子犬がトイレをサークルの外でする? キチンとできなくなった原因は?
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こんにちはドキシーガールです。さて突然ですが、実は母犬が子犬に対してする最初のしつけの一つが、「トイレ」なんだそうです。ですので、生後2ヶ月頃までに母犬と一緒に過ごしたワンちゃんは、自然とこのトイレが身についているらしいんですね。
ですが、そうでない子は、トイレトレイをベッド代わりにして寝てしまったり、サークルにペットシーツを敷いていても、その外でしてしまったりするなどの問題行動に出ちゃいます。
これを見ている飼い主さんの中にも、”うちの子も中々トイレを覚えてくれなくて困っている”という方もいらっしゃるのではないでしょうか? それに、やっとトイレを覚えたと思っても、何かの拍子に出来なくなったという話も良く聞きますね…。
そこで今回は、この子犬のトイレについて、サークルの外でしてしまう原因や、それまでちゃんと出来ていたのに、何故かまた出来なくなってしまった場合のしつけ方などについて、詳しく調べてみることにしました!
このページの目次
子犬がトイレをサークルの外でする? 失敗の原因は?
さて、まずは子犬がどうしてトイレを失敗してしまうのか?ということについて、その原因を調べてみました。すると、以下に挙げる3つの事柄が原因で、トイレを失敗してしまうんだそうですね。
まず1つ目は、「排泄物の匂いがする場所を全てトイレだと思っている」という事です。こちらは、以前に粗相をした場所の匂いが残っているのが原因で、だからそれらの場所を全てトイレだと勘違いしてしまうそうですね。
ちなみに、”せっかくサークルの中にトイレを作ったのに、それ以外の場所でもしてしまう…”という悩みの多くの主な原因が、これに該当するようですね。要するに、「排泄物の匂いがする=全てトイレ」な訳です。
また、飼い主さんがトイレトレイやシーツ以外の場所で片付けている様子を子犬などが見ていると、そこをトイレだと認識してしまう場合があるそうです。
ですので、トイレトレイやシーツ以外の場所で糞尿の後片付けをする際には、消臭スプレーなどを使ってしっかり消臭する事と、片付けている様子をなるべくワンちゃんに見せないようにする事が大切なようですね。
続いて2つ目の原因ですが、こちらは「トイレを失敗すると構ってもらえる」とワンコが思っているような場合です。これというのは、飼い主さんが粗相の処理をする際に、ワンちゃんを抱っこした事が原因だそうですね。
要するに、”トイレを失敗する→抱っこしてもらえる”と犬が勘違いしてしまい、トイレの場所は分かっているのに場所でするというパターンだそうです。このようにならない為には、粗相をしてもワンちゃんに構うことなく、ただ黙って処理をすることが有効な方法のようですね。
そして、最後に3つ目の原因ですが、こちらは「トイレが落ち着かない場所にある」という事です。例えば、何度も人が往復したするような場所や、大きな音が聞こえる場所などですね。
このような所では、ワンちゃんも人間と同じように気が散ってしまって上手くトイレが出来ないようです。なので、このトイレの配置場所をよく考えて、部屋の隅などのゆっくり落ち着ける場所に設置してあげるようにすると良いみたいですね。
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子犬がトイレをきちんとできなくなった原因とは?
