小型犬用の車椅子の簡単な作り方(手作り方法)やオーダーメイドは?
このページは約11分で読めます。
こんにちは、ドキシーボーイです。さて皆さんは、犬の車椅子に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? やはり、怪我や病気などで、歩けなくなった犬が使用するというのが、一般的なイメージかと思いますが、いずれにしてもこの車椅子がある事で、その後の愛犬の生活が豊かになる事は、言うまでもありませんよね。
ちなみに、犬の車椅子って、実は足の衰えを見せた時などに早めに使ってあげると、それがリハビリとなって、その後ワンちゃんの足腰を鍛える効果が期待出来るとも言われているようですよ!
中でも、胴長短足のミニチュアダックスフンドとかは、どうしてもその体型からヘルニアになりやすいと言われていますから、こういった犬種などに早めに使ってあげると、その後(老後など)の生活も楽になるのではないでしょうか?^^
という訳で、犬の車椅子について興味が湧いて来たところで、今回は、小型犬用の車椅子の簡単な作り方(手作り方法)を始めとして、その他にも、”手作りは何か難しそうだな~”という方の為に、オーダーメイドで作って貰えるような、犬の車椅子制作店情報などについて、詳しく調べて見ることにしましたよ!
この記事を読んで頂くと、今まで”犬用の車椅子の手作りとか難くて出来ないでしょ”と思われていた方や、”愛犬の車椅子をオーダーしたいけど、どこがオススメなのかな?”と思われていた方にとって、かなり有益な情報が得られると思いますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!
このページの目次
小型犬用の車椅子は簡単に手作り出来る? その作り方とは?
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
リハビリの先生から勧めもあり、車椅子デビューです。
何が楽って「散歩」です。
デカコギなのもあり補助リードで後ろを持ち上げて歩くのは犬にも飼い主にも負担。
なによりも。
走っている姿は本当に感動です。
たまたま来た公園でコーギーイベントが開催されていました。#コーギー#corgi#脊椎梗塞 pic.twitter.com/mohOt19ta0— suicide-mission (@miou_m) January 21, 2018
さて、まず始めに、小型犬用の車椅子の簡単な手作り方法について、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きますね。
という訳で、早速その調べた結果についてですが、今回ご紹介させて頂くのは、それほど難しい作り方では無いので、是非参考にしてもらえればと思います。それでは見ていきましょう^^
1.塩ビ管を使った便利な室内用車椅子
さて、まず最初にご紹介するのは、こちら塩ビ管を使用した室内用の車椅子の作り方となりますが、この車椅子の特徴としては、犬のフードボウルを前に取り付ける事が出来ますので、とても使い勝手が良いと思いますよ!
という訳で、早速その詳細について見て行きたいと思いますが、まず作り方については実際の映像を観てもらった方が早いと思いますので、とりあえず以下の動画をご覧下さい。(YouTube/hiromi wakitaさんの動画より)
いかがでしたでしょうか? 意外と簡単そうですよね^^ これなら初めて作るという方でも、比較的チャレンジしやすいかと思います。
という訳で、作り方は以上となりますが、以下に上記動画の内容を書き起こしていますので、再確認の際などにお役立て下さい。
<準備物>
- ・塩ビ管…直径13mmの2mパイプを2本
- ・L字型ジョイント…6個
- ・T字型ジョイント…6個
- ・キャスター…直径40~50mmのねじ込み式を4個
- ・ボルトとナット…M4×50mmを4本セット
- ・ネジ…12mmを数本
- ・厚めの布…キャスターに巻き付ける物
- ・テープ…本体の仮止め用
- ・マット…
- ・インシュロック…数本
<作り方の手順>
- 1.まず最初に、犬の大きさに合わせて塩ビ管をカットします。
- 2.次に、塩ビ管のジョイント部分をネジ止めします。(この時、接着剤は使わないようにします。)
- 3.次に、キャスターの軸に厚めの布を巻き付け、そこから塩ビ管に入れて緩みが無いようにします。
- 4.次に、犬が立っている時の前足の高さに合わせて、本体と車輪軸をテープで仮止めして行きます。
- 5.次に、車椅子本体の高さに合わせて、車輪軸にネジ穴を開けて行きます。
