犬って白菜を生のまま食べていいの? 芯の部分は?
こんにちは、ドキシーガールです。さて皆さんは、愛犬に白菜を食べさせた経験はありますでしょうか? 確かに、白菜にはビタミン等の栄養素が含まれているので、人間同様にワンコにとっても身体には良いはずですが、実際にどのような調理方法で与えればいいのか悩んでしまいますよね。
まぁ、一番の疑問は、与える際にそのまま生で与えても問題はないか?という部分ですが、もしも何も知らずに与えて、後で愛犬に異変が起きたという事態だけは避けたい所です。あと、白菜の芯なども一緒に食べさせて、ちゃんと消化出来るのか飼い主としてはかなり気になる所ですよね。
そこで今回は、犬が白菜を生のままでも食べていいのか?という部分を始めとして、その他にも、白菜の芯の部分を一緒に食べさせてもいいのか?という事について、詳しく調べてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、白菜を食べさせる際の注意点や適量値、それと栄養素などについても深く理解出来るかと思いますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!
このページの目次
犬は生のままの白菜を食べていいのか? 栄養素や注意点は?
さて、それではまず、犬が白菜を生のまま食べてもいいのか?という部分について、詳しく調べた結果を今からお伝えして行きたいと思います。
という訳で、早速その調べた結果についてお伝えさせて頂きたいと思いますが、ちょっとその前に、まずは予備知識として、そもそもの白菜の栄養素についてご説明させて頂きます。
まず、今回調べてみて一番驚いたのは、白菜と言うのは、実は90%以上が「水分」で出来ているということです。確かに、あの食べた時の瑞々しさや、煮込んだ時の水分量の多さなどから納得出来ますが、まさかこんなにも多いとはびっくりでした(ﾟдﾟ)!
なので、水分補給の一環として、ワンちゃんに白菜をあげても良いそうですよ! (特に、あまり水を飲みたがらないワンちゃんなどにお勧めとの事ですね。)
それと、白菜という食材は、実はキャベツと比べてカロリーが低く、糖質も少ないとされています。なので、体重管理が必要なワンちゃんにとっては、ダイエットフードとして白菜を食べさせても良いとの事ですね。
更に、白菜には「食物繊維」なども含まれているようで、これはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、腸内環境のバランスを整える事が期待出来ます。
他には、白菜に含まれる「ビタミンC」が免疫力をアップさせたり、「カリウム」が腎臓の機能を高めたりして、老廃物を体外へ放出させるデトックス効果があるようですよ。
この他にも、白菜には「イソチオシアネート」という栄養素が含まれているそうですが、これは、大根やキャベツといったアブラナ科の野菜に含まれていて、免疫力を高めたり、抗がん作用の効果も期待出来るとの事です。
ただ、この「イソチオシアネート」には”甲状腺ホルモンの合成をさせない”という働きなどもあるようなので、もしも甲状腺の機能に問題を抱えているワンちゃんなどには、あまり与えない方が良いとの事ですね。白菜の良質な栄養面を享受出来ない事を考えると少し残念ではありますが、この点だけは気をつけて下さい。
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そして、今回の本題である、犬が白菜を生で食べても問題ないか?という部分についてですが、こちら結論から言いますと、「生で与えても問題はないが、出来るだけ熱を加えて茹でた方が良い」との事です。
ちなみに、これは何故かと言いますと、生のまま与えると中には消化不良を起こしてしまうワンちゃんがいるからとの事ですね。なので、愛犬の内蔵の負担を考えて、なるべく食べ易くするのがベストでしょう。
また、茹でると言っても塩分には気をつけて下さい。塩を加えると「塩分過多」になってしまうそうなので、なるべく味付けする調味料は入れずに、そのまま(素のまま)鍋に入れるようにしましょう。
それと、上記と併せて、例えば飼い主さんが鍋を食べている際に、その中に入っている白菜をあげるのは、人間にとっては薄味でも犬には塩分が多い場合も考えられるので、こちらも同じく与えないように気をつけましょう。
※余談ですが、白菜を与える際は、なるべく小さくカットしてあげると良いそうですね。そうする事で、消化がしやすくなるとの事です。(もちろん前述した通り、素のまま茹でた物を与えるようにしましょう。)
犬に白菜の芯を与えても大丈夫なのか? あげても良い量とは?
