犬の最期(最後)の様子は鳴く? 呼吸が乱れて痙攣も?
こんにちは、ドキシーボーイです。さて先日、犬に関するとある人気バラエティ番組を観ていた際に、ふと”犬の最期ってどんな感じなんだろ?”と気になりました。
筆者は、現時点で犬を1匹飼っていますが、その子はまだ5歳なので、正直その辺はまだ実感が無いですし、考えたくもありません。ですが、いずれはやって来ることなので、今からどのような状態になるのか知っておく必要はありますよね。
そこで今回は、犬の最期(最後)の様子で「鳴く」・「呼吸が乱れる」・「痙攣する」という気になるキーワードが出ていたので、その辺について詳しく調べてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、筆者と同じように、”愛犬の最期の際に取り乱したくない”という方にとって、きっと有益な情報が得られるかと思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね! では早速見て行きましょう!
このページの目次
犬の最期(最後)の様子は鳴く? 呼吸が乱れて痙攣も?
さて、まずは今回の本題である、犬の最期の様子で「鳴く」・「呼吸が乱れる」・「痙攣(けいれん)する」というキーワードについてですが、こちらどうなっているのでしょうか? 早速調べてみました。
で、その調べた結果ですが、まず「鳴く」というキーワードに関しては、こちら全ての犬が当てはまる訳では無いようですが、中には鳴くワンちゃんもいるようです。
ちなみに、一概に鳴くと言っても、それは意識的にと無意識に分かれるそうで、まず意識的に鳴く理由については、飼い主さんに対して、今の自分の気持ちを訴えている事が多いようですね。意識が途切れ途切れになりながらも、何かしら伝えて来る事が多いようですよ。
中には、今まであまり鳴かなかったようなワンちゃんが、いざ亡くなるという直前に、何か甘えたような声を出して訴えてきたという話も、中にはあるようです。
これに関しては、これまで体調の悪さもあって鳴く事が出来なかったけど、最期の力を振り絞って、別れを伝えているのではないか?とも言われていますね。
とにかく、犬の最期というのは、高齢のワンちゃんも多いので、赤ちゃん返りして甘えてくる子が相対的に多いようです。この辺は理屈ではありませんよね。もしかしたら、お別れを言う為に甘えているのかもしれません。
それと、無意識に関しては、こちら既に自我が無いという事になりますから、それが原因かは分かりませんが、遠吠えする子も多いようです。特に、亡くなる直前などに、呼吸の苦しさから大きく呼吸をしたり、声にならないような声で鳴くケースなどもあるようですね。
ちなみに、無意識でも鳴き続けるという事は、犬にとって当然ストレスであり負荷の掛かる事ですから、寿命をもっと縮めてしまう事にもなりかねません。
なので、このような際は、飼い主さんはなるべく寄り添って撫でてあげたり、穏やかに過ごせる環境などを作ってあげるようにしましょう。そうする事で、犬も無意識ながら安心して鳴き止むようですよ。本能的に伝わって来るものがあるのでしょうね。
次に、「呼吸が乱れる」というキーワードに関してですが、ワンちゃんの臨終前のサインとして、このような状態に陥る事もあるようです。要するに、呼吸が荒くなるという事ですね。
具体的には、呼吸のリズムが乱れるだけでなく、浅い呼吸が断続的に続いたり、咳が出たりなどするようです。後は、排泄前後に呼吸が荒くなる事もあるようですね。こちらは、腹筋力の低下などが関係しているようです。
その他にも、心臓に疾患を抱えているようなワンちゃんの場合だと、肺に水が溜まった事が原因で、姿勢の状態によっては呼吸の状態が変わって来るそうです。そのような時には、楽な体勢を見つけてあげて、尚且つクッションなどを敷いてあげると良いそうですね。
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話を戻しまして、3つ目に「痙攣する」というキーワードについてですが、こちらについても犬の最期のサインとして、このような状態に陥る事もあるようです。
具体的には、まず呼びかけても段々反応しなくなる事から始まりますが、その状態だと呼んだら何となく目を動かしたり、ぼんやりしているのかな?という状態が続くようです。
そして、その後に反応が薄くなって行くと、今度は足をバタバタさせたり、走っているような素振りを見せるようですね。その後に、痙攣がどんどん酷くなって行くようです。
ちなみに、臨終の際に犬が痙攣を起こしてる時というのは、呼びかけにも反応しませんし、一見すると辛そうにも見えます。
なので、見ている側としては、何ともいたたまれない気持ちになりますが、でも本人には意識が無い事が多いようで、特段苦しんではいないようですね。なので、こちらもそっと体を撫でてあげるなどして、見守ってあげると良いそうです。
犬の最期の症状で吠える事もある? 目はどんな感じ?
さて次に、こちらも気になる「犬の最期の症状は吠えるのか?」といった部分や「目はどんな感じなのか?」という部分についてですが、まず吠えに関しては、前項でお伝えした通りあるようです。
主に、無意識下で遠吠えのような声を出す事が多いようですね。特に、長い闘病生活の終わりを伝える印として、甘えながら遠吠えする子などが多いようですよ。
これは、ワンちゃんも最期に力を振り絞って、飼い主さんに何かを伝えているのでしょう。それが何かは分かりませんが、いずれにしても深い絆がなせる技としか言いようがありません。無償の愛を注いでくれるのがワンちゃんです。
それと、この他にも、排泄を知らせる為の印として、鳴いたり吠えたりするワンちゃんもいるようですね。この辺は意識がある事が前提かと思いますが、いずれにしても、元気な時はきちんと同じ場所でトイレをしていた子などに多いのでしょう。要するに、飼い主さんに知らせてるんですね。
話を戻しまして、次に「目」についてですが、こちらは段々と目の焦点が合わなくなって来て、その後に曇って行くことが多いようです。
ちなみに、最期の最期を迎えるまで、目を閉じないワンちゃんが多いようですね。実際に、愛犬の臨終を看取った方のブログなどを見てみても、このようなケースが多かったように感じました。
それと、亡くなる直前には、口がだんだんと開いて来るとの事です。その光景を見ている時というのは、経験した人にしか分からないようなゆったりした時間で、時の流れを忘れてしまう程との事。
で、最後に息が止まった事に気付いて、そこで初めて愛犬が逝った事を悟るという感じのようですね。いずれにしても、とても不思議な体験とのことです。
愛犬の最期の看取り方はどうすればいいの? 手順は?
