犬の眠りが浅いのはなぜ? 睡眠時間は短い長いどっち?

 

 こんにちは、ドキシーガールです。さて皆さんは、犬の基本的な睡眠時間がどの位なのかご存知でしょうか? まぁその辺が気になってこの記事を読まれているとは思いますが、どちらにしても犬というのは暇があればすぐにでも寝るので、どちらかと言うと寝ている印象の方が強いですよね。

 

 それと、こちらも実際に犬を飼われている方はお分かりかと思いますが、犬というのは大半が眠り自体が浅いです。ちょっとした物音などですぐに起き上がる為、良質な睡眠を取れるような環境を作らないといけませんね。

 

 という事は、犬というのは基本的に睡眠自体は浅いながらも、それを小分けにしながら長時間寝ているということになるのでしょうか?

 

 その辺のメカニズムを解決すべく、今回は、そもそもなぜ眠りが浅いのか?という部分を始めとして、その他にも、犬の基本的な睡眠時間はやはり短いのではなく長いのか?という部分について、詳しく調べて見ることにしましたよ!

 

 この記事を読んで頂くと、犬の睡眠についての疑問が解決すると思いますので、ぜひ最後までご覧下さいね^^ それではスタート!

 

このページの目次

犬の眠りが浅いのは何故なのか? 睡眠の大半がレム睡眠!?




 

 さて、それではまず、犬の眠りが何故浅いのかについて詳しく調べたので、そちらについて今からお伝えさせて頂きたいと思います。(まだ解明されていない部分もあるので、現時点で分かっている事を中心にご紹介させて頂きますね。)

 

 という訳で、まずは犬の睡眠の大まかな概要についてですが、こちら皆さん聞いた事があると思いますが、睡眠には大きくレム睡眠とノンレム睡眠があります。

 

 ちなみに、その大きな違いは基本的に眠りが浅いか深いかという事になりますが、まずレム睡眠は眼球を動かしながら身体が寝ている状態を指していて、眠り自体は浅いです。それに対し、ノンレム睡眠は脳も身体も休んでいるので、基本的には熟睡しているという事になりますね。

 

 もうお分かりかと思いますが、眠りが浅い傾向にある犬は、大半がレム睡眠だと言われています。寝ている時の割合で言うと、8割がレム睡眠で2割がノンレム睡眠だと考えられているようですね。

 

 この事から、もしも犬が1日10時間の睡眠を摂っているとしたら、実はその2時間しか熟睡していない事になります。これには非常に驚きですよね(゚д゚)!

 

 その理由としては、やはり「野生動物の名残」が影響しているみたいです。これはどういう事かと言いますと、眠りが深いと外的に狙われやすいからですね。寝ている間は非常に無防備ですので、そういう時間を少なくする為に、眠りが浅いと言われています。

 

 要するに、その名残が現在も残っているという事になりますね。ですので、ワンちゃんが寝ている時に、大きな音がするとビクッと反応する事がありますが、正にこの状態がレム睡眠なんです。物音に瞬時に反応して、すぐにでも対応出来る状態にしているという事になります。

 

 番犬として犬を飼っている方にとっては、人の気配や物音に敏感に反応するので、そういった意味でも理に適っていると言えそうですね。

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犬の睡眠時間は短い? 長い? 年齢や犬種別の平均時間について




 

 さて次に、犬の基本的な睡眠時間は短い? やはり長いの?という部分について詳しく調べてみましたので、そちらについてご紹介して行きたいと思います。

 

 ここまでの内容で、犬というのは基本的にレム睡眠が大半で、基本的に眠りが浅いという事が分かりましたが、冒頭でお伝えした通り、やはりその中でもちょくちょく小分けしながら長時間寝ているのでしょうか?

 

 という訳で、早速その辺について調べてみましたが、まず全犬種の総合的な平均睡眠時間としては、こちら約11時間と言われているようです。人間の平均睡眠時間が6~9時間と言われていますから、それより2~5時間長いという事になりますね。

 

 また、こちらはブリーダーの方に聞いた話ですが、犬というのは成犬時(1~6歳)に平均約12~15時間ぐらい寝るという話もあったので、1日の半分以上は寝ている事になります。この事から、やはり犬の平均睡眠時間は長い傾向にあるという事が分かりますね。

 

 ちなみに、子犬(1歳未満)に関しては、身体を動かすとすぐに疲れてしまうので、成犬よりもかなり睡眠時間が長めのようです。何とその平均睡眠時間は約18時間!

