犬がブラッシング時に噛むし嫌がる! 対策・対処法は?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて突然ですが、愛犬家の皆さんは、ご自分の飼われている犬にブラッシングってしてあげていますか?
筆者はミニチュアダックスフンドを室内で飼っているのですが、ごくごく短毛なタイプ(スムース)なので、恥ずかしながら、飼い始めてから今まで、一度もブラッシングをしてあげていませんでした。(具体的には、コロコロで床の毛を取るついでに、身体も一緒になでるといった感じでしたね。^^;)
そして、ある日、獣医さんのところに連れて行ったときに、「短毛種でもブラッシングはした方が良いんですよ」とアドバイスされて、そこで初めてブラッシングの大切さを知ったんです。で、これからはキチンとやろうと思って道具なども一通り揃えたんですが…ここで問題発生です。
何と、愛犬にブラッシングをかけるために腕に抱えた瞬間、「逃げろ!」と言わんばかりに猛ダッシュで逃げていったのです。^^; いや~びっくりしましたよ。犬って普段あまり人の行動を見てないようで、結構見てますね。何かされるといち早く察知したのでしょう。
そんな訳で、”これではどうにもならん!”ということで、犬がブラッシングを嫌がったり噛んだ時などに、なるべく嫌がらせずにブラッシングをする方法などについて、詳しく調べて見ることにしましたよ!
それと、その調べ物ついでに、そもそも犬にブラッシングをした方が良い理由や、道具の選び方やオススメ商品などについても気になったので、今回はその辺についても詳しく調べてみました。
という訳で、筆者と同じように、”愛犬がブラッシングをする際に嫌がって逃げる…”というお悩みをお持ちの方や、”道具を噛んで困っている…”という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね! ではスタート♪
このページの目次
そもそもなぜ犬にブラッシングは必要なの? 効果は?
さて、今回の本題であるブラッシングを嫌がる犬への対処法について説明する前に、まずはブラッシングの効果について、簡単に見ていきましょう。で、筆者調べによると、どうやらブラッシングの最大の効果は、犬の健康維持に役立つということのようですね。
これはどういう事かと言いますと、毛で覆われた犬の身体は、人間に比べれば埃や虫がひっつきやすくなっています。なので、ブラシで毛を整えながら、ついた埃や虫を払い落とすことが、犬の身体を健康に保つ第一歩ということのようですね。
また、犬は普段自分の足や身体など舐めて毛づくろいをしますが、そこで毛が絡まったり毛玉が出来たりします。これらは放っておくと雑菌が繁殖する原因になるので、ブラッシングでほぐして常に清潔に保つ必要があるんだそうです。なるほど。
それと、犬にとってブラッシングの最大の効果は、皮膚のマッサージ、つまり人間でいうなら乾布摩擦の効果が期待できることです。皮膚を適度に刺激することで血行を良くし、尚且つ毛並みや肌つやを綺麗に保つ効果があるそうですよ。
あとは、健康上の理由だけであれば、トリマーさんなどのプロの方にお願いしても良いのですが、それでもブラッシングをした方が良い理由として、飼い主と愛犬とのスキンシップという点が挙げられるようです。
これは犬種にもよりますが、例えば大型犬であれば、抱っこしたり全身をなでやすい小型犬に比べて、スキンシップを図りにくいですよね。なので、ブラッシングはそういった犬達とスキンシップできる数少ない機会となるようです。
要するに、肌と肌を触れ合わせて親密になっていくのは人間と犬の間でも同じだそうなので、ブラッシングをこまめにすればするほど、より一層、信頼関係が深まっていくとのことですよ!^^
犬のブラッシングの道具でオススメの商品は?
さて、ブラッシングの効果について分かったところで、次に、ブラッシングに使われる道具をご紹介します。どれも良く使う道具ですが、犬の種類によっては使わなくても良い物などもありますので、実際に揃えるときは、トリマーさんなどに1度相談するのが良いでしょう。
という訳で、まずはスリッカーブラシです。こちらは一番使用する機会が多いのではないでしょうか? 少し硬めのピンが密集して並んでいるタイプのブラシで、毛のもつれや毛玉をほぐすのに使います。
※【当社売れ筋NO.1】マイスター ステンレスロングティスリッカー 超ソフト90
次にピンブラシです。スリッカーブラシよりもピンが柔らかめで、ほぐれた毛に繰り返し通して、埃やフケ、抜け毛などを払い落とすのに使います。
※キンペックス スーパープロ ピンブラシ #3 ロングソフト
続いてラバーブラシです。ラバーとは言っていますが、最近は柔らかめのシリコーン製のものが多いようですね。主に短毛種の犬のブラッシングに使いますが、柔軟な突起で皮膚を傷つけずに刺激を与えることができます。
※ペットアンドミー・ラバーブラシ(犬・猫用)
4つ目に、ピンが一列に並んだコームは仕上げ用です。人間の散髪でもそうですが、仕上げになればなるほど使うブラシは繊細になっていきますね。
※岡野製作所 高級両目櫛 小 ペットコーム くし
そして、あると便利なのがブラッシングスプレーです。髪を切ってもらう時は私達人間も少し髪を湿らせますが、こうすることで気持ち良く髪をとかすことができます。
※NATURAL PET ブラッシングスプレー 125ml
ちなみに、仕上げ用にふんわり香りが付いている物などもありますが、犬の好みなどもあると思いますので、実際に使う際には少しずつ試しながら使って見てくださいね。(ダメそうなら止めましょう。何しろ犬は嗅覚が鋭いので、嫌いな匂いにも敏感そうですし。^^;)
ブラッシングを嫌がる犬への対処(対策)法は?
