愛犬が卵の殻ごと生卵を食べたんだけどこれって大丈夫なの?


このページは約11分で読めます。

 

左吹き出し画像

 こんにちは、ドキシーボーイです。さて皆さんは、卵を使った料理をする際に、殻ってどうしていますか? 基本的には、捨てる方が多いと思いますが、中には「家庭菜園の肥料として再利用する」なんて方もいらっしゃるかと思います。

 

 いずれにしても、ここで一番気になるのは、”愛犬がもしも誤ってその殻を食べてしまったらどうしよう”という事です。特に、料理中に目を離した隙などに、勝手に食べていたとしたら…。考えるだけでも恐ろしいですよね。実際どうなのでしょうか?

 

 それに、そもそも犬は生で卵を食べても平気なのか?という部分についても、結構気になる所です。もし食べた後に何か問題があってからでは遅いので、やはり事前にその辺の所をしっかりと把握しておきたい所ですよね。

 

 そこで今回は、生卵を食べても大丈夫なのか?という部分や卵の白身の事などを始めとして、その他にも、「愛犬がちょっと目を離した隙きに、卵の殻を勝手に食べたんだけど!」という飼い主さんの疑問の答えになるように、その辺の事などについても、詳しく調べて見ることにしましたよ!

 

 この記事を読んで頂くと、犬と卵についての疑問が一気に解消されるだけでなく、与え方の注意点などについても詳しく理解出来るかと思いますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!

 

このページの目次

犬はそもそも生卵を食べても大丈夫なの? 卵の白身部分はどう?




 

 さて、まずはじめに、そもそも犬は生卵(白身も含め)を食べても大丈夫なのか?という部分について、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きますね。

 

 という訳で、早速その調べた結果についてですが、こちらズバリ「基本的にはあまり生で食べさせない方が良い」とのことでした。特に、白身の部分は生で与えてはいけないようですね。(黄身だけの場合であっても、子犬や老犬は控えた方が良いとのことです。)

 

 では、なぜ犬が卵の白身の部分を食べてはいけないのか?についてですが、こちら白身部分に含まれている「アビシン」というタンパク質の成分が関係しているようです。

 

 このアビシンという成分は、ビオチン(ビタミンB7)の吸収を抑制する作用がある為、あまりに摂取し過ぎるとビタミン不足に繋がり、場合によっては皮膚炎や食欲不振、脱毛症やビタミン欠乏症などを引き起こす可能性があると言われているんですね。だから生卵の白身部分は駄目な訳なんです。

 

 ですが、そうは言っても、「家の子は結構食べさせてるけど平気だよ~?」という方も中にはいらっしゃるかと思います。

 

 確かに、白身を含めた生卵というのは、それこそ1日何十個も食べなければ、ビタミン欠乏症になったりはしないとは言われていますが、でもこの辺は、個体差や体の大小、それと、その時の健康状態などに大きく左右されると思います。なので、犬に生卵(特に白身の部分)というのは、なるべくなら与えない方が無難でしょうね。何かあってからでは遅いですから。

 

 それに、例え毎日しっかりとバランスの取れた食事を摂っていたとしても、ワンちゃんにひとたび卵の白身を与えたせいで、ビタミンバランスが崩れて食欲不振になったり体調を壊してしまっては、元も子もないですからね。極力危険は回避しましょう。


【PR】Youtube始めました
令和TV

【PR】Twitter
令和TV

【PR】Tiktok
令和TV


スポンサーリンク

 

 さて、ここまでで、犬に生卵はなるべくなら与えない方が良い(特に白身は駄目)という事が分かりましたが、でも卵自体は栄養が豊富で、タンパク質やミネラル、脂質やビタミンなどが、バランス良く含まれている食材と言われていますね。

 

 それに、脂肪酸の合成やアミノ酸の代謝などを働きかける効果があり、他にも皮膚炎などを予防する効果などもあるようなので、つまりは加熱すれば問題無く必要な栄養素を摂れるという事になります。

 

 いずれにしても、生ではなくきちんと茹でたり焼いたりすれば、熱に弱いアビシンの働きを抑えられるとの事なので、もしも白身も食べさせたいというのであれば、とにかく焼いたり煮たりして事前に火を通す事をお勧めします。

 

 ちなみに、犬にとって生もの全般的というのは、どうしてもお腹を壊す原因になってしまうようなので、そういった観点から見ても、予め加熱処理をして食べさせるのがベストでしょうね。ぜひ参考にしてみて下さい^^

 

以下オススメの記事

 

 話を戻しまして、次に卵自体の気を付けるべき点についてですが、こちらまずは「アレルギーに注意する」という事が挙げられます。これは、人間と同様に犬にも卵アレルギーがあるので、その辺に十分気をつけましょうという事ですね。

