[犬の病気] 食欲不振の時に考えられる病気や症状は?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて皆さんは、愛犬が急に食欲を無くしてしまったという経験はありますか? 前日までキチンと食事を摂っていたのに、いきなり食欲不振になったりすると、とても心配になりますよね。
いずれにしても、基本的に犬というのは食欲が旺盛なタイプが多いので、全く食べないとなると、何か病気に罹ってしまったのではないか?と不安になると思います。
また、犬は言葉を発する事が出来ないため、飼い主さんが気づいた時には重症化している可能性などもあるので、やはりその原因別の対処法などについても、事前にしっかりと理解しておきたいものですね。
そこで今回は、「犬の病気」と題しまして、ワンちゃんが食欲不振の時に考えられる病気や症状・原因別の対処法などについて、詳しく調べてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、愛犬が急に食欲を無くした際に、一体どうすれば良いのかが分かると思いますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!
このページの目次
犬が食欲不振の時に考えられる病気や症状は?
さて、それではまず、犬が食欲不振になった時に考えられる病気や症状について、詳しく調べた結果を今からお伝えしたいと思います。
という訳で、早速その調べた結果について見て行きたいと思いますが、まず「食欲不振」というのはどの程度で判断すべきなのかについて、お伝えさせて頂きますね。
で、その詳細についてですが、こちら基本的には、「全く食事をしない状態、または食事量がかなり減った状態が2日(48時間)以上続いた場合」が食欲不振の基準のようです。
いずれにしても、愛犬の普段の食事量というのは大体決まっていると思いますので、それを基準にして食べ物を残すようなら、「食欲不振」と言えるでしょう。
話を戻しまして、次に食欲不振に陥ってしまったワンちゃんの、症状別に考えられる病気について、1つずつお伝えさせて頂きますね。
まず始めに、食欲不振と共に「下痢や嘔吐」といった状態が続いている場合は、消化器系の病気が疑われます。これは、食べ物が上手く消化出来ていない事が原因で下痢や嘔吐といった症状が出て、それと併せて食欲不振になっていると考えられるケースですね。
主な原因としては、新しいドッグフードが合わなかったり、人間の食べ物を食べてしまった(与えてしまった)などがあるようです。あとは、喉や食道等の異常により、食べ物が上手く飲み込めないといったケースもありますので、やはり何日も下痢や嘔吐が続いているなら、動物病院で診てもらった方が良いでしょうね。
そして次に、「震える」などの状態で食欲不振が続いている時は、感染症の疑いなどもあるようです。これは、ウイルスや細菌・寄生虫に感染していて、食欲を無くしてしまうようですが、主に肺炎や気管支炎へ繋がると言われています。
また、泌尿器系の病気によって尿を上手く作れない時なども、体の震えを起こす可能性もあるようなので、そちらにも注意が必要となりますね。
それから、「便秘」の際にも食欲不振に繋がる事があるようで、こちらは主に食べ物が体に合わないサインとも言えるようです。なので、こういった場合は速やかに油や添加物の少ないフードに替えてみるのが良いでしょう。
ちなみに、犬の排便の回数は、大体1日1~2回とされているので、2日以上便が出ない状態なら、やはりすぐにでも動物病院で先生に相談されるのがベストでしょうね。
犬が食欲不振になった時の原因別の対処法は?
