犬のストレスの症状は吐く・下痢・震え? 皮膚病も?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて突然ですが、皆さんは日常生活の中で、犬もストレスを感じる事があるというのをご存知でしょうか?
”え? そうなの? 初めて知った”という方や、”まぁ人間もあるんだから、当然犬にもあるよね”という方など、意見は様々かと思いますが、いずれにしても日常生活において、我々人間と同様に、犬も少なからずストレスを感じながら生きているようです。
そうなると、愛犬家の皆さんとしては、”犬がストレスを感じる原因は何の?”という部分や、”どのような時に症状が現れるのか?”といった部分が、最も気になるのではないでしょうか? そういった事になるべく早く気付いてあげて、上手く対処しながらワンちゃんの生活を向上させてあげたいものですね^^
そこで今回は、犬がストレスを感じる原因にはどういったものがあるか?や、その他にも、犬のストレスで、「吐く」「下痢」「震える」「皮膚病」といった気になる症状などについて、詳しく調べてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、犬のストレス行動についてイチ早く気付けるだけでなく、気をつけるべき点などについても併せて深く知れますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!
このページの目次
犬のストレスの原因にはどのようなものがあるのか?
さて、それではまず、犬のストレスの原因には一体どのようなものがあるのかについて、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きたいと思います。
という訳で、早速その結果について見て行きたいと思いますが、まずストレスには、大きく分けて2つあるという事を知って貰いたいです。その2つとは、「心理的ストレス」と「身体的ストレス」というものです。
という訳で、まずは「心理的ストレス」についてですが、こちら代表的な物としては、「家庭内環境の悪化」などが挙げられます。これは、犬が元々集団で行動して来た事と深い関係があるようですが、いずれにせよその中で何か揉め事があると、瞬時に察知するそうですよ。
なので、例えば飼い主さん達が自分の前で口論したりしているのを見ると、犬はストレスを感じてしまうようです。あとは、イライラを愛犬にぶつけるとかも論外ですね。この辺は最も気をつけるようにしましょう。
そして次に、心理的ストレスのその他の代表的な例として、「環境の変化」などでも、犬はストレスを抱えてしまうようです。
これはどういう事かと言いますと、例えば飼い主さんに新しい家族が出来たり、新たなペットを迎えたりなど、今まで自分に向けられてきた愛情が薄れてきたと思った時に、心理的ストレスを感じてしまうようです。なので、なるべく嫉妬をさせないように、以前と変わらず接する事が大事なようですね。
また、転勤等による新居への引っ越しや、近隣で大きな工事が始まったりすると、今まで慣れ親しんで日常との相違を感じて、ワンちゃんは同様にストレスに感じるそうですよ。この辺は何となく分かりますね。
このように、「心理的ストレス」というのは、飼い主さんが中々気付きにくい部分もありますので、“(愛犬が)何かいつもと違うな”と感じた場合や、何かしらの異常が見られた時などは、なるべく早く生活環境の見直しをしたり、動物病院へ連れて行ってあげるようにしましょう。
それと、上述した内容の他にも、例えば初めて会った犬や人との触れ合いなどでも、同様にストレスを感じることがあるようなので、こちらも併せて気をつけたいものです。
これについては、もちろん個体差がありますが、特に大人しい犬や臆病な犬にとっては、なるべく苦手な事はしたくないというのが本音のようですよ。
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話を戻しまして、次に「身体的ストレス」についてですが、こちら一番問題とされているのが、「運動不足」や「過度な運動」などが挙げられます。
この2つは、一見すると相反する物でありますが、要するに運動不足も駄目だし、運動させ過ぎても駄目と言う事ですね。要は適度な運動が大事という事です。
そうしないと、犬が日常的に身体的ストレスを感じて、健康的にも悪影響を及ぼすとの事なので、注意が必要です。なので、普段から”散歩時間が短すぎないか?”や、”無理な散歩をさせすぎていないか?”等の確認は必要となりますね。
また、この他にも、犬というのは「手入れ不足」などによっても、身体的ストレスを感じる事があるようです。こちらは、例えば歯を磨く事をしなかったり、お風呂に入れてあげなかったりなどですね。この辺は、飼い主さんの責任でもありますので、定期的に行ってあげるようにしましょう。
犬のストレスの症状で吐く・下痢・震える・皮膚病?