 

 とりわけ、初めて卵を与える際などは、まずは少量からにして、嘔吐や下痢といった症状が出ないかを確認するようにした方が良いでしょう。

 

 また、こちらご存知の方も多いと思いますが、卵は非常に「コレステロールの高い食品」ですので、与える際の量などにも注意が必要です。

 

 具体的には、5kg位の小型犬の場合で、だいたい卵1/4ぐらいまでと言われていますね。これが基準値となりますので、そこから愛犬の体重に合わせて、大体の目安を計算してみて下さい。

 

 それと、高脂血症等の病気により食事制限をしているワンちゃんなどには、卵は与えない方が良いそうです。特に、いつもの食事に卵をプラスして与えると、犬にとってすぐにカロリーオーバーになるようですので、その辺には十分注意が必要となりますね。なので、あくまでもおやつ程度に与えるのがベストでしょう。

 

 あとは、例えば自宅でニワトリを飼われているような方で、「卵は自家製だ」という場合は、その卵の割れなどにも注意が必要です。これはどういう事かと言いますと、卵が割れていると、表面に付着しているサルモネラ菌が入りすくなると言われているからですね。

 

 皆さんご存知の通り、卵の殻部分というのは、ニワトリの肛門から出てくる物なので、サルモネラ菌が残留していて、これが食中毒の原因となってしまいます。なので、自家製の場合は必ず割れていないかなどもチェックして下さいね。

 

 それと、以前O-157の報道の際に「卵の表面は良く洗いましょう」という報道がありましたが、最近の見解では卵を洗うことによって、中にサルモネラ菌が侵入する可能性があるとも言われているので、なるべく自分では洗わない方が良いでしょう。

 

 ちなみに、お店で売られている卵というのは、きちんと専門的な方法で洗浄されてから出荷されているようですので、その辺は安心して良いようです。それに、菌の侵入を防ぐ「クチクラ」という膜も流さずに洗ってくれているようなので、その辺も安心出来ますね。(逆に自分で洗ってしまうと、このクチクラを洗い流してしまう可能性があって駄目なようです。)

 

 それと、保存する際も必ず冷蔵庫でというのはもちろんのこと、お店で買う際なども、なるべく産卵の日付が新しいものを選ぶようにしましょう。

 

 という訳で、以上が犬と生卵の関係性についてでしたが、ここまでのまとめとしては、とにかく卵の注意点に気をつけつつ、基本的に生ではなく、ゆで卵にしたり焼いてから与えるようにしましょうという事なります。

 

 まぁ個人的な意見としては、市販されているドッグフードの中に、犬にとって必要な栄養成分が入っているので、無理に卵を与える必要は無いのかなとは思いましたが、でも先述した通り、卵には豊富な栄養分が含まれているのも事実ですので、たまに与える程度なら良いでしょうね。

 

 いずれにしても、何か特別なご褒美という認識で与えるのがベストでしょう。


スポンサーリンク

↓当ブログ内の検索にご利用ください↓

 

愛犬が卵の殻を食べたけど問題ない? カルシウムとリンの関係!?




 

 さて次に、愛犬が誤って卵の殻を食べてしまったような場合に、果たして大丈夫なのか?という部分について、詳しく調べた結果を今からお伝えしたいと思います。

 

 という訳で、早速その調べた結果について見て行きたいと思いますが、こちら先に結論から申し上げますと、「犬は卵の殻を食べても問題ない」との事です。なので、もしも愛犬がゴミ箱をひっくり返して、卵の殻を漁って食べてしまっても、特段気にする必要は無いそうですね。

 

 もちろん、表面のサルモネラ菌などについても、前項でお伝えした通り、売られている物に関してはきちんと専門的な方法で洗浄されてから出荷されていますので、その辺も心配しなくても大丈夫です。(まぁそれでも心配な方は、実際に食べさせる前に煮沸消毒すると良いでしょうね。)


スポンサーリンク

 

 話を戻しまして、卵の殻にはカルシウムが豊富に含まれているだけでなく、内側の膜にもコラーゲンが豊富に含まれているようなので、とにかく犬の皮膚や被毛に良いとされていますね。

 

 具体的には、まずカルシウムが豊富という事で、骨や関節にも良い影響を与えますし、疲労回復や老化防止にも効果が期待出来ます。また、殻の内側にある薄い膜には、上述した通り皮膚や被毛に良い影響を与えるコラーゲンなども含まれているので、その点も犬にとってかなり嬉しい点です。

 

