犬が隣に来る(座る)・隣で寝る理由って何だ?
こんにちは、ドキシーガールです。さて皆さんは、愛犬がふとした瞬間に、隣に来て見つめながら座っていたという経験はありませんか? 特に餌を求めて来る訳でも無いのに、何故か動かない時ってたまにありますよね。
それに、寝ている時なども、なにやら気が付くと横でぴったりとくっついていたり、背中合わせになっていたりする時などもあります。
まぁ「躾の面でどうなの?」という話は置いておいて、これって筆者的にはかなり嬉しい光景で、その姿をよ~く見てみると、何やらとてもリラックスしているようにも見えますね。
これはもしかしたら、信頼関係があるからなのでしょうか? どちらにしても、そのような姿を見ていると安心しますし、私としては妙に微笑ましい気持ちになります。
ただ、そうは言っても、これはあくまでも筆者の勝手な推測でしかないので、本当はどう思っているのかが気になるところです。一体どういった気持ちで、これらのような行動をしているのでしょうか?
そこで今回は、愛犬が隣に来てジーっと黙って座っていたり、寝ている時にふと気が付くと、隣でぴったりとくっついていたりする事に、一体どのような意味があるのか気になったので、その辺について詳しく調べて見ることにしましたよ!
とにかく、この記事を最後まで読んで頂くと、今まで知らなかったような新たな発見があるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧下さいね^^ それではスタート♪
このページの目次
犬が隣に来る又は隣に座ってジーっと見ている理由ってなに?
さて、という訳でまずは、犬がふとした瞬間に隣に来たり、気がついたらジーっとこちらを見ながら黙って座っていたりするのには、一体どのような理由があるのか気になったので、その辺について詳しく調べて見ることにしました。
で、早速その調べた結果ですが、まず一番の大きな理由としては、「飼い主さんの事が大好きだから」という事が挙げられるようです。これは分かりやすいですね。特に、黙ってジーっとこちらを見つめながら座っているような場合は、その感情が強いことを表しているようです。
ちなみに、お互いに見つめ合うと、脳内からオキシトシンという物質が分泌されて、それが更に互いの信頼感や絆を強めてくれるとのことですよ(゚д゚)! なので、今この記事を書いている最中にも、2~3度愛犬と見つめ合ってますw
話を戻しまして、2つ目の理由としては、「飼い主さんに心を許している」というのが挙げられるようです。やはり人間もそうですが、信頼出来る人の側ってかなり安心出来ますから、それだけでも側にいたいですよね。
つまりは、心を許しているからこそ、いつでも側にいたいんだと思います。甘えたがりのワンちゃんなら、尚更ですよね。
それと、この他にも、犬というのは本来群れで過ごす動物なので、「本能として近くに寄って来る」というのも考えられるそうです。これはどういう事かと言いますと、飼い主さんの事をしっかりボスとして認識していて、尚且つリスペクトしているからのようですね。
特に、背中を向けて座るような場合は、こちらカーミングシグナルの一種で、敵対心が無いという事の他にも信頼感を表しているようなので、それだけ相手に対して気を許しているんだそうです。
う~ん、なるほど。これらの行動は、ワンちゃんの中で、飼い主さんに対して絶大な信頼を寄せているのはもちろんのこと、無意識下で主従関係を表しているんでしょうね。
まぁ何にしても、ちゃんと躾をして可愛がってあげる事によって、より良い関係を築いて行けるのではないでしょうか?