さて、ここからはいよいよ本題です。犬がブラッシングを嫌がったら、一体どうしたらよいのでしょうか? という訳で、まずは犬がブラッシングを嫌がる理由から見ていきましょう。
で、ズバリその調べた結果ですが、まず一つ目の理由として、単純に「ブラッシングに慣れていないだけ」という事が挙げられるそうです。
これはどういう事かと言いますと、いかに愛情深い飼い主と言えど、それまでほとんどスキンシップもなかったのに、いきなり身体をべたべた触りながらブラシをかけられたら、犬がびっくりするからのようです。
確かにそう考えるとそうかもしれませんね。普段触られなれていない身体中を触られた上に、見慣れないものを近づけられたら、犬はかなり警戒しそうです。ちなみに、こういう時には、いきなりブラシを使わず、一緒に遊んでいるくらいの気持ちで、スキンシップから始めると良いようですね。
そして、ワシャワシャと毛を手でつくろったりしているうちに、少しずつブラッシングの感じがつかめてくるので、”犬も慣れたかな?”と思ったら、少しずつ様子を見ながら道具を使って行くと良いようです。
話を戻しまして、もうひとつよくある大きな理由が、「以前受けた下手なブラッシングが尾を引いている」という事です。これを判断するには、ブラシに噛みついたり威嚇したり、あるいは怯えたりと、極端な反応を示すことから分かるようです。
ちなみに、ブラシやコームの中には、とてもピンが硬いものなどもあります。毛玉の絡みつきを解消するためには、その硬さが不可欠なのですが、ヘタなブラシさばきでケガをした経験がある犬は、ブラシを見るのもイヤになってしまっているようですね。
なので、このような場合は、まずブラシ自体が怖いものではないと覚えさせるために、シリコン製のブラシをおもちゃのように触れさせてみます。遊びの中で柔らかいブラシで触ってやるのもいいかもしれません。そして、慣れてきたら、そこから初めてちょっとずつ使用するという感じがベストだそうです。
犬のブラッシングについての記事-終わりに-
さて今回は、犬のブラッシングについて、嫌がったり噛んだりする時の対処法や、ブラッシングの効果や使う道具などについて、筆者なりに調べてお伝えさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
ちなみに、冒頭でお伝えしたとおり、私の愛犬はミニチュアダックスのスムースなのですが、今現在はシリコン製のブラシでマッサージするようにブラッシングして慣れさせているところです。最初は嫌がっていましたが、大分慣れて来ましたね。^^
それと、そういえば、今回の記事でご紹介し損ねましたが、ブラッシングを嫌がる犬に対して、もうひとつ大事なポイントがあったのでご紹介します。それは何かと言いますと、「ブラッシングは楽しい」ということを覚えさせることです!
どうやって楽しいと思わせるのかと言いますと、具体的には、ブラッシングをした後におやつなどのご褒美をあげたり、いつもより長くお散歩をしたりすると良いそうです。こうすることで、”ブラッシングをすると良い事があるんだ”と犬が覚え、喜んで身体を預けてくれるんだそうですよ。^^
なので、中々ブラッシングが上手くいかないという方などは、こういった方法もぜひ試してみてはいかがでしょうか? きっといつもより上手くいくと思いますよ♪ それでは皆さんも、ブラッシングをしながら、愛犬と楽しくスキンシップを図ってくださいね! ではまた会いましょう!
※最後に、今回の記事と関連のある内容として、トイプードルにブラッシングしている動画を発見しましたので、こちらをご紹介して本日の締めとさせて頂きます。この子はすっごくおとなしく受けてますね、筆者のワンコとは大違いです^^;(YouTube/ぼん トイプードルより)