 それと、この他にも卵の殻というのは、どうやらカルシウムとリンのバランスが理想的なようで、そういった意味でもオススメなようですね。これはどういう事かと言いますと、犬が摂取すべきカルシウムとリンの比率というのは、大体1:1~2:1と言われていて、それが卵の殻で理想的に補えるようなんですね。

 

 もっと詳しく言いますと、そもそも、犬が好んで食べる肉にはカルシウムが殆ど含まれていなく、逆にリンは豊富に含まれているようなので、これだと偏りが生じ上記の理想比率から大きく遠ざかってしまうようです。それに、リンが多く含まれている事で、折角のカルシウムを体外へ排出されてしまう事にもなるんだそうですね。

 

 つまり、犬の健康を維持するにあたって、”カルシウムとリンのバランス”が非常に大事になってくるので、このカルシウムを十分に補う為に、卵の殻を補助食品として食べると良いという事になる訳なんです。お分かり頂けたでしょうか? (ちなみに、卵の殻にはリンは殆ど含まれていません。)

 

 それと、卵の殻を実際に与える際には、ミキサー等で細かく砕くのがベストですが、これは言わずもがな、他の物と比べて消化がし辛いからですね。なので、実際に与える際は、粉(パウダー)状にした卵の殻を、普段のフードにふりかけとしてかけてあげると良いでしょう。(小さじのスプーン一杯分位が丁度良いようですよ^^)

 

 ちなみに、以下に卵の殻のふりかけの作り方を記載しておきますので、参考までに御覧ください。

 

卵の殻のふりかけの作り方

 1.まず、料理をして使い終わった後の卵の殻を、編みザルなどに移し替えておきます。

 

 2.次に、その卵の殻を軽くお湯で流し汚れを取り除きます。(その際に、内側の被膜のヌルヌルしている部分も洗います。)

 

 3.次に、こちらは任意ですが、”サルモネラ菌がどうしても心配だ”という方などは、沸騰したお湯の中に卵の殻を入れて、そこから約5~10分程度煮沸消毒します。

 

 4.次に、電子レンジに卵の殻を約5分程度入れて、しっかりと水気を飛ばします。(これは、次にミキサーにかける為です。一応、下にキッチンペーパーなどを敷き、水気が飛びやすいようにして下さい。)

 

 5.次に、ミキサーやフードプロセッサーなどを使って、その水を飛ばした卵の殻を粉状にします。

 

 6.その後、熱が冷えるまで待って、専用のパックなどの容器に移し替えます。

 

 以上となりますが、ここで作った卵の殻のふりかけは、大体冷蔵庫で1週間程度は持つと言われていますので、それ位を目安にしてみて下さいね^^


スポンサーリンク

 

犬が生卵や卵の殻を食べても良いかについての記事-終わりに-




 

 さて今回は、そもそも犬は生卵(白身)を食べても大丈夫なのか?という部分を始めとして、その他にも、殻の部分などを食べても平気か?という部分について、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 今回の記事で、生卵は基本的に茹でるか焼くかして与えるという事と、殻については砕いてふりかけ状にして与えると良いという事が分かりましたが、基本的に卵というのは、栄養価が高い反面コレステロールが高かったり、アレルギーを引き起こす可能性のある食品でもあるので、まずは少量から始めてみる事をオススメします。

 

 ちなみに、筆者的には”ゆで卵にして食べるのが一番無駄がないかな~?”と思いましたが、これは何故かと言いますと、剥いた後の殻というのは、そのまま砕いてふりかけに使えますし、ゆで卵自体もワンちゃんと一緒に楽しめるからですね。

 

 なので、是非このような感じで、愛犬に対して効率的に栄養を摂取させてみてはいかがでしょうか^^ という訳で、今回はこれにて記事を終了させて頂きます。最後までご覧頂きありがとうございました!

 

 ラストに、犬と卵の白身の関係性について、詳しく解説している動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂き、今回の記事の締めとさせて頂きます。

 

 この動画内では、先程もお伝えした通り、生卵の白身は毎日何十個も常食しなければ問題ないという風に解説されていますが、この辺の理由についても語られていますので、一つの参考として見てみて下さい。

 

 筆者的には、駄目とされるものは基本的に避けるようにした方が良いという考えですが(アレルギーもあるし、何か症状が出てからでは遅い為)、この辺は動画を観て判断してみて下さいね。という訳で、ではまた会いましょう! (YouTube/Dogligより)

 

The following two tabs change content below.
 数人のライターが「ドキシーボーイ」と「ドキシーガール」を名乗り、このブログの管理人である"マルPAPA"の情報発信のお手伝いとして、犬関連の豆知識やお役立ち情報(主にダックスフンド)、最新の犬トレンド情報やイベント情報などを、交互に寄稿しています! (最後に、読者の方が読みやすいように、編集スタッフが文章と構成を統一化してからアップロードしています。)