さて次に、犬が食欲不振に陥ってしまった場合に、飼い主さんが取るべき原因別の対処法について、詳しく調べた結果を今からお伝えしたいと思います。
という訳で、早速その調べた結果ですが、まず大前提としては、前項でお伝えした通り2日以上物を食べない場合は、何らかの病気に罹ってしまったと考えて、直ぐに病院へ行く事をお薦めします。
で、そこまでではないけれど、丸1日食べなかったり、”最近食事量が少し減って来たな~”という場合は、こちら大体はオヤツを色々と与え過ぎたり、ドッグフードを突然変えてしまった事によって、食べなくなってしまったというケースが多いようです。
ちなみに、前者のオヤツを色々と与え過ぎて食べないというのは、例えば量を与えすぎてお腹いっぱいで食べれないというよりは、オヤツ自体の味をしめてドッグフードを食べなくなるという事ですね。要するに、犬の心理としては、美味しい味を覚えて普段のドッグフードを中々食べる気になれないという事です。
こういった場合の対処法としては、オヤツ自体の量を減らすというのはもちろんですが、与えるオヤツの種類を増やさないということです。犬が色々な味を覚えてグルメ犬になると、普段食べているドッグフードが味気なく感じて手を出さなくなってしまいますので、特にこの辺には気をつけて下さい。
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それと、後者のドッグフードを突然変えてしまったというのは、今まで慣れ親しんできたドッグフードから急に変わって、匂いが違い食べる気にならないという事です。
こういった場合の対処法としては、いつものドッグフードに戻すというのはもちろんのこと、フードに対して匂い付けしてあげるというのも、効果的なようですよ。(嗅覚が鋭い犬に対して、食欲を増進させる効果が期待出来るようです。)
これだけだと”何のこっちゃ?”という感じなので、もう少し掘り下げてお伝えさせて頂きますと、例えば一例を挙げると、普段食べているドッグフードを少しだけ温めたり、お湯でふやかしてあげたりすると、匂いが立ち食欲が増進されるようですね。
また、この他にも、犬は基本的ににんにくの匂いが好きなようなので、普段与えているドッグフードに対して刻んだにんにくを入れてあげるだけで、食欲が戻ったなんて話もあるようですよ。
それと、消化不良によって食欲不振になったワンちゃんに対しては、市販されているサプリメントを使うというのも1つの手のようです。
ちなみに、ネット上を調べて見た所、以下の商品が普段のフードに直接かけるタイプでお手軽という事で、人気なようですね。栄養素も豊富に含まれているので、安心して与える事が出来ると思いますよ^^
※酵素パワー元気100g/犬が消化できる53種類の発酵野菜サプリメント
それから、便秘がちなワンちゃんに対しては、以下の乳酸菌サプリなどもオススメです。
※犬・乳酸菌サプリメント/イーストスリム
こちらを食事やオヤツなどに入れてあげる事によって、腸内環境が活発となり、善玉菌が増えて消化促進が期待出来るとの事ですね。特に、シニア犬の場合は、どうしても乳酸菌が少なくなりがちですので、この商品はぴったりかもしれません。
他には、1回に食べる量が多い事が原因で、消化不良を起こしているようなワンちゃんの場合は、今まで1日に1~2回程度だった食事を3回~4回に増やすなどする事によって、消化を上手く促進させる事が出来るようですよ。
とにかく、回数を増やして1回に与える量を減らすということですね。そうする事で、今まで消化が中々上手く行かなくて便秘気味だったワンちゃんも、その後解消に繋がって行くとのことです。
という訳で、以上がご家庭で出来る食欲不振のワンちゃんに対する対処法でしたが、上述した内容はあくまでも参考なので、やはり少しでも不安に思った場合は病院へ行く事をオススメします。
ちなみに、その際に「最後にドッグフードを食べた時間」や「最後に食べた物」、「最後のご飯の時から食欲不振になるまでの出来事」などを、事細かく先生に伝えると良いようですよ^^ ぜひ参考にしてみて下さい!
[犬の病気]食欲不振についての記事-終わりに-
さて今回は、食欲不振になった犬の考えられる病気や症状についてを始めとして、その他にも、飼い主さんが出来る原因別の対処法などについて、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
とにかく、まずは愛犬の日々の食事量を把握して、些細な変化も見逃さないという事ですね。そうすることで、ワンちゃんからの危険サインを、少しでも見逃す事無く対応出来ると思いますし、早めに病院へ連れて行ける事にも繋がると思います。
ただし、食欲不振だからといって、全てが病気に繋がるという訳ではありませので、その辺も事前に頭に入れておいて下さいね。特に、高齢のワンちゃんなどは寝ることが増えて来ますので、それに伴いどうしても食事量が減って来てしまいますので。
いずれにしても、普段から愛犬の状態をしっかりと観察して、なるべく健康な生活を遅らせてあげたいものですね。その為に今回の記事をお役立て頂けたら幸いです。
という訳で、以上、今回はこれにて記事を終了させて頂きたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、犬の消化管について詳しく解説している動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、犬が食べた物がどのように流れて消化していくのかを図解で詳しく説明してくれるので、とても勉強になりますよ! ぜひ参考がてらご覧になってみて下さい^^ (YouTube/株式会社DSファーマアニマルヘルスより)