子犬の留守番はケージ(ゲージ)がいいの? 何時間だとストレス?


 

 こんにちはマルPAPAです。さて、愛犬家の皆さんの中には、”子犬を飼い始めたかはいいが、共働きだからどうしても一人で留守番させる時間が長くなっちゃう…”とお悩みの方もいらっしゃると思います。

 

 また、これから犬を飼い始めようと思っている方などは、やはり子犬の内から家族に迎えたいということで、生後2ヶ月くらいのワンちゃんを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 そのような場合、どちらにしてもやはり気になるのが、”犬は一人で何時間くらいお留守番をしていられるのか?”という事だと思います。特に、トイプードルやフレンチブルドッグなどは、比較的甘えん坊な性格の犬種だと言われていますから、ストレスなども溜まりそうですよね…。

 

 それに、留守中の間はケージ(ゲージ)の中に入れるべきか?という事や、お部屋の中を自由に動けるようにするか?という事でも迷ってしまいます。

 

 ちなみに、中にはしっかり慣れさせると、10時間近く家を空けていても大丈夫というワンちゃんなどもいるようですが、やはりその辺については個体差があるでしょうね。

 

 ですので、今回は子犬の留守番は平均何時間くらいなら大丈夫なのか?ということを中心に、慣れさせるためのポイントなどについても詳しく調べて見ることにしました!

 

このページの目次

犬は留守番がストレス? トイプーやフレブルは特に苦手?


 

 さて、まずは、そもそも犬が一人で留守番をする事自体どう思っているのかについてですが、ズバリ「苦手」だそうです。やはりアニメや映画のように、一人の時間を自由に楽しめるという訳ではないんですね。^^;

 

 ちなみに、これはなぜかと言いますと、犬の祖先は元々オオカミであり、このオオカミは群れを作って生きる動物ですから、だから一人で過ごすのが得意では無いんだそうです。

 

 よく「一匹狼」なんて言葉がありますが、あれはあくまでもそういった群れを離れて自力で生きていく様を例えただけの言葉ということで、実際には群れを作るって生きる動物なんですね。

 

 という訳で、そのような習性があるので、基本的にワンちゃんは必ずどこかのコミュニティに属している事で、安心感を得ているそうです。ですから、お留守番をすることは犬にとってとても不安なことなんですね。

 

 また、犬種によっても多少の得意・不得意があるようで、大型犬よりも小型犬の方が苦手であり、小型犬の中でも冒頭で書いたように、トイプードルやフレンチブルドッグのような甘えん坊な性格のワンちゃんは、他の犬種よりも更にストレスを溜めやすいんだそうです。

 

 そしてその結果、こういったストレスから体調を崩してしまうこともあるんだそうです。それ以外にも、色々なものを噛んだりイタズラをしたりするだけでなく、留守中ずっと吠え続けるワンちゃんなどもいるようですね。

 

生後2ヶ月の子犬は一人でお留守番をさせてもいいの?

 

 さて続いては、子犬の留守番などについても調べて見ました。まず、ペットショップなどでは、生後2ヶ月くらいのワンちゃんを見かけることも多く、それくらいから飼い始めるという方も多いかと思います。

 

 ですが、仕事などで家を開ける機会が多い飼い主さんなどは、それ位の時期の子犬を飼うのは少し難しいようです。

 

 と言うのも、生後2ヶ月くらいのワンちゃんというのは、犬にとって社会に適応するための大切な期間なので、その時期に留守番ばかりで他のワンコや人間との触れ合いをしていないと、必要以上に警戒心が強く臆病に育ってしまうからだそうです。

 

 なので、留守がちな飼い主さんなどは、ある程度社会性などが身につき始めた生後6ヶ月位からのワンちゃんを飼うのが良いそうです。もしくは、生後2ヶ月くらいでも、元々犬を飼っている方であれば、その先住犬と一緒に留守番させられるようなら大丈夫のようです。

 

 それか、どうしても子犬を飼いたいという場合、家に迎えた日から最低1~2週間位、少しずつ留守番に慣れさせる練習などをして行けば、比較的留守中も大人しく出来るようになるそうですよ。(まぁ会社員の方などは有給を使うしか無いですが…。^^;) もちろん子犬の間は、外での触れ合いなども忘れないで下さい。

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子犬の留守番は何時間が限界? 慣れれば10時間でも平気?

 

 さて、生後間もない内にお留守番をさせるのは、基本的にあまり良くないという事でしたが、やはりどうしても、仕事などの関係で留守の時間が長くなってしまうこともあるかと思います。

 

 そんな時は、前項で書いた通り、一人でお留守番をさせる練習を最低1~2週間程すれば良いという事も分かりましたが、そもそも犬によって一人でお留守番出来る時間とかに違いがありそうですよね。この辺はどうなっているのでしょうか?

 

 という訳で、早速、犬が一人でお留守番出来る時間の限界などについて調べてみたところ、どうやらやはり個体差があるということで、一概に「何時間は大丈夫!」ということは言えないようです。

 

 ですが、飼い主さんのしつけの仕方や、お助けグッズなどを利用することで、少しずつ留守の状態に慣れさせることが出来るそうですよ。なので、とにもかくにも、やはり練習が必要だという事になりますね。

 

子犬の留守番はやっぱりケージ(ゲージ)の中が良いの?