 今回の記事が、ちょっとでも"役に立った!"と感じられましたら、各種ソーシャルボタンでシェアして頂けると嬉しいです^^

 

以下オススメの記事

 

関連記事

 

[Featured Articles & Ads]

 

トップページ | お問い合わせ

 以下のコメントですが、本文以外の各項目は任意となっておりますので、お気軽にコメントして頂けたらと思います^^! (ただ、スパム対策の一環で、画像認証文字の入力の方だけお願いしております。)

 皆さんの体験談や悩み解決法などを書き込んで頂いて、この記事を読まれている全ての飼い主さんやワンちゃんの生活を、より豊かなものにしていきましょう!

🔻この記事内容に一言突っ込みor体験談(悩み解決法)を書き込む!🔻

 
メールアドレス(任意・公開されません)
*コメント本文(必須)

 *以下ボックス内に数字を入れた事を確認してから、上記の送信ボタンを押して下さい。 制限時間が来ました。再び認証文字の値を入力してください。

 投稿して頂いたコメントですが、申し訳ありませんが即時反映はしておりません。編集スタッフが、暴力的なコメントや中傷コメントなどが無いか確認した後に掲載しておりますので、予めご了承ください。

 

左吹き出し画像

 0歳~5歳までのペットの平均手術率は、60%を越えるってご存知でしたか?

 

 皆さん、どうも当サイト管理人のマルPAPAです。さて突然ですが、自分の飼っている愛犬というのは、いつまでも健康でいて欲しいものですよね。しかしながら、とあるペット大手ペット保険会社の、5歳までの平均手術費用請求率を見てみると、なんと60%以上という数値が…。

 

 しかも、更に驚きなのが、その平均手術診察費用が140,000円以上という高額! ペット保険に加入していない場合、このような高額な手術費用が全て自己負担になるのです。

 

 これって金銭的に余裕のある人や、クレジットカードなどを持っている人は払えるかもしれませんが、そうでない場合は…。考えただけでも恐ろしいですよね。これがペットを途中で手離す人が多い原因でもあるようです。

 

 という訳で、人間のような健康保険制度が無いからこそ、今こそペット保険に加入して、安心を手に入れる必要があるのでは無いでしょうか? 可愛いワンコの為にも、是非とも飼い主としての義務を果たしておきたいところですよね。

 

 ちなみに、当方は某大手2社のペット保険に加入しております。(ア○コムとア○ペットです。) 片方は平均的に保証が充実しているプランで、もう片方は手術に特化したプランの保険です。

 

 加入すると、以下のような「どうぶつ健康保険証」を貰えるので、後は自動的にその保証割合が引かれた金額のみを、動物病院の窓口で支払うだけなので、かなり便利ですよ♪ (その後は、病院側が保険会社に請求してくれます。)

 

 話を戻しまして、「でも正直ペット保険とか初めてで、一体どこを選べば分からないし、それに使わないと勿体無いよね…。何より高いんじゃ無いの?」という意見もあると思います。

 

 ですが、ご安心下さい。今の時代、個人情報を入力せずとも、試しに保証内容や費用などを、一括比較出来るサイトがあるんですね~♪ これなら、それぞれの保険会社のサービスなども比較が簡単に出来ますし、皆さんの愛犬の健康状態に合ったプランなども選べますよね。

 

 しかも、調べた所、なんと今なら月々数百円程度から入れるペット保険があるようです! という訳で、興味がある方は、ぜひ以下から試しに覗いてみて下さいね^^

 
 

犬漫画まとめ!

犬 漫画 画像

犬の顔文字まとめ!

犬 顔文字 画像

世界の超巨大な犬達!

超巨大な犬 画像

可愛いmix犬16選!

mix犬 画像

爆笑犬の画像!

笑う犬 画像

笑える犬の動画!

笑う犬の画像

11年後に涙の再会!

盲導犬 画像

オススメの誕プレ!

犬 プレゼント 誕生日 画像

ヤブイヌって何?

ヤブイヌ 画像

ディンゴって犬なの?

ディンゴ 画像

ドール犬とは!?

ドール Cuon alpinus 画像

リカオンって何だ!?

リカオン 画像

犬の防災グッズ!

犬 防災グッズ 画像

オスの名前で人気は?

犬 オスの名前ランキング 画像

海外で人気の名前は?

海外 犬の名前ランキング 画像

小型犬ranking!

小型犬 ランキング 画像

賢い小型犬ranking!

賢い小型犬 ランキング 画像

人気犬種ranking!

日本で人気 小型犬 中型犬 大型犬 ランキング 画像