赤ちゃん時柴犬に似ているディンゴって何? 大型犬位でかくなる?
このページは約7分で読めます。
こんにちはドキシーボーイです。さて最近、ペットブームということもあって、街をちょっと歩けば、犬を散歩している人をよく見かけるようになりましたね。
実は筆者も犬が飼いたくて、この頃は暇さえあればネットで色々な犬種について調べているのですが、あるとき偶然、「ディンゴ」なる動物の赤ん坊時代の写真を見つけました。
これがまた柴犬みたいで可愛いのですよ! 筆者的にはどストライクで、見れば見るほど欲しくなって来ましたが、気になるのはやはり日本で飼うことが出来るかどうかです。
という訳で今回は、このディンゴについて、そもそも一体どのような動物なのかという部分を始めとして、その他にも、どの位大きくなるのかや、日本で飼うことが出来るのかという気になる部分について、詳しく調べて見ることにしました!
このページの目次
そもそもディンゴとは? 赤ちゃんの頃は柴犬に似ている?
さて、このディンゴですが、上記画像の通り見た目は犬そっくりなんですが、いったい何科の動物なのでしょうか?
その辺が気になったので早速調べてみたところ、どうやらその種類としては、大陸オオカミの一種のようです。(ちなみに、広義的には野犬にも分類されているようですよ。その詳細は後ほどご紹介させて頂きます。)
う~ん、たしかに以下の画像をまじまじと見ると、犬よりはオオカミっぽいですね。
でもこのディンゴ、赤ちゃんの頃は非常に柴犬の子犬に似ていますし、コロコロしています。
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
https://twitter.com/kittenandkitten/status/348659748473815040
かっ! 可愛いですね~! というか、本当に柴犬そっくりです!! もしもこんな子が歩いていたら、間違いなく連れて帰って飼ってしまいます。(*´∀`*)
ちなみに、このディンゴは主にオーストラリアに生息している野生動物だそうで、日本の犬では無いんだそうですね。赤ちゃんの頃は柴犬にそっくりなのに、以外でした。
ディンゴは大型犬の様に大きくなるの? 飼う事は出来るの?
さて、こちらについては既に成犬時の画像をお見せしているのでネタバレ感がありますが、まずは子犬時のその足の太さに注目して見てください。
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
https://twitter.com/SEKAI_NO_NEWS/status/749709628628299778
なるほど、けっこう前足がしっかりしていますよね。このように、太い脚は大きくなる証拠ですから、これはかなり成長しそうです。
で、ズバリですが、やはり結構大きくなる傾向にあるようです。(中型犬から大型犬くらいの大きさになるようです。) 具体的には、成犬時に体長は100cmほどで、体重は15kgほどになるようですね。
なので、ラブラドールレトリバーよりちょっと小さめか、同じ位の大きさになるという事になります。(ちなみに、ディンゴの平均寿命は5~6年なので、普通の飼い犬と比べるとだいぶ短命になります。)
さて、このディンゴですが、ここまでの調べで、オオカミ科の一種で尚且つ結構大きくなるという事が分かりましたが、果たして日本では飼うことが出来るのでしょうか?
この辺について気になって調べてみたところ、まずこのディンゴ、実は大人しそうに見えて、けっこう獰猛な肉食獣とのことです。主にウサギやネズミを食べるようですが、時には家畜やカンガルーなどを襲ったりする事もあるそうなんですね(゚д゚)!
となると、やはり飼い犬には向かないという事になります。ちなみに、オーストラリアは野生動物の飼育自体を禁じているので、ディンゴを飼うことはできません。それと同じく、野生動物の輸出も禁止しているので、だから日本では見ることができないんですね。
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
オーストラリアのディンゴ.ペットにならない野生のコ https://t.co/EQO496WBEt
— ryugo hayano (@hayano) September 15, 2016
しかし、どうやら最近では純血のディンゴ自体が少なくなって来ており、雑種化が進んでいるそうです。この雑種化したディンゴは、オーストラリアでワイルドドッグ(野良犬)などと呼ばれていて、家庭でもペットとして飼育されているそうですが、法律的にはグレーゾーンなのだとか。
ちなみに、赤ちゃんの頃から飼っていれば、犬と同じように人間に懐くそうです。それに、身体能力も高いので、ドックスポーツ用などに飼われていることもあるようですね。
ですが、元々は気性の荒い犬なので、やはり愛玩動物には向かず、小さな子供のいる家庭では飼育しない方が良いとのことです。どちらにしても、日本にはこのmix犬自体も輸入されていないでしょうから、現実的に飼うことは難しいでしょう。
スポンサーリンク
ディンゴを取り巻く現在の環境とは? 絶滅危惧種なの?