さて次に、犬に白菜の芯を食べさせても問題ないか?という部分についても調べてみましたので、その辺の結果を今からお伝えさせていただきますね。
という訳で、まずは早速結論から申し上げさせて頂きますが、こちらズバリ「食べさせても全く問題ない」との事でした。
ただ、前項でお伝えした通り、白菜を生のまま与えてしまうと、中には消化不良を起こしてしまうワンちゃんもいるとの事なので、やはりなるべく茹でてから与えた方が良いでしょうね。
確かに、白菜の芯の部分は、生だとシャキシャキして美味しそうですし、あの固い部分が好きなワンちゃんも多いかと思いますが、なるべく安全面を考慮するなら、やはり茹でて与えた方が良いと思います。
ちなみに、いくら茹でたからと言っても、芯の部分は丸飲みしてしまうと喉に詰まらせるケースもあるようなので、消化の面を考えて、なるべく食べ易い大きさに切ってあげるようにすると良いそうですよ^^
それと、茹でた際の汁には白菜の栄養素が結構含まれているとの事なので、こちら捨てずにスープとして一緒に与えると良いそうです。
話を戻しまして、この他にも個人的に、愛犬に対して白菜をどの位与えてもいいのか?という部分について気になって調べてみた所、こちらどうやら、小型犬の場合は20g程度で、中型・大型犬は40g程度が適量のようですね。
勿論、この辺は個体差はありますので、あくまで目安として考えて下さい。という訳で、まずは少量から与えると良いでしょう。(普段の食事が手作りの場合は、他の食材とのバランスを見ながら、量を調整してみて下さい。)
また、普段の食事がドッグフードOnlyのワンちゃんの場合は、野菜を急に摂取すると内蔵がびっくりするかもしれないので、最初は少しずつ混ぜてから様子を見るのがベストとの事です。
なので、もしも下痢や嘔吐等の症状が現れたら、白菜を与え過ぎのサインかもしれませんので、ちょっと量を減らしてみて下さい。
それと、中にはアレルギー反応を起こしてしまうワンちゃんなども考えられるので(白菜に関してはほぼ無いとは思いますが)、その点なども注意しながら様子を見てみましょう。特に、皮膚の湿疹や嘔吐等の症状が見られたら、すぐに病院へ行くようにして下さい。
犬は白菜を生で食べれるかや芯はOKかについて-終わりに-
さて今回は、犬は白菜を生で食べる事が出来るのか?という部分についてを始めとして、その他にも、食べる際は芯の部分も一緒に与えてもいいのか?という部分について、詳しく調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の記事で分かった事として、犬は基本的に白菜を生のまま食べても、芯の部分を食べても問題は無いとの事でしたが、でも中には消化不良や喉に詰まらせてしまうワンちゃんもいるとの事なので、安全面を考慮すると、やはり「茹で＆小さくカット」してあげると良いでしょうね。
それと、こちらも先程お伝えしましたが、白菜はアブラナ科の野菜でもあるので、特に甲状腺の病気のワンちゃんなどは気を付けて下さい。
その他にも、特定の食材にアレルギー反応を起こしてしまうワンちゃんなどもいるかと思うので、その辺にも注意して下さいね。
という訳で、今回のまとめとしては、下茹で＆小さくカットしつつ、まずは少量から食べさせるのが良いという事です。是非、この辺を参考にしてみて下さいね^^
以上、これにて記事を終了させて頂きたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、白菜と挽き肉を炒めたご飯のレシピ動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画を見ると、ワンちゃんがとても美味しそうに食べているので、手作りご飯を与える際は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか? 今まで食いつきが良くなかったワンコも変わるかも?^^ (YouTube/Guripon0608より)