- 6.次に、後輪をボルトで固定します。
- 7.次に、前輪を直角部分に合わせて、ジョイント部分をネジ止めします。
- 8.次に、マットに犬の後足を通す穴を2か所丸く開けて、そこからインシュロックで止める部分を、3mm程度カッターで切り込みます。
- 9.次に、マットをインシュロックで本体に留めて完成です。
という訳で、以上が室内用の車椅子の作り方となりますが、どうでしょう? これなら普段からDIYをしていないような方でも、”よし! やってみよう!”という気になりますよね^^
それと、動画の通り、車椅子の前にフードボウルを設置したり、頭を乗せられるような睡眠用のマットを置いてあげると、ワンちゃんにとってもかなり使い勝手が良くなると思いますので、その辺なども参考にしてみて下さい。
また、動画では電動工具を使用していますが、こちら家に無いという方は、以下でかなり安く売られていますので、是非チェックしてみて下さいね♪ (LEDライト付きで、女性でも使える小型タイプです。)
※アイリスオーヤマ 充電式電動ドライバー コードレス
2.実用性バッチリな小型犬用の車椅子
さて、次に紹介するのは、同じく塩ビ管を使った小型犬用の車椅子の作り方ですが、こちらもまずは実際の映像を観て頂いた方が早いと思いますので、とりあえず以下の動画を御覧ください^^ (尚、動画は4つのパートに分かれています。)
※YouTube/miriさんの動画より
という訳で、作り方は以上となりますが、この車椅子についても以下にその内容を書き起こしていますので、準備物や手順などを忘れた際にお役立て下さい。
<準備物>
- ・塩ビ管…直径13mmのパイプを1~2m
- ・L字型ジョイント…2個
- ・T字型ジョイント…2個
- ・キャップ…4個
- ・メッキ調スプレー…グレーの塩ビ管に塗って、色を統一させる
- ・タイヤ…2個(自転車の補助輪やベビーカーのタイヤを再利用出来る)
- ・ボルト…65mmを2個
- ・ナット…2個
- ・緩み止めナット…2個
- ・ワッシャー…4個
- ・アクリルベルト…幅30mmの物を1.5m
- ・布…犬の体を支える物
- ・調整用アジャスター
- ・ワンタッチバックル…1個
<作り方の手順>
- 1.まず、車椅子の後ろの部分に、L字型ジョイントを取り付けます。
- 2.次に、短いパーツを金槌で叩いて入れて、そこから更に、T字型ジョイントを取り付けます。
- 3.次に、T字型ジョイントの先に、長いパーツを取り付けます。
- 4.次に、長いパーツの先にキャップを取り付けます。
- 5.次に、キャップを取り付けた脚部分にタイヤを付ける為に、ドリルで穴を開けて行きます。
- 6.次に、その穴にボルトを通して、ナット・ワッシャー・タイヤ・ワッシャー・緩み止めナットの順番で通して行きます。(ナットは、タイヤを回転させられるように、5mm程度隙間を開けて、緩み止めナットは外れないようにしっかりと締めます。)
- 7.次に、タイヤを付け終えたたら、脚の部分を固定します。
- 8.次に、本体に体を支える布を付けて、外れないようにネジ止めをします。
- 9.次に、本体の後ろに、犬の後足を入れる部分を取り付けます。
- 10.最後に、本体の前側に、犬の上半身と車椅子を繋ぐ為のベルトをネジ止めして完成です。
という訳で、準備物や作り方の手順は以上となりますが、こちらも先程ご紹介した車椅子と同じく、一つ一つ細かく切り分けて見ていけば、それほど難しくは無さそうですね^^ ぜひチャレンジしてみて下さい!
スポンサーリンク
車椅子を自分で作るよりもオーダーメイドしたいという方へ
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
スイーピーの仲間たち。 pic.twitter.com/9ZfXupUzmY
— 犬の車椅子・歩行器 工房スイーピー (@Studio_Sweepea) May 16, 2018
さて次に、犬用の車椅子を自分で作るのは難しいという方の為に、オーダーメイドで製作してくれるお勧めのお店情報について、いくつかご紹介させて頂きたいと思います。
という訳で、早速その詳細について見て行きたいと思いますが、まず最初に「スイービー」というお店をご紹介させて頂きますね。こちら、製作実績1,500台以上とのことなので、安心して任せられそうです^^
ちなみに、このお店はの車椅子は全て1年保証で、尚且つお値段も18,000円~と比較的安価な所もgoodです! (以下、スイービーのTwitterの投稿です。)
※以下スイービー公式Twitterより引用
いい季節になりましたね!
