犬ってホタテを食べれるの?(大丈夫なの?) ヒモの部分は!?
こんにちは、ドキシーガールです。さて皆さんは、愛犬にホタテを与えようと思った事はありますか? このホタテは、人間であればお寿司やお刺身・バター醤油焼きといった様々な食べ方がありますが、ことワンちゃんのご飯となると、一体どの様な調理をすれば良いのか分かりませんよね。
というか、そもそもこのホタテ自体を犬に与えても平気なのでしょうか? もしも食べさせた後で何らかの異変が出てしまったら大変なので、やはり事前にその辺の事を詳しく知っておきたいところです。
そこで今回は、犬はそもそもホタテを食べれるのか?(大丈夫なのか?)という疑問についてを始めとして、その他にも、もし大丈夫であればヒモの部分なども与えても平気か?という事について、詳しく調べて見ることにしましたよ!
この記事を読んで頂くと、犬とホタテの関係性だけでなく、その注意点などについても詳しく理解出来るようになると思いますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!
このページの目次
そもそも犬はホタテを食べれるの? 食べてしまうとどうなる?
さて、まず始めに、そもそも犬はホタテを食べても大丈夫なのか?という部分や、食べるとどうなってしまうのか?という部分について、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きますね。
という訳で、早速その調べた結果についてですが、こちら結論から申し上げますと、「基本的に犬にホタテを食べさせてはいけない」という事になるようです。(ちなみに、ホタテ以外の貝類に関しても同様だと言われていますね。)
その理由としては、基本的に”犬は貝類を消化させる酵素を持たない”というのが理由のようで、食べると消化不良になりやすく、嘔吐や下痢といった症状が出てしまうようですね。
「ソース」【獣医師監修】犬と貝類は相性悪し!食べさせたくないその理由とは? | ペット生活 ドッグフード
ちなみに、ホタテの中でも、特にウロや卵(ラン)といった部位や、エラの部分などは危険と言われていますので、絶対に与えないようにしましょう。(生が一番危険で貝類全般が駄目です。)
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また、たまに人間でも牡蠣(カキ)のような二枚貝を食べて食中毒を引き起こす方がいますが、こちら犬の場合は特に起きやすいと考えられているようで、気になる症状としては、皮膚に炎症や痒みといった症状が出てきたり、毛が抜けてしまったりという症状が出てしまったりするようですね。
更に、生の貝の内蔵には、ビタミンB1を分解してしまう酵素(チアミナーゼ)が含まれているので、それが原因でビタミンB1の欠乏症となる可能性も考えられるようです。(ちなみに、ビタミンB1というのは、脳神経系の正常な働きや、健康な皮膚や粘膜の維持を助けてくれる、重要な役割を果たしています。)
という訳で、以上が犬にホタテ(貝類)を食べさせてはいけない理由となりますが、実はネット上を見ると、ワンちゃんにホタテを食べさせてもいいという意見や、ホタテを使った手作りご飯のレシピなどが沢山出てきます。
その理由としては、ホタテは牡蠣やサザエといった他の貝類に比べて中毒性が低いという事や、生の貝に含まれている「チアミナーゼ」は、ボイルすれば(火を通せば)ビタミンB1を分解する酵素が無くなると言われているからですね。
なので、ホタテの中でも比較的食べても安心とされる、貝柱部分のみを細かく刻んでボイルしてあげて、それを愛犬の手作りご飯のトッピングとして与えている方も中にはいらっしゃるようです。
まぁでも、先述したように、ホタテは基本的に消化に悪く、食べる事でのリスク自体はやはりあるので、やはりその辺は事前に頭の中には入れておいた方が良いでしょうね。どうしても食べさせたいという方は、自己責任で与えて下さい。
ちなみに、もしも犬が誤って生のホタテを食べてしまった場合ですが、こちら少量なら特に問題は無いようですね。ただし、その後急にワンちゃんが具合悪くなったり、アレルギー反応が出て痒みや下痢・嘔吐などの症状が見られたら、すぐにでも動物病院へ連れて行くようにしましょう。
犬はホタテのヒモの部分は食べれるの? おやつの加工品とは!?
さて次に、犬はホタテのヒモの部分は食べれるのか?という事や、気になるおやつの加工品という情報について、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きたいと思います。
という訳で、早速その調べた結果について見て行きたいと思いますが、まずヒモの部分については、こちら前項でお伝えした通り、基本的に貝類自体が消化に良くないという事は前提ですが、細かく刻んでボイルしてあげれば大丈夫なようです。なので、貝柱と同様に与えても比較的危険性は低いという事になりますね。(もちろん自己責任です。)
まぁ心配な方は、専用(犬用)の加工品なども販売されていますので、そちらを購入すると良いでしょう。例えば以下のようなヒモを乾燥させた商品ですね。これであれば、安心・安全というだけでなく、ワンちゃんの健康維持にも一役買ってくれそうです^^
※マムズデリ 帆立のひも 30g
ちなみに、ホタテのヒモに含まれている「タウリン」には、視力低下の予防や動脈硬化の予防、貧血の予防や疲労・食欲回復の効果などが見込めるようですよ!
若い内の犬というのは、体内でタウリンを十分に生成出来るそうですが、年を取ったり生まれつきの体質などで生成出来ない場合もあるそうですから、そんな時にこのホタテのヒモは有効なんだそうです。
話を戻しまして、この他にも、ホタテのヒモを使用した無添加の犬用ふりかけなども販売されています。こちら、いつものご飯の上に掛けてあげると良さそうですね^^
※ロゴスペット/国産(青森県産)乾燥帆立のひもふりかけ/犬猫用100g
それと、こちらは余談となりますが、どうしてもホタテの旨み成分やエキスなどを与えたいという方は、貝柱のみをボイルして、その茹で汁を冷ました後に、スープとしてワンちゃんのフードに少し掛けてあげると良いそうです。
これなら、飼い主さんがホタテのソテーなどを作った後の茹で汁が無駄になりませんので、一石二鳥ですね^^
犬はホタテを食べても大丈夫かやヒモの部分について-終わりに-
さて今回は、そもそも犬はホタテを食べても大丈夫なのか?という部分を始めとして、その他にも、もしも大丈夫ならヒモの部分なども与えても平気か?という事について、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
とにかく、大前提としては、犬にとって貝類自体が良くないとの事なので、その辺だけは頭に入れておくようにしましょう。(特に生は危険なので、絶対に与えないようにして下さいね(゚д゚)!)
どうしても食べさせたいという方は、先程お伝えした通り、ホタテの中でも比較的安全とされる、貝柱かヒモの部分のみを与えるか、一番良いのは毒素の心配が無い加工品ですね。これであれば、安全にタウリンを摂取させる事が出来ると思います。
もちろん、安全だからといって食べさせ過ぎるのにも注意して下さい。パッケージには体重別に与えても良い適正量が裏書きされていますので、その辺をしっかりと守って頂ければと思います。
という訳で、少々長くなってしまいましたが、以上これにて記事を終了させて頂きたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、犬に与えてはいけないとされている貝類について、詳しく解説している動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、貝類全般に関する危険性について詳しく紹介されていますので、興味のある方は是非ご覧下さいね! ではまた会いましょう! (YouTube/ひまどきチャンネルより)