 

 また、老犬(7歳以上)の場合もこの位の時間寝る傾向にあるようですが、でもパピーの時とは逆で、体力を温存する為に長時間睡眠を摂るようですね。という訳で、どちらも食事・散歩・トイレ以外は寝ている状態と言えるでしょう。

 

 それから、この平均睡眠時間は犬種ごとにも異なってくるようで、まずセントバーナードのような超大型犬の場合は、睡眠時間が比較的長い傾向にあるようです。どの位の時間という事までは分かりませんでしたが、恐らく先述した成犬時の平均位は寝ているのではないでしょうか?

 

 ちなみに、これは何故かと言いますと、身体を動かす事による消費エネルギーが多いので、その分回復するのに時間が掛かるからのようですね。

 

 逆に、シベリアンハスキーのような作業犬は、体力があって活動的なので、比較的睡眠時間が短いみたいですよ。(柴犬なども元々は狩りで活躍していた犬ですので、平均睡眠時間が同じく約9~10時間と、平均より短い傾向にあるようです。)

 

 それから、日本で人気のある小型犬のチワワなどについてですが、こちらは散歩が好きなワンちゃんなら、平均約12時間位は寝るようです。

 

 また、同じく小型犬で人気のあるミニチュアダックスフンドなども、平均12時間程度は睡眠を摂るようなんですが、特に吠え易いワンちゃんなどは、体力を使うという事もありもっと長めみたいですよ。やはり吠えるという行為は体力を使うので、その分いくらか長めなんでしょうね。

 

 また、同じく小型犬のトイプードルとポメラニアンの場合ですが、こちらに関しては非常に活発なため、やはり平均約12~16時間ぐらいは寝ているようです。特に、ポメラニアンの方はブリーダーさんに聞くと、1日約18時間以上も寝るなんて話も聞きましたよ(゚д゚)!

 

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 という訳で、やはり犬の平均睡眠時間は人間よりも長いという事が分かりましたが、どちらにしても、犬の大半が1日の半分以上は寝ている事が分かり、”あ~、うちの子だけじゃないんだな~”と、改めてホッとしました。

 

 その背景には、睡眠が浅い事と体力の消費が密接に関わっているという事が分かりましたが、でも寝過ぎる事で、逆に疲れが溜まる可能性もあるようなので、その辺には気をつけて行きたいですね。飼い主として愛犬の睡眠の環境作りを、しっかりとやって行きたいと思いました。

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犬の眠りが浅い理由や睡眠時間の長さについての記事-終わりに-




 

 さて今回は、犬の眠りは何故浅いのか?という理由についてを始めとして、その他にも、平均睡眠時間は短いのか? やはり長いのか?という気になる部分について、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 このように、犬というのは基本的に人間よりも睡眠時間が長いという事が分かりましたが、でもその中でもレム睡眠の時間が多いので、特に気配や物音などには気をつけて行きたいものですね。なるべく静かな環境作りをして、少しでも愛犬の熟睡出来る環境を整えてあげたいと思いました。

 

 また、子犬や老犬、超大型犬などは、その平均睡眠時間が比較的長い傾向にあるという事も分かりましたので、今まで愛犬が長時間寝ていて心配だった飼い主さんも、ご安心下さいね^^

 

 ただし、急激に睡眠時間が増えたり、日中は寝ているのに夜中だけ起き出すような事がある場合は、何らかの病気の可能性も考えられるようなので、その点だけは頭に入れておくようにしましょう。(何かあった場合は、なるべくすぐに掛かり付けの動物病院に連れて行ってあげて下さい。)

 

 という訳で、今回はこれにて記事を終了したいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!

 

 ラストに、犬が安心して熟睡する為の、犬専用のヒーリングソングを提供しているYoutubeチャンネルを発見したので、そちらの音楽動画を紹介して、本記事の締めとさせて頂きます。

 

 こちら聴いていてかなり癒やされますし、何より提供している音楽の平均時間が4時間~9時間と長いので、かなりオススメですよ! ぜひ気に入った方はチャンネル登録してみて下さいね^^ (YouTube/Relax My Dogより)

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