犬が耳を痒がる(かゆがる)し色も赤い! 応急処置や市販薬は?

 

 こんにちは、ドキシーボーイです。さて、この頃何気なく愛犬を見ていた際に、たまに後ろ足で耳をカイカイ!としている事が多い事に気付きました。

 

 その行為自体は、今まで犬を飼ってきた経験から何度か見た事があったので、そこまで問題視してなかったのですが、よくよく耳を見てみると、何やら少し赤くなっている様子。これは何とかせねばなりません。

 

 そこで今回は、痒がる(かゆがる)し色も赤い“と感じる原因についてを始めとして、その他にも、応急処置の仕方やどのような市販薬が良いのか?など、個人的に気になる部分について、詳しく調べてみる事にしましたよ!

 

 この記事を読んで頂くと、犬が耳を痒がるメカニズムだけでなく、その対処法などについて詳しく知る事が出来ますので、ぜひ最後までご覧くださいね^^ それではスタート!

 

このページの目次

犬が耳を痒がる(かゆがる)し赤い! 原因は? 病気なの?




 

 さて、まずは犬が耳を痒がって赤くなる原因についてすが、さすがに赤くまでなると、何かの病気なのか?と心配になりますよね。

 

 そこで、早速その辺について詳しく調べて見たところ、まず、そもそも犬が耳を痒がる原因については、以下のような事が挙げられるようです。

 

 このようになっています。特に、この中でも最もダニに気を付けなければならないようですね。耳垢が茶色ではなく黒ずんでいる場合は、耳ダニ感染症の疑いがあり、ヒゼンダニに寄生されている確率が、かなり高くなるようです。(うちは大丈夫でした…^^;)

 

 ちなみに、このヒゼンダニですが、大きさは大体0.3mmくらいのようで、主に、犬猫の耳に寄生して耳垢を食べて、そこから更に卵を生んで増殖して行くとの事ですね。また、感染した犬や猫同士が触れ合う事でも、伝染る可能性は高くなるんだそうです。

 

 その他にも、外耳炎の場合だと、原因として「マラセチア真菌」という菌が挙げられますが、このマラセチア真菌は、湿気のある環境を好む傾向にあるようなので、耳の中に毛が多い子や、垂れ耳の犬種などは特に気を付けなければならないそうです。普段からのお掃除が大事です。

 

 次に、本題である、犬が耳を痒がって赤くなる原因についてですが、こちらについて考えられる病気としては、上記の耳ダニ感染症の他にも、細菌の感染や、外耳炎、耳血腫や食物アレルギーなどがあるようですね。

 

 この中でも、耳血腫に関しては、耳をめくった時のピンク部分がありますよね? その部分に血液が溜まる事で、赤くなったり腫れ上がったりする確率が高くなるそうです。

 

 この耳血腫の原因しては、ノミ・ダニを始めとして、耳垢や細菌、血液異常など様々あるようですが、いずれにしても、痒くなると耳を爪で頻繁に掻くので、その外傷傷が原因で赤くなるようですね。

 

 このような時は、自分で何とかせずに、すぐに動物病院の先生に見てもらうのが一番だそうです。アレルギーの場合は抗アレルギー剤などの投与がされるようで、その後は、エリザベスカラーという形になるそうですね。

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犬が耳を痒がる時の応急処置の仕方やオススメ市販薬は?




 

 さて次に、犬が耳を痒がる時の応急処置の仕方やオススメ市販薬についてですが、こちらまず、応急処置については、耳掃除をする事が最も有効な方法のようですね。

 

 なぜなら、軽度なものであれば、単に耳垢が溜まって痒くなっている可能性もあるからです。その場合は、イヤークリーナーとコットンを使って、耳の中を綺麗に掃除してあげると良いそうです。

 

 特に、たれ耳の犬種は耳の中が蒸れやすく耳垢が溜まりやすいので、この辺は普段から気を付けてあげるようにしましょう。

 

 ちなみに、耳の洗浄液で評判が良いのは、以下の「ノルバサンオチック」です。こちらは、動物病院でも使われている洗浄液とのことで、安心して使えそうですね^^


>ノルバサンオチック 1本(473ml)

 

 このノルバサンオチックの口コミ情報としては、「頑固な耳垢が落ちてよかった」という意見や、「以外に耳垢がスッキリ取れた」という意見があり、やはり評判は高いようです。また、細菌の繁殖を抑えてくれるという事もあり、耳の長い犬種にもおすすめなようですよ^^

 

 ただし、耳の中から悪臭がする場合や、耳ダレなどが出ている場合は、外耳炎の可能性がありますの、すぐにでも獣医師さんに診てもらうようにしましょう。

 

 話を戻しまして、犬が耳を痒がる際にオススメな市販薬についてですが、こちらは以下の通りになっています。


千寿製薬/犬用ミミィーナ(真菌性外耳炎用)5ml【動物用医薬品】

 

 このミミィーナは、真菌性剤配合の耳科用のお薬で、主に先述したマラセチア真菌や、パルデルマチスなどが原因の外耳炎に、一定の効果が期待出来るようです。


フジタ製薬/ヒビクス軟膏 7.5ml

 

 こちらは、真菌性だけでなく、細菌性の皮膚炎にも効果が期待出来るお薬のようです。更に、外耳炎への第1次選択薬という事で、あまり副作用の心配もなく、尚且つ有効性の方も期待出来るとの事ですね。


動物用ポリFローション 12ml【佐藤製薬】

 こちらは、皮膚疾患・外耳炎・アレルギー性皮膚炎・急性慢性湿疹に効果が期待出来る、酢酸ヒドロコルチゾン配合の治療薬との事で、結構こちらを試す方が多いようです。

 

 また、ローションタイプという事なので、被毛が多い子でも塗布しやすいというのも、そのメリットのようですよ^^

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犬が耳を痒がる原因やその対処法についての記事-終わりに-




 

 さて今回は、犬が耳を痒がって赤い時の原因や、その他にも、応急処置の仕方やどのような市販薬が良いのか?などについて、詳しく調べて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 ちなみに、応急処置や市販薬などについては、あくまでも一時的なものと考えて下さい。それで症状が治ればラッキーですが、どちらにせよ、やはり一度動物病院で診てもらった方が確実でしょう。

 

 いずれにしても、犬が耳を頻繁に掻くようになったり、匂い自体が臭いなと感じたりしたら、その後掻いて耳血腫になるとやっかいなので、あまり先延ばしせずに早めに診てもらうようにしましょう。

 

 という訳で、今回の記事は以上となります。最後までご覧頂きありがとうございました!

 

 ラストに、自宅で出来る耳のケアについて解説している、動物病院の先生の動画を発見したので、こちらをご紹介して本日の締めとさせて頂きます。

 

 この動画では、外耳炎の原因についても詳しく解説してくれていますので、ぜひご覧さいね^^ ではまた会いましょう! (Youtube/schoolmarket01
より)

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