犬の歩き方がおかしい・変な時は? 病気や異常との関係は?
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こんにちは、ドキシーガールです。さて、私は動物が大好きで、昔はいつも何かしらのペットに囲まれて生活していました。また、傍らにはいつも犬がいましたね。
ですが、そんな生活を送って来た中で、我が愛犬の歩き方とかについては、マジマジと注目したことはありませんでした。しかし、ある日ネットで『股関節に異常がある犬が増えている』という気になるトピックを発見しました、ちなみに、その記事では、なんと犬の歩き方がおかしいと分かるというのです!
これを見た私は、”犬の歩き方がおかしいと分かる? いったいどんな感じなんだろう?”という事で、今回は犬の歩き方の種類や、おかしい・変な歩き方をした時の病気などの関連性について調べて見ることにしました。そしたら、色々な事が分かってきたので、その概要を今から皆さんにも紹介しますね。
このページの目次
犬の歩き方にはどんなのがあるの? いくつか種類がある?
※画像はイメージです。今回の記事とは関係ありません。
さて、まずは犬の歩き方の種類についてですが、こちら調べてみたところ、大まかに3種類あるそうです。まずは「並歩(ウォーク)」と呼ばれるもので、四本の足がそれぞれバラバラに動いて歩きます。足の動きの順番は、左後ろ足→左前足→右後ろ足→右前足だそうです。
※以下参考動画(Youtube/taronusiより)
ちなみにこれは、ゆっくりとした歩きで、二本以上の足が地面に付いているのが特徴だそうで、足にかかる負担が少なく疲れにくいらしいんだとか。また、体重の重心移動が少ないので、胴体の揺れが少なく歩くことが出来るそうです。(散歩の時や普通に歩く時はほぼこの歩き方だそうです。)
そして、2つ目の歩き方の種類ですが、こちら「斜対歩(速足またはトロット)」と呼ばれるもので、少し早めに歩く時にこの歩き方になります。足は左後ろ足と右前足、そして右後ろ足と左前足の斜角同士の2本足がペアになって動く歩き方です。
※以下参考動画(Youtube/taronusiより)
この歩き方は歩幅が広くなるので、その分早く歩くことになります。またドッグショーで犬が歩く時はこの斜対歩で歩くそうです。
そして、3つ目の歩き方の種類ですが、こちら「側対歩(アンブル)」と呼ばれる歩き方で、大型犬がよくこの歩き方をするようです。(具体的な犬種としては、オールド・イングリッシュ・シープドッグなどです。以下の犬ですね。↓)
イメージとしては、緊張した時に手足が一緒になって前に出てしまう感じの、片方の足同士が同時に動く歩き方です。江戸時代の飛脚の”ナンバ走り”といったら分かりますでしょうか? (ちなみに、この歩き方は体が揺れるので、犬種によってはドックショーで失格になる場合があるそうです。)
※以下参考動画(Youtube/taronusiより)
そして、歩き方の他に走り方にも種類があるようなので、そちらについても今から詳しくご紹介しますね。まず一つ目は「駈歩(キャンター)」という走り方で、こちら足は右前足→左前足→左後ろ足→左前足という順番で走ります。
※以下参考動画(Youtube/taronusiより)
これは、斜対歩がスピードアップした時に自然となるスタイルで、足の一本一本がそれぞれ地面を蹴りつけて走り、どれかの足が必ず着地しているそうです。ちなみに、この時の体は上下リズミカルになって走ります。
次に、犬が一番早く走れるのが「襲歩(ギャロップ)」と呼ばれる走り方だそうで、足の動きは駈歩(キャンター)と同じく右前足→左前足→左後ろ足→左前足になりますが、大きく違うところは一瞬でも4本足すべてが宙に浮く、地面から離れる走りをすることです。
この時の犬の状態は、全身を使ってバネのように走り、体は思いっきり伸び縮みしています。スピードは速くなり、世界一瞬足の犬といわれているグレイハウンドは、なんとこの走りで時速60kmにもなるそうですよ!(ですが、この走りは一番体力を使うので、持久力はないそうです。)
※以下参考動画(Youtube/ryuichi4532より)
う~ん、こうして見てみると、犬って歩く時や走る時に、色々な種類の歩行や走り方で駆けているんですね。全然そんなことを知らなかったので、かなり勉強になりました。
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犬の歩き方で変だと思う時はどんな時なの? 症状は?