みなさんもたくさんお散歩を
楽しんで下さいね~! pic.twitter.com/Gn1Ysyi9Yu— 犬の車椅子・歩行器 工房スイーピー (@Studio_Sweepea) May 8, 2018
スイーピーの仲間たち。 pic.twitter.com/wzwVAOBDLZ
— 犬の車椅子・歩行器 工房スイーピー (@Studio_Sweepea) June 3, 2018
スイーピーの仲間たち。 pic.twitter.com/e977YpLfWa
— 犬の車椅子・歩行器 工房スイーピー (@Studio_Sweepea) July 2, 2018
スポンサーリンク
次に、「テンシノワ(天使の車輪)」というお店をご紹介させて頂きますが、こちらは公式ホームページ上だけでなく、「ヤフーショッピング」などでも注文が出来ます。
ちなみに、ここのお店の商品は、購入後に自分で車椅子の高さや長さを微調節出来るとの事なので、その点がオススメですね^^ それぞれのワンちゃんごとに歩き癖などは違うと思いますので、そういった意味でも安心です。
また、ホームページ上で製作状況を見る事が出来たり、実際に車椅子を装着している犬達の画像なども見ることが出来ますので、そういった点でも安心感がありますね。
それと、オプションで購入出来る前輪や足置きも取り外し可能なので、必要に応じて使う事が出来ますし、もしも”車輪を新しいのに変えたい”と思って追加購入しても、取り付けも簡単なので、その点なども嬉しいところです。
以下オススメの記事
さて、3つ目にご紹介させて頂くのは、こちら岐阜県にある「はな工房」というお店ですが、このお店も全国各地から注文が来ているようで、飼い主さんの感想を見ても評価が高いですね。
それと、なんでもこのお店の車椅子は、ワンちゃんの前足の負担を軽減する設計で、尚且つ装着が簡単な所が人気なようです。(具体的には、強度と軽さのバランスが良く、タイヤもオリジナルで、極力犬の負担を軽減するように考えられた造りとなっているようですね。)
ちなみに、こちらのホームページ上を見てみると、お客様の声として、実際に使用しているワンちゃん達の動画なども観る事が出来ますし、その他にも、実際に来店した場合には、歩いている状態を見ながら微調整なども行って貰えるとの事なので、その店なども安心材料です。
もちろん、ネットで購入しても、車椅子の高さやタイヤの位置などの微調整が出来ますので、オーダーメイドなのに合わないという事も無さそうですよ。しかも、2つ目にご紹介したお店と同じく、消耗品の販売なども行っていますので、もしもタイヤが擦り減ってしまったとしても、すぐに交換する事が可能です。
さて、最後にご紹介するのは、こちら大阪にある「わんワーク」というお店ですが、このお店もオーダー制で、1台ずつ丁寧に製作してくれます。
ちなみに、このお店の商品は、主にアルミニウムを使用しているとの事で、非常にお手入れがしやすいようですよ^^ なので、もしも汚してしまっても、簡単に水洗いする事が出来ますので、その点が最も嬉しい点です。
また、車椅子自体も装着が非常に簡単なようで、具体的には後足をゴムチューブに通して、後は前後のバックル部分を留めるだけで完了なようです。(慣れれば数十秒程度で付けれるようですね。)
それと、このお店に関しても、2輪か4輪かを選ぶ事が出来て、尚且つワンちゃんのその後によって、車輪の数を変えたりなども可能なようなので、購入後に色々とカスタマイズ出来るというのも、このお店の車椅子の特徴のようです。
スポンサーリンク
小型犬用の車椅子の作り方やオーダーメイドについて-終わりに-
※犬用車椅子/わんだふるウォーカー【体高30cm (30〜39cm)】
さて今回は、小型犬用の車椅子の手作り方法についてを始めとして、その他にも、自分で作るのは難しいという方の為に、オーダーメイド制作店情報などを調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
まず、手作りの車椅子の方については、どちらも比較的簡単に作れそうでしたね。部品自体も、どれもホームセンターで安く購入出来るかと思いますので、初めての方でもチャンレンジしやすいかと思います。
また、オーダーメイドの車椅子の方については、比較的安価ながら造りがしっかりしていたり、他にも微調整が可能な商品などもあったので、やはりプロにお願いしたいという方は、こちらも検討されてみてはいかがでしょうか?^^
という訳で、今回はこれにて記事を終了させて頂きますが、いずれにしても愛犬の今の現状を鑑みて、どうするのかを決めてみて下さいね! 是非その後のドッグライフが良くなる事を願っています! 以上、最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、自作で作った小型犬用の車椅子を紹介しているユーザーの動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
ちなみに、この車椅子は2台目との事ですが、いずれにしてもラジコン用のタイヤを使ったりなど、結構工夫されている印象を受けましたね。という訳で、是非参考がてらご覧になってみて下さい! (YouTube/kanisanpoより)
今回の記事が、ちょっとでも"役に立った!"と感じられましたら、各種ソーシャルボタンでシェアして頂けると嬉しいです^^
以下オススメの記事
関連記事
[Featured Articles & Ads]
最近のコメント