 

 さて続いては、お留守番をさせる具体的な方法などについても見ていきましょう。まず、犬を一人で留守番をさせる際に、ケージやサークルの中に入れるか?、はたまた部屋の中を自由に動けるようにするか?という部分についてですが、こちらはご想像の通りケージの中が良いそうです。

 

 これは何故かと言いますと、犬は元々穴を掘って生活している動物ということで、だから狭い所の方が落ち着くんだそうですね。また、自由に動ける範囲が広いという事は、それだけ守らなくてはいけないテリトリーが広がってしまい、その分気を張ってしまうとのことです。

 

 ですので、人間からすると狭いケージの中は一見”ちょっと可哀想…”という気もしますが、実際には狭い所の方が、ワンちゃんにとっても安心出来る環境となるようです。

 

 それと、気になるケージの大きさについては、ズバリ頭から入ってターン出来るくらいの、狭すぎず広すぎない物が良いそうですね。(具体的にはトイレトレイのスペースと、犬一匹が入れるスペースがあれば良いそうです。)

 

 また、留守中にイタズラをしないように、お留守番をさせる前には疲れすぎない程度に少し長めにお散歩をしてあげると、誰もいない間も寝ている時間が多くなり、長時間ストレスを感じずに過ごせるそうですよ。

 

 ちなみに、愛犬が留守中に楽しく過ごせるお助けグッズとしては、中に餌を入れると少しずつ出てくる「ビジーバディ」というおもちゃなどがあるようです。こちらは、どのようにしたら餌が出てくるかを学べるので、楽しく学習させられるという点でも人気のようですね。


リッチェル/ビジーバディ パピーワグルSS ベリーピンク

 

 それと、最近ではペットの見守りカメラ(いわゆるwebカメラ)という物などもあるようですね。これであれば、愛犬が留守中にどのように過ごしているか分かりますし、更に話しかけたりご褒美の餌などを与える事が出来る物などもあります。


安心ペットモニター リモカ2[中央システム技研]

 

 話を戻しまして、この他にも留守にする際には、トイレトレイ(ペットシート)などを清潔にしておくのと、十分なお水を用意しておくと良いそうです。

 

 それと、出かける前にはクッションや小物など、イタズラしたり噛みそうなものがケージ内にないか?という部分をチェックすることで、愛犬の安全と帰宅後の飼い主のストレスを取り除くことが出来るようですね。

 

 あとは、先程もお伝えした通り、ワンちゃんにいきなり長時間の留守番をさせることはかなり難しいですので、少しずつ練習して慣れさせる必要があります。

 

 その具体的な方法ですが、まずは1分、5分、10分と段階的な外出を何度も繰り返し、”飼い主さんは必ず帰ってくる”という安心感を与えます。そして、その後その時間を徐々に長くしていくことで、長時間の留守番も出来るようになるとのことです。

 

 また、飼い主さんが帰ってきた時に、ご褒美などをあげることで、”一人で待っていれば良いことがあるんだ!”と学習し、イタズラなどもせずに、一人静かにお留守番が出来るようになるんだそうですよ。

 

 ちなみに、飼い主さんが出かける際には、その合図となるような行動は取らないように気を付けてください。例えば、「○○ちゃん行ってきます」と話しかけたり、鍵の音などですね。

 

 そういった音がワンちゃんに聞こえたりすると、”あ、これから出かけるんだ…引き止めなきゃ!”と思い、愛犬によりストレスを感じやすくさせてしまうんだそうです。なので、外出の際は出来るだけ”今から出かける”という事を悟られないようにするのも、飼い主さんの務めなんだそうですね。

 

子犬の留守番についてのあれこれ-記事の終わりに-

 

 さて今回は、子犬のお留守番について、やはり一人の場合ストレスを感じるのか?という基本的な部分を始めとして、その他にも、限界時間や慣れさせる方法などについて調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 このように、飼い主さんもなるべく愛犬と沢山の時間を過ごしたいと思いますが、仕事があると中々そうにも行きませんから、今回のような知識を事前にしっかりと覚えておくというのは、やはり重要な事ですね。(自分もまた子犬を飼う機会などがあれば、もっと気をつけたいと思います。)

 

 という訳で、今回は以上となりますが、最後に犬の留守番のさせ方についての動画を発見しましたので、そちらをご紹介してこの記事を締めたいと思います。こちらは、私がお伝えした方法と多少異なりますが、大まかな部分は同じですし、更により分かりやすく具体化されてますので、ぜひ御覧ください! (YouTube/ai kawamotoチャンネルより)

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 当サイト管理人。週に20時間以上は、ひかりTVやdTVで、アニメ・映画・テレビ番組を観るという猛者。最近は「アメリカお宝鑑定団ポーンスターズ」や「カウンティング・カーズ」などにハマり中。他にも車をDIYでいじったり、まだ行ったことがない公園やドッグランなどを開拓する事が好きです。愛犬同様に"ワン"ダフルな男を自負しています。(30代半ばですがw)
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