犬の交配相手の探し方や募集の仕方は? 料金は?
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こんにちは、ドキシ―ガールです。さて、画面の前の皆さんは、愛犬に子孫を残してあげたいと感じたことはありませんか? (まぁ、あるからこの記事をご覧になられていると思いますが…^^;)
勿論、犬も生きているので、飼い主の勝手で、むやみやたらに増やして良いというものではありませんし、新しい命を授かる母体にも何の影響もないわけはありません。人間と同じで命の危機に立たされることすらあるのです。
そういうことを踏まえて、今回は、犬の交配相手の探し方や注意点、それと、募集の仕方や料金はいくら位かかるか?など、気になる情報について、詳しく調べてみることにしましたよ!
また、他にも、安心して愛犬の交配相手を探せるサイト情報についても気になったので、その辺についても詳しく調べて見ることにしました。では、早速スタート!
このページの目次
知っておこう! 犬の交配相手を探す前に大切なこと
さて、まず最初に、犬の交配相手を探す前に、最低限知っておくべき情報がありますので、そちらについてご紹介して行きたいと思います。という訳で、まずは、犬の交配に最適な年齢についてです。
こちら性別や犬種によって異なりますが、一般的にはメスの場合2歳~5歳位で、オスの場合は1歳~8歳までが適当なようです。
ちなみに、メスについてですが、あまりに早い年齢で妊娠させてしまうと、胎子に栄養を奪われてしまい、母体の成長の妨げになってしまうと懸念されています。
また、6歳を超えての出産となると、体力的な面から控えた方が良いとのことでした。(オスに関しては、9歳以降は止めておいた方が良いとのことですね。)
話を戻しまして、発情期自体は、早いメス犬だと生後7ヵ月から9ヵ月ごろから始まるそうで、その周期は半年に1度、晩冬から早春、および晩夏から初秋の年2回が一般的なので、妊娠チャンスも年2回だそうです。
また、発情前期のメス犬からはオスを誘うフェロモンが出ているため、お散歩やドッグランなどの外出は控えた方が良いとされています。
次に、メス犬が出産適齢期に入ったら、寄生虫や遺伝病などの病気がないことを確認します。そして、メス犬の発情サイクルを把握し交配させます。
タイミングとしては、一般的には出血開始日から11日目と13日目の2回とされていますが、体質にもそれぞれ個性があるため、失敗を避けるためにも、周期をきちんと把握してあげる事が大切ですね。
最後に、生まれた子犬の血統書の作成には、オス犬の飼い主から「交配証明書」を発行してもらわなければなりません。この証明書が無ければ血統登録が出来ないので、必ず事前に確認しておくようにおしましょう。
無知は怖い!? 犬の交配の基本パターンとは?
さて、犬の交配には、オスとメスの血縁関係や犬種によって、さまざまな繁殖法の呼び名があるのだそうです。こうした予備知識無しで安易に繁殖してしまうと、取り返しのつかない自体を招く恐れもありますので、かなりの注意が必要ですね。
という訳で、ここでは、代表的な犬の繁殖方法を、4つほどご紹介させて頂きます。(中には気をつけるべき繁殖方法もあるので、キチンと最後までご覧ください。)
まず1つ目は、「インブリーディング」です。インブリーディングとは近親繁殖(きんしんはんしょく)のことで、5代間に血縁関係のある交配を指し、さらに血の濃さによって、「インセスチュアスブリーディング」と「ラインブリーディング」の2つに分けられるそうです。
まず、インセスチュアスブリーディングとは、極近親繁殖のことで、親子間、あるいは兄弟姉妹間による交配のことを指します。
ジャパンケンネルクラブ(JKC)では、このような場合、血統書の発行拒否、もしくは条件付でのみ血統書が発行されることになるので、血統書の欲しい飼い主さんにとっては注意が必要ですね。
一方の、ラインブリーディングとは、系統繁殖(けいとうはんしょく)のことで、3代から5代の間に同じ犬が2度以上関係していることを指しているのだそうです。分かりやすく言うと、父方の曽祖父と母方の曽祖父が同じだということですね。
これは、近親交配によって起こるさまざまな難点を防ぎつつ、ある特定の形質を維持することができるため、家畜の繁殖では広く行われている方法のようです。
2つ目は、「アウトブリーディング」です。アウトブリーディングとは異系繁殖(いけいはんしょく)のことで、5代間に血縁関係が全く存在しない交配のことを指して言うそうです。
出来るだけ遠い遺伝子を持つ犬同士で交配させることで、免疫力の強い子を作るのが目的だそうで、血の濃さなどで起こる問題を回避する事が出来るそうです。”この辺は人間と同じなんだ~”と筆者自身、改めて思う次第でした。
話を戻しまして、3つ目は「インターブリーディング」です。これは、変種間繁殖(へんしゅかんはんしょく)のことで、例えばスムースダックスフンドとロングヘアーダックスフンドといったように、同一品種内でも変種同士を交配させることを指して言いそうです。
4つ目は「アウトクロッシング」です。こちらは異種繁殖(いしゅはんしょく)のことで、例えばチワワとダックスフントを掛け合わせたチワックスなど、2つの異なる犬種を掛け合わせる繁殖方法です。
よく、”可愛いけどなんの犬種だろう?”という事が結構ありますよね。それは、このアウトクロッシングで生まれたワンちゃんという事になります。いわゆるMIX犬ですね。
ちなみに、他にも繁殖方法は色んな種類があるようですが、とりあえず今回ご紹介した方法がよく知られている繁殖方法だそうです。とりあえずインセスチュアスブリーディングについては、避けておいた方がよさそうですね。
このように、大事な愛犬に丈夫で元気な子孫を残してあげるためにも、未来の子孫たちのためにも、繁殖方法の良し悪しは必ず押さえておきたいところです。
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ここが気になる! 交配相手の探し方や募集の仕方は?