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話を戻しまして、あとこの他に考えられる理由として、「何らかの欲求を示している」場合などがあるようです。
こちらは、もはや”あるある”ですが、特におやつが欲しいとか、寝ている飼い主さんに起きて欲しいとか、散歩に連れていって欲しい場合など、とにかく何かをアピールする為に、こういった行動を取るようですよ。
なので、そういった時にチラッと愛犬の方を見てみて下さい。きっと、つぶらな瞳でこちらをジーっと覗いていると思いますからw (家の犬は、シカトしていると、「フゥ~ン」とか連続で鼻声を出して来ます。これがまたウザイのなんのw)
ちなみに、余りに可愛いからといって、必要以上に構ったり甘やかしたりしてしまうと、当然ながら教育的に良くないようです。要するにワガママになっちゃうんですね。
それに、ワンちゃんが独りで居るのが苦手な子になっちゃうので、分離不安症の原因にもなっちゃうそうです。まぁこの辺は素人には線引きが難しいですが、やはり基本的には甘やかしすぎない方向でという事が望ましいのでしょう。
ちなみに、今まさにそのような状態に陥っているという場合は、犬が一人で居ても、無駄吠えやパニックなどを起こさないように、十分に躾や訓練をする必要があるようです。
特に、家を不在にする事が多いような方は、最初は5分・10分・150分と、ちょっとずつ時間を伸ばして訓練すると良いんだようですよ^^ そうすることで、犬も”待っていれば、そのうち飼い主さんが帰ってくるんだ!”と認識して、パニックになって無駄吠えしたりしなくなるようです。
ちなみに、この訓練をする場合ですが、絶対に「行って来ます」とか「じゃあね」と声をかけてはいけないそうです。それをしちゃうと、犬が取り乱す原因になるようですので、十分に注意して下さいとの事でした。
犬が飼い主の隣で寄り添って寝るのは何故なのか? 野生の記憶?
さて次に、こちらも気になる、犬が飼い主の隣でぴったりとくっついて寝るのには、一体どのような理由があるのかについて、詳しく調べてみました。
で、まず最初の理由ですが、こちら隣に来て座るのと同じ理由で、ズバリ「飼い主さんの事が好きだから」のようです。
ちなみに、その多くは、背中合わせやお尻をくっつけて寝ている事が多いと思いますが、こちら何故かと言いますと、”信頼しているから”のようですね。
犬というのは、元々群れで過ごしていた動物というのは先程お伝えさせて頂きましたが、当然ながら寝ている時も集団で過ごしていました。
そして、外的から身を守る為に、背中合わせで死角を無くして、尚且ついつでも対応出来るように、このような姿勢を取って寝ていたと言われているようですね。
特に、犬はお腹の他に、背中が急所とも言われる位に大事な箇所でもあるので、そういった意味でもこのように寝るのは重要なことだったのです。
ちなみに、なぜ背中が急所なのかと言いますと、こちら走る上で大事な後ろ足が攻撃されたらアウトだからですね。そんな事もあって、背中合わせで身を守りながら寝ていたという事になります。
その名残が、現在でもDNAの記憶として残っていて、信頼の証として、飼い主に背中を預けて寝ていると言われているようですよ! (つい最近見た、ナショジオのドッグトレーナー情報よりw)
なので、皆さんも、最初はなぜ愛犬が、背中やお尻を向けて寝ていたか分からなかったかと思いますが、このように、ワンコが心を許しているからこそのポーズなんですね。そう考えると、妙に嬉しくなります^^
話を戻しまして、次に2つ目の理由としては、こちら飼い主さんと一緒に寝る事で、「犬自身がリラックス出来る」からのようです。
まぁ前述した内容と似たような感じではありますが、どちらにしても、信頼しているからこそリラックス出来るという事になります。こちらも、飼い主としてはこの上なく嬉しい理由ですよね^^
また、この他にも、側で寝る事によって「飼い主さんの匂いを近くで感じていたい」といった理由などもあるようです。とにかく、信頼出来る人の匂いを嗅ぐことで、犬にとってかなり安心感を得ることが出来るんだそうですよ!