さて前項では、野生のディンゴは凶暴で、尚且つ家畜を襲うこともあるという事をお伝えしましたが、実はそれだけでなく、人間を襲ったケースもあったそうです。そこでオーストラリアの自治体は、このディンゴを隔離する為のフェンスを設置したようですね。
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
あとフェンスな。オーストラリアには「ディンゴフェンス」って言う長大なフェンスが貼られてるの。オーストラリア固有種の犬ディンゴが、家畜を襲わないように、張りも張ったり5614km!文明の拡張の歴史は、すなわち肉食動物との境界線の争い。 pic.twitter.com/mp8DFOIVKC
— 稲葉渉 (@inabawataru) July 5, 2015
このフェンスの高さは5mで、その長さは上記ツイートの通り、実に5,614kmにもなるそうです! という事は、ゆうに日本の国土を越える広さという事になりますよね(゚д゚)!
ちなみに、このフェンスを出入りする時には、しっかりとゲートを締めることが義務付けられており、閉め忘れると罰金を払わなければいけないという徹底ぶりのようです。
しかし、こういったフェンスでディンゴを隔離したことによって、今まで襲われていたカンガルーが襲撃されることがなくなり、カンガルーが増えすぎてしまうという問題なども起こったようですね。要するに食物連鎖のバランスが崩れてしまった訳です。
このように、フェンスで隔離されてしまったディンゴですが、そんな中で、飼育放棄や逃げ出してしまった野良犬などとの交配が進み、「ディンゴ・ハイブリッド」として広く分布していったそうです。
ちなみに、現在純血種のディンゴは約30頭ほどで、絶滅寸前だと言われています。今、動物園などで見られるディンゴもほとんどは混血だそうです。
そんな事もあり、現在ではオーストラリア政府に絶滅危惧種と認定されており、本格的に保護活動が始まっているようです。(純血のディンゴを保護しようとする団体も出てきているそうですね。)
※余談ですが、オーストラリアにいた肉食獣「タスマニアンタイガー」は既に絶滅しており、同じく「タスマニアンデビル」は、ディンゴと同じように絶滅危惧種に指定されています。(以下、参考画像入りツイートをTwitterより引用)
https://twitter.com/historylvrsclub/status/803767608465993728
Tasmanian Devil’s Milk Might Hold The Cure For Antibiotic-Resistant Superbugs https://t.co/uBiNBeYTxd pic.twitter.com/0obHfPmSdJ
— Alternative Medicine (@AltMedBlogs) November 29, 2016
スポンサーリンク
柴犬似ディンゴの概要や生態などについての記事-おわりに-
さて今回は、オーストラリアに生息するディンゴについて、柴犬に似ていると言われている赤ちゃん時代の様子や、どのくらい大きくなるかについて、また、日本で飼育できるかや、現在のディンゴを取り巻く環境などについて、色々と調べて書いてきましたが、いかがでしたか?
このように、日本ではあまり馴染みのない動物でしたが、その気性の荒さとは裏腹に、結構おとなしそうな感じだったのが以外でしたね。特に赤ちゃん時代のディンゴは本当に可愛かったです。
という訳で、今回の記事は以上となりますが、それでは最後に、ディンゴの赤ちゃんを捉えた貴重な動画を発見しましたので、こちらをご紹介して本日の締めとさせて頂きます。やはり可愛いので、飼うことが出来ないのが何とも残念です(´;ω;`)(Youtube/Featherdale Wildlife Parkより)
今回の記事が、ちょっとでも"役に立った!"と感じられましたら、各種ソーシャルボタンでシェアして頂けると嬉しいです^^
以下オススメの記事
関連記事
[Featured Articles & Ads]
最近のコメント