さて、このように、犬の歩き方にはいくつか種類があるということが分かりましたが、それでも”家の犬の歩き方はちょっと変だな”と感じられている飼い主さんも、中にはいらっしゃると思います。
なので、そんな時は、まずご自分の愛犬が歩いている様子をじっくりと観察してみてください。この時に、どれにも当てはまらないようなおかしな歩き方をしていれば、何か異常がある可能性が高いので、よくチェックする必要があります。
ちなみに、犬が変な歩き方をしているような時は、たいてい足にケガをしている場合が多いそうです。例えば、足をかばって歩いていたら、足の裏や爪、皮膚や関節を調べてみてください。もしケガをしていたら、すぐに病院へ連れて行ってあげましょう。
その他にも、片足でケンケンするような歩き方をしていたり、足を引きずっていたりするような場合は、骨折や脱臼、ヘルニアなどにかかっている恐れもあります。なので、このような時も自己判断せずに、すぐに獣医さんに診てもらって下さいね。
※Twitter上では犬の歩き方について沢山の人がツイートしていました。病気かどうかはツイートだけでは分かりかねますが、皆さんけっこうよく見ているんだなと感心させられましたね。(以下Twitterより参考ツイートを一部引用)
【チャウチャウの歩き方】
チャウチャウの歩様(ほよう)は竹馬のように上下にギクシャクした歩幅の短い歩き方。歩幅を広くとれず、脚の構成がまっすぐなためにそのような歩様になってしまいます。そのため「竹馬歩様」と呼ばれているんです♪— 犬のマメ知識 (@inumame_com) September 21, 2016
アイリッシュ・セッターは体長が体高より少々大きく、スピードをあげて走る際、前肢と後肢がぶつかったりしないよう、十分なスペースが確保されています。地にしっかりと足をつけ、無駄な力をかけないような歩き方をします。
— 犬博士 (@DrDogDog) August 25, 2016
https://twitter.com/wolf_y00/status/768065116608737280
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犬の歩き方がおかしい場合はどんな病気の恐れがある?
さて、前項では、犬の歩き方がちょっと変だなと思う時の症状などについて書きましたが、ここでは”どう見ても犬の歩き方がおかしい”と感じた場合の、病気との関連性について見ていきたいと思います。
という訳で、早速それぞれの病気と症状をいくつか書いたので御覧ください。
熱中症
靭帯が切れる
こういった場合はすぐに手当てが必要ですし、放置すると関節炎の原因になるので注意が必要です。なので、なるべく早めに掛かり付けの病院へ連れて行きましょう。
関節炎
関節炎の疑いがある犬は、足を引きずったり、足を触ろうとすると痛がったりします。原因としては、加齢で関節が弱る・肥満で足に負担がかかる・運動不足など原因で、関節に炎症が起こります。
ちなみに、この関節炎にかかった犬は足が痛くなるので歩かなくなります。また、この関節炎は明確な治療法が無いようなので、治療としては薬で痛みを抑えながら、なるべく進行を遅らせるようにするそうです。
股関節形成不全
ちなみに、この病気はシェパードやゴールデンレトリバーなどによく見られるようです。症状としては、運動するのを嫌がったり階段の昇り降りを嫌がったりもしますし、腰を振るように歩いたり足を痛がったりもするそうです。
また、椎間板ヘルニアや骨の腫瘍などでも、足を引きずって歩いたりするので、飼い主さんは犬の歩きをよく注意して見てみて下さいね。それと、動物病院のツイートで、犬の歩き方で病気が分かるつぶやきがありましたのでご紹介します。※以下Twitterより引用
犬にもリウマチ様の病気があります。寝起きに動きが悪かったり、歩き方がおかしい、足先が開いて指が上を向く様な足の着き方をしたり、元気・食欲がなくなる、発熱などの症状が出てきます。特に中年齢の子に多く出てきます。まだ若いのに、足を引きずり、熱っぽいと感じたら、検査を受けましょう。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) September 27, 2016
犬の歩き方の種類や病気や異常との関係-終わりに-
さて今回は、犬の歩き方がおかしい(または変な)時に、一体どのような病気や異常との関連性があるのか?という部分について、調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか? 筆者は、犬の歩行についてこれまで全く意識してなかったので、今回色々と調べてみてとても勉強になりました。
なので、画面の前の今現在犬を飼っている人なども、愛犬に異常があっても無くても、今一度歩き方に注目して見てくださいね。もしちょっとでも変わったような歩き方をしていたら、どこか異常があるのかもと疑った方がいいと思います。
という訳で、今回は以上となりますが、最後に本日の記事とは直接の関係はありませんが、とても面白い歩き方をする犬達の動画を発見しましたので、こちらを紹介して記事の締めとさせて頂きます。
こちらは素でこのような歩き方をする犬達ですが、ここに出てくる犬のほとんどが、遊んでいたりして楽しそうですね。なので、気分転換に見てみて下さい。^^(気になる動画はこちらのリンク先からどうぞどうぞ。)
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