なので、ふと気がついた時に隣で寝ていたら、”あ~○○ちゃん、安心して(リラックス)してるんだな~”と思って下さい^^
それと、4つ目の理由として、「人間が寝ている環境が犬にとっても理想的だから」というのが挙げられます。
これはどいう事かと言いますと、人間の寝室って、エアコンや暖房が効いてて、いつでも快適に過ごせますよね。何よりもお布団がフカフカなので、犬にとってこれ以上無い環境なんですね。なので、一緒に寝たいと思うようです。
それと、この他にも、「暗闇で一人で寝る事が嫌だ」というワンちゃんなどもいるようですね。まぁ先述した通り、犬は本来群れで寝ていた動物ですから、夜一人暗い所で寝るのは、やっぱり不安なのでしょう。
とにかく、ワンコによっては一人だと心細くて、いても立ってもいられないのでしょうね。そんな訳で、“安心できる飼い主さんの元で寝たい”と、テッテっテと歩いて近づいて来るのかもしれません。
いずれにしても、そのようなワンちゃんは、もしかしたら”暗くても飼い主さんと一緒だったら大丈夫”という風に考えているかもしれませんので、たまには一緒に寝てみても良いかもしれませんね。
ちなみに、筆者はよく愛犬と一緒にベッドで寝ていますが、たまに寝顔などをじっくり見ていると、非常に穏やかな顔をしているのが分かります。
特に、旦那の横でワンコが一緒に寝ている時など(主人と私のベッドは別々)、こういった姿が顕著に現れるので、本当に安心しているのでしょうね。
それから、人間の側にいる事で、”飼い主さんに暖めてもらおう”と、もしかしたら考えているかもしれません。これは、我々も同じ感覚ですので、理解が出来ます。
特に、筆者は北海道在住なので、その気持が痛い位に分かりますね。(同じように、寒い地域にお住いの方は、この辺の気持が理解出来るのではないでしょうか? シングルコートのワンちゃんとかだと、たまにブルブル震えているような子とかいますもんね。)
また、先述した通り、犬は本来群れで行動をして来た動物ですので、本能的に身を寄せ合っているのが当たり前なのかもしれません。
という訳で、本当であれば、しつけ的な面や衛生的な面などで、一緒に寝るのは良くないとされていますが、でもこのように犬にも飼い主さんの側で寝たい理由があるので、全てが全て「これはよくない!」と切ってしまうのではなく、その気持に寄り添ってあげる事も、大切なのではないでしょうか?
それに、普段からキチンと躾をしていれば、ワガママになったり無駄吠えをしたりなど、問題行動は起こしませんよ! 私自身、今まで実際に何匹か飼って来てからの発言ですので、あながち間違っていないと自負しています。
なので、私の意見に賛同して頂けた方は、是非この辺を参考にして頂ければと思います!
PS:そういえば、こちら余談ですが、犬が寝ている時の「位置」については、十分に気をつけた方が良いようですね。
これは何故かと言いますと、犬と一緒に寝ている時に、足元にいたら問題無いようですが、思いっきり隣(枕の上)で寝ている時などは、ボスというよりも仲間として認識しているからのようです^^;
一般的に、足元から上に行くに連れてその傾向は強いと言われていますから、こちらが抱っこして布団に入れた時以外などで、堂々と隣で寝ているような場合は、ちょっと下の方に移動させた方が良いでしょう…。好きとナメられるは違いますから…ね…。
犬が隣に来る(座る)理由や隣で寝る理由についての記事-終わりに-
さて今回は、犬が飼い主さんの隣に来て座ったりする理由や、夜側に近づいて来て、くっついて寝ようとする理由などについて、筆者なりに色々と調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、ワンコが飼い主さんの近くに来るのは、基本的には、常に安心出来る人の側にいたいからという理由なので、もし問題などが無ければ、それに応えてあげても良いと個人的には思いますね。(一般的に小型犬の方がこのような行動を取ると言われているようです。)
ただ、一緒に寝る事で、しつけ的な面や衛生面の他にも、ワンちゃんの怪我や飼い主さんの睡眠障害といった事も懸念されますので、その点だけは十分に注意が必要となりますね。
とにかく、お互いに安眠出来ないと意味がありませんので、無理の無いように工夫しましょう。飼い主さんとワンちゃん双方にとって、理想的な関係を築いて頂けたらなと思います^^
という訳で、今回はちょっと長くなっちゃいましたが、以上これにて本記事を終了させて頂きます。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、子供と犬・猫が一緒に仲良くスヤスヤと寝ている動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
う~ん、これはかなり気持ちが和みますよ! 本当に愛らしい姿で仲良く寝ているので、癒やされたい方など是非ご覧頂ければと思います^^ ではまた会いましょう! (YouTube/みかんチビコギさんの動画より)