さて、我が愛犬をいざ交配をさせたいと思っても、なかなか近くに交配相手が見つからない場合や、出来るだけ失敗せずに交配をさせたいと思っている飼い主さんにとっては、けっこう探すのは難しいものです。
特に、メス犬の場合は、有料で精子を提供してくれる「種雄(たねおす)」を探さなければならない可能性もあります。という訳で、今回は、ネットで探すことが出来る、いくつかのサイトを紹介したいと思います。
- ・シリアスブリーダー専門の「日本ブリーダーガイド」
ここでは、シリアスブリーダー限定掲載の交配犬とお見合いをすることが出来、尚且つ全国から問い合わせが可能です。
出展 ペットショップジョーカー
こちらは東京にあり、雑誌やテレビなどの取材経験も豊富なペットショップで、安心して利用できそうですよ。
出展 全国交配犬検索
こちらは、国内最大級の全国各地の交配犬情報が検索できるサイトです。交配犬種や所在地などの情報を元に、検索することが可能です。
ちなみに、交配相手の探し先は、他にも犬雑誌やペットショップ、かかりつけの獣医師、ブリーダー、所属している犬種団体など、沢山の媒体が存在しますので、気になる方は調べたり問い合わせしたりしてみて下さい。
犬の気になる交配料金の相場は? 事前準備がとても大事?
さて、まずは犬の気になる交配料についてですが、こちらネット上を色々と見てみた結果、ペットショップやブリーダーさんなどは、だいたい3万~10万円くらいで、素人同士だと子犬一匹分くらいの値段とのことでした。
どちらにしても、やはり”これ”といった基準となるような相場は無いようで、犬種によっても変わってくるので、一概には言えないようです。特に、ドッグショーのチャンピオン犬などの交配料は、高くなる傾向にあるようですね。
ちなみに、素人同士の場合、交配料の代わりに生まれた子犬を引き渡す「子返し」などもあるようです。その際は、一般的にオス犬側の飼い主さんに、その中から好きな子犬を一匹選ぶ権利があるとのことですね。
あとは、他にも素人同士の場合、1匹しか生まれなかった場合はどうするのか、また、死産や流産という最悪の結末に対しての料金負担などはどうするのかを、双方で事前に取り決めておく事が大切です。
他にも、オス犬を預かって泊りがけの交配になる事がほとんどなので、宿泊費の問題も浮上するケースがあります。
また、交配したが妊娠に至らなかった場合は、半年後にもう一度交配させるのかなど、後々のトラブルになりそうなことは、交配日までに詳細を決めておくことが大切ですね。
とにもかくにも、事前に起こり得る問題などを洗い出しておいて、その辺について、オス犬の飼い主さんとメス犬の飼い主さん双方が密に相談しておくことが、後々のトラブルの予防になりそうです。
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犬の交配相手の探し方や募集の仕方について-終わりに-
さて今回は、犬の交配相手の探し方や注意点についてを始めとして、その他にも、気になる交募集サイト情報や、交配料金などについて調べて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、新しい命を誕生させる際は、きちんとした予備知識を持って、尚且つ、あらゆる事態を事前に想定しておくことが、かなり大切なんですね。筆者自身も、今回調査していく中で、その辺について改めて感じることが出来ました。
という訳で、今回の記事は以上となりますが、最後に、記事内容とは関係ありませんが、愛犬が飼い主のことを”大好き”と感じる時にする反応についての動画を発見したので、こちらをご紹介して本日の記事の締めとさせて頂きます。(Youtube/チャンネルひふみより)
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