さて、”せっかくトイレを覚えて安心していたのに、ある時期から突然失敗することが多くなって困ってる”という飼い主さんって、以外に多いんだそうです。
実はこれ、犬の思春期や反抗期などが関係しているようですね。年齢で言うと生後6ヶ月~18ヶ月頃が一般的なようですが、ワンちゃんによってその時期は様々だと言います。
ちなみに、この時期というのは、ささやかな抵抗をしたくなるお年頃だそうで、”飼い主さんがどこまで許してくれるのか?”を試しているんだそうです。その一つがトイレの失敗のようですね。(そう考えるとなんだか可愛らしく思えますがw)
ですが、それを止めさせるためには、何と言っても無視をするのが一番だそうです。飼い主さんが何かしらの反応をしてしまうと、面白がってまた同じことを繰り返してしまうようなので、失敗したときは徹底的に無視をして、成功した時などに思いっきり褒めてあげるのが良いそうです。
もう失敗しない! 子犬のトイレのしつけ方
さて、これまで子犬がトイレを失敗する原因について見てきましたが、ここからは、実際にしつけをする際のポイントや方法などについてもご紹介したいと思います。
まず、用意するものは「十分な大きさのサークル」と「エサ用のお皿」、それと「ドリンクボトル」と「ペットシート」です。ちなみに、サークルの大きさは最低成犬2頭分以上で、大きくなっても余裕で出入り出来る位の大きさが良いそうです。
具体的な最低ラインを言うと、小型犬で60cm×90cm~くらいはあった方が良いのではないでしょうか? 中型・大型犬だったらもっと大きな方が良いでしょうね。(もし迷われた場合にはお店の方に聞いてみると良いかと思います。)
そして、まずはワンちゃんがトイレをしたい所がどこなのかを知るために、サークルの中全てにペットシートを敷き、”どこで排泄をするのか?”という事と、”どのタイミングでするのか?”という事をチェックしてみましょう。
これを1週間程続けると、大体どの辺でトイレをするかという事と、起床時や食後など、排泄のタイミングが分かるので、それらのデータを元に、徐々にシーツの範囲を狭めていき、尚且つ”何時間毎にシーツを変えるか?”という事を決めることが出来るようです。
そしてそこからは、より多く排泄をした場所にトイレトレイ(ペットシーツ)を置き、反対側にお皿やドリンクボトルなどを設置します。
それと、こちらは余談ですが、子犬が家に来た日から1週間ほどは、なるべくサークルから出さないようにするのが良いんだそうです。これはなぜかと言いますと、犬がリラックス出来るのは狭い場所で、あまり自由に動ける場所が多いと、ストレスが溜まり疲れてしまうからだそうですね。
ですので、少し可哀想だと思っても、サークルからは一定期間出さないようにするのが、ワンちゃんの為でもあり、その後のしつけをスムーズに行う事にも繋がっていきます。
そして、サークルの中でトイレが成功した時には、かなり大袈裟に褒めてあげることで、”ここですると飼い主さんが喜んでくれる!”という事を認識するんだそうです。(ちなみに、失敗した時などは、絶対に叱らず無言でシートを取り換えてあげると良いそうです。)
話を戻しまして、このトイレがしっかりと出来るようになったなら、今度は成功した後に褒めてあげるのに加えて、サークルの外(あまり離れない程度)に出して10分程度遊んであげると良いみたいですね。あまり長い時間だと逆効果になってしまうので、時間をきっちり守って外に出すことが重要なようです。
さらに、これらの一連の手順を繰り返して行くと、その後は自らトイレの時にサークルの中に入るようになるそうですね。そうなれば、今度はもう少し遊ぶ時のスペースの範囲を広げていき、最終的には長い時間サークルの外に居てもトイレをする時だけ、きちんと決まった場所でするようになるそうです。
このように、トイレのしつけをするときの鉄則は「出来た時にはきっちり褒めて、失敗した時には黙々と片付ける」という事です。最初の内は中々出来ないかもしれませんが、何度も一連の手順を繰り返す事で必ず覚えてくれるので、だからこそ根気よく向きあう事が大切なんだそうです。
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子犬のトイレのしつけについての記事‐終わりに‐
さて今回は、子犬を飼う時に最も知っておきたいしつけの一つである、「トイレ」のしつけの仕方について色々と調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか? このように、愛犬がキチンと排泄出来ないと叱りたくなる時もありますが、しからずに対処する事が大切なんですね。
ちなみに、名前を呼んで叱ってしまうと、「排泄をすること自体がいけない事なんだ」と思ってしまい、我慢してしまう子になってしまう可能性もあるそうなので、その辺に注意が必要ですよ!(グッとこらえて成功した時に思う存分褒めてあげましょう!)
という訳で最後に、ここまで書いた方法とは異なる点もありますが、生後3ヵ月までの子犬のトイレトレーニングが詳しく分かる動画を発見しましたので、そちらの動画を紹介してこの記事を締めたいと思います。ワンちゃんが可愛すぎてたまりませんっ♪(YouTube/井上哲之犬チャンネルより)
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