨きは慣れていないと結構難しいので、最初は口や歯をガーゼで拭くところから徐々に慣らしていきましょう。それと、実際の歯磨きの仕方については、以下の動画を参考にしてみて下さい。(Youtube/ワンペディア公式チャンネルより)
もちろん、歯磨き以外にも、サプリやガムなどの犬用デンタルグッズなどもありますので、歯磨きを嫌がるワンちゃんには、こういったデンタルケアグッズを試してみるのも良いですよ!
※犬用サプリメント/口臭・歯周病・歯石/無添加(食べる歯磨き革命 50g)
※ジェーピースタイル/スナック歯みがきガム/小型犬用レギュラーサイズ225g
犬の歯周病の症状や予防方法についての記事-おわりに-
さて今回は、犬の歯周病について、その主な症状や悪化させない為の初期段階でのチェック方法、さらには、治療法や予防方法などを調べてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
このように、歯周病は歯肉が溶けたり歯がボロボロになったりという見た目だけでなく、その痛みで食欲減退などの症状も起こりますから、やはりなるべくかからないようにするのが一番ですね。
ちなみに、歯周病の疑いのある我が愛犬ですが、実はもう既に病院で獣医さんに診てもらいました。その結果は………ズバリ歯周病でした…。ガーン^^;
しかし、まだ初期段階でそれほど進行していなかったようなので、比較的簡単な治療で済みましたよ! (ちなみに、愛犬のくしゃみの症状は、”歯周病とは関係なく気温の変化が原因なんだろう”と言われました。一安心です。)
話を戻しまして、それにしても今回、この歯周病について調べてみて本当に良かったです。ですので、画面の前の皆さんも、ご自分の愛犬に少しでも歯周病の疑いがあるようであれば、すぐにでも獣医師さんに診てもらう事をおすすめします!(やはり背に腹は代えられないですからね…^^;)
という訳で、今回は以上となりますが、最後に犬の歯周病の治療の一環として、実際に歯石を取る様子を撮影した動画を発見しましたので、こちらをご紹介してこの記事の締めとさせて頂きます。
飼い主としては、愛犬に歯周病で辛い思いをさせないように、日々の予防と早期発見を心がけていきたいですね。是非ご覧ください。(Youtube/ペットビレッジ動物病院公式チャンネルより)