さて次に、犬のストレスに関連したキーワードに、吐く・下痢・震える・皮膚病といった気になるキーワードが出ていたので、そちらについて調べた結果を、今から詳しくお伝えして行きたいと思います。
という訳で、まず始めに「吐く」や「下痢」といった症状についてですが、こちらについては、人間と同様に犬もストレスによって胃腸炎を引き起こす可能性があり、その結果、吐いたり下痢をしたりなどの症状が見られるようです。
ちなみに、ストレス由来の「下痢」については、特にストレスを感じた後にお腹が緩くなって起きるようですが、その際に脱水症状なども併せて引き起こしているケースなどもあるようなので、しっかり水分補給が出来ているかの確認は必要となりますね。(まぁ一番はストレスを与えない事ですが…^^;)
また、「血便」が出ていたような場合には、ストレス以外の病気などに罹ってしまったケースなども考えられる為、その場合は速やかに動物病院で診察を受けられる事をお勧めします。
それと、ストレス由来の「嘔吐」については、こちら例えば嘔吐物の色が「無色透明」であった場合、最もストレスと関係があると言われているようですよ。ちなみに、症状としては軽度の物が多いため、それ程心配は要らないとの事ですが、それでもストレスを与えないに越した事はありませんね。
また、こういった症状が何度も続いている場合、別の原因なども考えられるようなので、心配であれば、やはり早めに動物病院で診て貰った方が良いでしょう。
話を戻しまして、次に「震え」についてですが、こちらはストレスと同時に「恐怖心」や「警戒心」から起きるとも言われているようです。
特に、毎日長く家を空けている方は要注意で、例えば飼い主さんが外出しようとすると、それだけでストレスを感じて、身体を震わせるようなワンちゃんもいるみたいですね。
要するに、“自分を置いてまたどっか行っちゃうの?”と、犬は恐怖を感じて震える訳です。(その他にも、以前自身が身体を震わせた事で、飼い主さんが看病をしてくれたのを覚えていると、犬は同様に震える事があるようです。要するに、構って欲しいというサインが込められてるという訳ですね。)
という訳で、このような理由で犬は震える事がありますので、例えば出かける際などに、「行ってくるね~」などといった言葉は、絶対に掛けない方が良いでしょう。つまりは、犬に出かけるという事を、なるべく感じさせないようにするという訳ですね。
この辺の理由については、以下の記事で詳しく述べていますので、興味のある方は是非こちらもご覧になってみて下さい。(この記事では対処法なども書かれています。)
それと、犬のストレスに関連した症状で、最後に「皮膚病」についてですが、こちらについては、例えば犬がストレスを感じた時に、そのストレスを解消しようとして、自分の体を舐める事で起きると考えられています。
これは「心因性皮膚炎」と言うそうですが、いずれにしても何度も同じ箇所を舐める事で炎症を起こしてしまい、その結果「舐性皮膚炎(しせいひふえん)」という病気を発症してしまうようですね。
とにかく、一度発症するとその痒みに我慢出来なくて、また舐めてしまうという悪循環に陥りやすいそうなので、迅速な対応が必要となります。
ちなみに、なるべく早く対処するには、日頃からブラッシングや体を洗う際などに、炎症が起きていないかを確認すると良いそうですね。それと併せて、犬に対して何か日常的にストレスを与えるような事はなかったか?などの確認も、もちろん必要となります。
犬のストレスの原因や吐く等の症状について-終わりに-
さて今回は、犬のストレスの原因についてを始めとして、その他にも、気になる「吐く」といった症状や、「皮膚病」といった症状などについて詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、まずは愛犬に対して、出来るだけストレスを感じさせないような環境作りが重要となって来ますね。中には、転居や工事といった仕方がない理由もありますが、でも気をつければ直せる部分は多かったので(例えば家族の不仲等)、その点などを特に注意して頂ければと思いました。
また、ストレスによって何らかの症状が現れた場合は、速やかに対処すれば重症化せずに済むケースが殆どのようなので、こちらも併せて普段からその変化に気付けるようにして頂ければと思いました。
いずれにしても、我々人間だけでなく、なるべくパートナーである犬に対しても、ストレスフリーな生活を送らせてあげたいものですね。その為に、ぜひ今回の記事を参考にしてみて下さい!
という訳で、本日はこれにて記事を終了させて頂きたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、ストレスを抱えたワンちゃんが見せる4つの症状について、詳しく解説している動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、今回の記事で紹介していない「無駄吠え」などについても解説してくれているので、ぜひ興味のある方は併せてご覧下さいね! という訳で、ではまた会いましょう! (YouTube/rio rioより)