さて、犬というのは、今がどんなに元気でも、やがては必ず「その時」は訪れます。それが突然なのか、はたまた長い闘病生活の末なのかは分かりませんが、いずれにしても、その際は慌てずに対応したいものですね。それが何よりの愛犬の弔いになると思います。
で、気になる愛犬の最期の看取り方についてですが、こちらまず、お湯で湿らせたガーゼなどを使用して、体全体を拭いてあげます。そして、その際に目や口が開いている場合は閉じてあげて、そのほか、体液や血液などが出ている場合も、そっと拭いてあげます。
その後に、体全体をブラッシングしてあげて、最後に毛布の上にペットシーツなどを敷いて、体液が出ても大丈夫なようにします。
次に、上記工程が終わりましたら、その後に手足を伏せの状態のように折り曲げます。これは何故かと言いますと、死後硬直を起こすからですね。ピンと伸びた状態だと、棺の中にきちんと収まりませんから、この工程は絶対に欠かせません。
いずれにしても、自然な形での供養が難しくなってくる可能性もありますから、忘れずに手足を畳んであげましょう。(ちなみに、犬は一般的に、死後2~3時間で死後硬直が始まると言われています。)
話を戻しまして、次は棺や祭壇の準備ですが、こちらは犬専用の棺や祭壇が売られていますので、ある程度最期が近いかなと感じたら用意しておくようにしましょう。
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それか、中にはペットセレモニー専門業者(葬儀社)などで、セットプランとして用意してくれている所もあるので、その辺も調べておくと良いでしょうね。比較しながら自分に合った方法にしましょう。
ちなみに、棺の中には、生前愛犬が利用していたブランケットなどを敷き、尚且つ、よく遊んでいたおもちゃなどをセットで入れてあげる事が一般的です。このようにして、愛犬が安心して天国へ旅立てるようにするという訳ですね。(ただし、当然ながら、燃えないような貴金属類はダメです。)
それと、ブランケットの下などには、遺体が傷まないように、保冷剤などを入れて置く事も忘れないで下さい。このようにする事で、特に夏の暑い時期や、冬の暖房の効いた部屋などで遺体を安置する際に、お腹や頭部などの腐敗を防ぐ事が出来ます。
あと、祭壇については、愛犬の写真はもちろんのこと、その他にも、大好きだった食べ物をお供えたり、お花などを飾ったりします。それと共に、お線香やお香などを焚いたりします。この辺は人間と一緒ですね。そうしながら、1晩ないし2晩過ごして、その後に火葬に出します。
次に、火葬となりますが、この辺の流れからは、ペットセレモニー専門業者(葬儀社)などから伝えられると思いますので、詳細は省かせて頂きますが、一応、こちらについても、ある程度死期が近いと感じたら予約しておくようにしましょう。
「ペット 葬儀」などで検索すると、お近くのペット葬儀専門業者が何件かHITすると思いますので、そこから自分に合いそうな業者を探してみて下さい。その他にも、各自治体などでも火葬は行ってくれるようなので、そちらの方も気になれば調べてみましょう。
ちなみに、この辺に関しては、合同火葬なのか個別火葬なのか、はたまた散骨なのか納骨なのかなど、様々別れていますので、迷ったらワンちゃんを看取った経験のある人などに、相談しても良いかもしれませんね。
それか、愛犬が元気な内から、かかりつけの病院の先生などに、どこが良いのか相談しても良いでしょう。そうする事で、自分達に合った方法がきっと見つけられると思いますよ^^
いずれにしても、火葬するまでの間は、飼い主さんとワンちゃんとの最後の時間でもありますので、沢山の感謝の気持ちと共に、そっと寄り添い続けてあげて下さい。
※【遺骨カプセル】天使のお数珠/ブルー/ペット供養
犬の最期の様子や看取り方についての記事-終わりに-
さて今回は、「犬の最後の様子」と題しまして、鳴き声や行動、それと最期の看取り方などについて、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
筆者的に、今まで書いて来たどの記事よりも辛い気持ちになりましたが、でもやがては必ず訪れる事です。目を背けないで尚且つあたふたせずに、愛犬を安心させながら見送ってあげたいと感じました。
また、ワンちゃんの最期の時というのは、どうしても体調が崩れがちですから、病院へ行く回数も増えると思います。ですが、これ以上は行かないという線引きの判断も重要になると思いますね。
なぜなら、何度も病院へ行くとなると、愛犬の晩年期を苦しめる事にもなりますし、安らかに眠りに向かう事の妨げにもなるからです。なので、ある程度の段階から、病院の先生と「どの段階に達したら自宅療養に切り替える」という事を、事前に相談しておいても良いかも知れませんね。
いずれにしても、今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てる事を願いつつ、以上、本日の記事を終了させて頂きたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、愛犬の最期の様子を伝える動画を発見したので、こちらも併せてご覧になってみて下さい。私はこの動画の内容を愛犬に重ねてしまって、かなり泣いてしまいました。(Youtube/まめ田より)