犬の目が充血したり目やにが出た時の対処法は? 人間用の目薬は?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて先日、筆者の飼っているミニチュアダックスフントが眼をしょぼしょぼさせていたので、”なんか変だな~”と思いながらよーく見てみたら、いつもよりも目やにが多く出えているではありませんか!
ちなみに、筆者自身は花粉の季節になると結膜炎にかかりやすいので、この目やには慣れっこなのですが、いざ愛犬がこのような状態になっていると、やはりかなり心配ですね。
という訳で今回は、愛犬の目からいつもより多く目やにが出ている場合や、目が充血しているような場合の対処法について、詳しく調べて見ることにしました!
それと、”そもそもこれらの症状は何かしらの病気なのか?”という部分や、”人間用の目薬は使っても良いのか?”という部分などについても気になったので、その辺についても詳しく調べて見ることにしましたよ!
※一応、今回は素人が調べた結果をまとめていますので、あくまでも参考程度に留めてください。やはり一番は病院に行くことですので、その辺については予めご了承ください。という訳で、早速見ていきましょう。
このページの目次
犬の目の充血や目やには病気のサインなの?
さて、犬の目の充血や目やにの対処法について見ていく前に、そもそも、犬の目が充血したり、目やにが出たりするのは何故なのでしょうか?
この辺について気になったので調べて見ると、どうやらまず目の充血というのは、「結膜」という、いわゆる白目の表面の部分が炎症を起こすことで引き起こされるようです。
ちなみに、目は粘膜部分が外気にさらされる敏感な部分ですから、比較的炎症が起こりやすいのですが、あまりに充血がひどい場合は病気の可能性があるとのことですね。
もちろん、人間の場合と同じように、シャンプーが目に入ったりしても炎症を起こしたり充血したりしますが、病気でなければ、数日で元に戻るそうです。
一方、目やには、古くなった細胞や瞼の内側に入った埃などが、結膜などから分泌される「ムチン」という粘り気のあるたんぱく質に絡め取られて、目の外に押し流されたものです。
そんなこともあり、目やには毎日少しずつ出てきているそうなのですが、起きているときは涙とともに流れてしまうのでほとんど気づきません。
この正常な目やには、埃やごみの量によって、白っぽい色からグレーがかった色になります。これが病気になると、病原菌や菌と戦う白血球の死骸が混ざるので、膿のような黄色から黄緑色の目やにが出るようになり、量も増えるとのことですね。なるほど。
という訳で、ここまでを一旦まとめると、犬の目がいつもよりひどい充血を起こしていたり、変な色の目やにが出るような場合は、やはり何かしらの病気の心配をした方が良いようですね。いち早く病院で診てもらうのがベストのようです。
犬の目が充血したり目やにが出たときの対処法は?
それでは、愛犬の目が充血していたり、目やにが出ているのを発見したら、どうしたらよいでしょうか? もちろん一番いいのは獣医さんに診せることですが、毎回毎回見せていたのでは大変ですし、診せたあとのケアは飼い主自身がやらなければいけません。
犬も、目の充血や目やにが出ているときは、感覚がいつもと違うことから、目をしょぼしょぼさせたり、細めたり、あるいはまばたきが多くなったりします。逆に、こういう仕草が見られたら、”なんだか変に感じているのだな”と、気づいてあげるようにしましょう。
話を戻しまして、具体的な対処法についてですが、まず目やになどについては、湿らせたコットンや柔らかい布で優しく拭きとってあげると良いそうです。ちなみに、もしも固まってしまっているような時は、無理に取ろうとせず(毛が抜けてしまいます)、しばらく濡らしたコットンでふやかしてあげると綺麗に取れるそうですよ。
もちろん、前項でお伝えしたとおり、目やにの色が気になる場合という場合は、なるべく早く獣医さんのところへ連れて行ってあげてくださいね。それと、目の充血などは主に目薬を使う事になると思いますが、その辺については次項で解説させて頂きます。
犬の目が充血した時は人間用の目薬を使ってもいいの?
さて、前項では主に目やにが出た時の対処法についてお伝えしましたが、では愛犬の目の充血がいつもよりひどい場合はどうしたらよいでしょうか?
犬の目があまりにも充血しているような場合は、痛みやかゆみを伴っていることも多いでしょうから、やはりまず思い浮かぶ対処法として、目薬を使って少しでも楽にさせてあげたいところですね。
ちなみに、今はそんな飼い主さんの気持ちを考えてか、ペット用の目薬などもたくさん販売されているようです。(以下、ペット用目薬商品です。)
※ナイガイ 犬用目薬V 15ml (動物用医薬品)
なるほど、今回調べるまで分かりませんでしたが、こういったペット用の目薬なども出ているんですね。それと、筆者が犬の目薬について調べていた時に、関連ワードとして「犬 目薬 人間用」というキーワードが目につきましたが、犬に人間用の目薬ってどうなんでしょうか?
この辺は、私も含め多くの方が気になっているところかと思います。という訳で、さっそくその辺について調べてみたところ、どうやら人間用の目薬だからといって、全部が全部悪いということでは無いようですね。
これはどういう事かと言いますと、人間も犬や猫も、基本的な目のつくりや、炎症が起こるメカニズムなどは似通っていますから、同じ薬である程度は対処できるそうですよ。ただ、もちろん注意するポイントはあります。
それは何かと言いますと、人間用の目薬の中には、爽快感をもたらしたり清涼感を生み出す為に、多分に薬用成分が入っているものがありますが、これが犬にはNGなんです。なので、涙の成分に近い人工涙液などの目薬を使う必要があります。
びっくりさせてしまって、次からは怖がって目薬を嫌がるようになっては困りますよね。目薬をさすという事自体、犬にとってはストレスになる場合が多いようですから、出来るだけ刺激のあるものは避けたいところです。
【ソース】犬の目薬を選ぶときに注意すべきことと、上手に差す方法|Tsunayoshi [ツナヨシ]
※一番はやはり、素人判断で人間用の目薬を使わずに、きちんとペット用の市販されている目薬か、獣医さんから処方された目薬を使うことですね。
犬が充血したり目やにが出たときの対処法の記事-終わりに-
さて今回は、犬の目がいつもよりも充血したり、目やにがたくさん出る場合の原因についてや、それらの対処法などについて調べて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、いつもよりちょっと目が充血していたり、目やにが多いような場合は、病気の可能性もあるので、やはり見逃さないようにしたいものですね。
それと、今回はあくまでも素人調べなので、基本は「何かあればすぐに獣医さんに診せる」ということだけは忘れないでくださいね。(薬も相性がありますから、使ってみて具合が悪いようだったらすぐに止めて、獣医さんに診せてあげてください。)
とにもかくにも、愛するワンちゃんの健康に気を使って、いつまでも仲良く暮らしていきたいですね。それでは、今回はここまでです。ラストまでお読み頂きありがとうございました!
※最後に、実際に犬に目薬をさしたり、目やにを取ってあげている動画を見つけたのでご紹介します。こうやって映像で見れると、真似しやすくてありがたいですね。(YouTube/くじら獣医・遠藤トレーナーより)