ミニチュアダックスフンドの主な病気や寿命のサインは?
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こんにちは、ドキシーボーイです。さて、画面の前の皆さんは、ミニチュアダックスフンドが罹りやすい病気があることをご存じでしょうか? 一般的には椎間板ヘルニアが知られていますが、その他にも気をつけておきたい病気はいくつかあるようです。
ちなみに、病気や日々の健康管理をすることによって、寿命が長くなるとも言われていますが、愛犬と少しでも長く一緒に過ごしたいと思えば、やはり何か異変が起きた際に、すぐにでも気付けるようにしたいですね。
また、老化が進むにつれて現れる寿命のサインなどについても、見落としたくないですし、人間と比べると非常に短いので、我々飼い主側の方でも、出来るだけのケアはしたいものです。
そこで今回は、ミニチュアダックスフンドが罹りやすい病気や対策法についてを始めとして、その他にも、寿命のサインや平均寿命よりも長く生きるための秘訣などついて、詳しく調べて見ることにしました!
このページの目次
ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気と対策法は?
さて、それではまず、ミニチュアダックスフンドが罹りやすいといわれている病気について、その症状や対策法と共に詳しく調べてみました。
まず、ミニチュアダックスフンドというのは、先天的に目や耳の病気にかかりやすいと言われているようです。これは、遺伝的なものと交配によって引き起こされるものがあります。また、耳が垂れているので、通気性が良くないのも原因と考えられています。
具体的な耳の病気としては、外耳炎が多く、これは耳垢やダニなどの異物が耳に入ることで引き起こされるようですね。特に、皆さんが飼われている愛犬が耳を掻いたり、余計に頭を振るようなしぐさをいつもより見せた場合は、要注意かもしれません。
ですが、こちらはどうやら、普段からこまめに耳の掃除をしてあげることで、防ぐことができるようです。更に、耳の臭いにも症状が現れることがありますので、定期的に確認したり清潔に保つようにしてあげると、対策出来るみたいですね。
また、ミニチュアダックスフンドの目の病気に関しては、白内障や緑内障といった病気が挙げられます。特に、他の犬種に比べて、若年性の白内障や失明の危険性が高いようですので、注意が必要ですね。
ちなみに、前者の白内障の症状としては、目の水晶体が白く濁るため、物にぶつかったり真っ直ぐ歩くことが出来なくなったりするといった症状が挙げられるようです。また、後者の緑内障の症状としては、視神経の圧迫により、目が大きく飛び出ているように見えるそうです。
どちらも、症状が現れてから時間が経過すると、視力低下から失明に至る恐れがありますので、少しでも気になる点があれば、早めに動物病院へ行くことをおすすめします。
そして次に、こちらはダックスの定番の病気ですが、どうしても椎間板ヘルニアにかかりやすいので、注意が必要ですね。一般的には、肥満に気をつける事が一番の対策法なので、普段からの食事の量の管理などはしっかりしてあげて下さい。
具体的には、一度に沢山の量をあげるのではなく、一日のトータル量は変えずに、食事の回数を増やすと良いそうですね。小分けにすることで肥満対策になるようです。
犬の1日に必要な食事量とカロリー量の公式
- ・1日に必要な食事量…体重÷40
- ・1日に必要なカロリー量…体重1kgあたり50kcal~150kcal
参考 ペット生活
※NEWルスモ ペットフィーダ / 自動給餌器ペットフード
また、食事管理の他に、運動不足を解消することで、椎間板ヘルニアの危険性を減らすことができます。元々ダックスは狩猟犬ですし、尚且つ好奇心が旺盛な犬種ですので、室内にいるよりは散歩に行くことで、ストレスも無くなると言われています。
後は、抱っこをする時の注意点としては、前足と後足の付け根を支えて、体を平行に保つようにしてあげて下さい。(片手で持つ場合は、胸のあたりを持って平行に抱っこして下さい。)
とにかく、ダックスを抱っこする際は、平行に持つという事が肝です。一般的な「縦抱っこ」は、ミニチュアダックスフンドにとって腰の負担が大きいため、あまりしないほうが良いみたいですね。
更に、散歩中に気をつけることとして、段差や夏の暑さなどに気をつけて下さい。これは何故かと言いますと、他の犬種よりも足が短いからですね。
足が短いゆえに、ちょっとした段差でも腰に負担がかかりますし、夏の熱いアスファルトの上などを歩くと、もろにその熱が照り返されます。
なので、普段のお散歩の時から、階段などやアスファルトには十分注意してあげる必要があります。(階段を歩く際は飼い主さんが抱えたり、熱い日は日中の散歩を控えることも重要となります。)
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ミニチュアダックスフンドの寿命のサインや長寿の秘訣は?
さて次に、ミニチュアダックスフンドの寿命のサインや長寿の秘訣についてですが、まず平均寿命に関しては、一般的には13~16歳くらいだと言われています。ちなみに、小型犬は一般的に7~8歳からシニア期に入りますので、この頃から老化によるサインを見逃さないようにしないといけません。
という訳で、まずは、食欲の変化についてですが、年齢を重ねるにつれて食事量や内容が変わってきます。多くの犬にみられるのは食欲の低下ですが、逆に食べ物に執着するようになる犬もいるようです。
また、食べ物を上手く食べることが出来なくなるのも、高齢化(寿命)のサインの1つのようですね。
次に、睡眠の変化としては、睡眠時間が増えたり、起こしてもなかなか起きてくれないといった行動変化が挙げられるようです。更に、昼夜が逆転してしまい、夜に徘徊をするようになったり、無駄吠えをすると言った事も挙げられます。
また、散歩中などに、歩き方の変化が出てきたりもするようですね。分かりやすい例として、歩くスピードが遅くなったり、怪我をしていないのに関わらず、フラフラと歩くようになったりするようです。こうなると、注意かもしれません。
やはり、足腰が弱くなってくると、こうやって目で見えるサインとして出てくるのでしょうね。(ちなみに、前項で挙げたヘルニアの他にも、クッシング症候群や糖尿病なども、高齢化が進むと発症しやすいので、注意が必要です。)
話を戻しまして、この他にも、被毛や皮膚の変化なども挙げられます。こちらは、人間と同様に白髪のようなものが目立ってきたり、皮膚の張りがなくなりといった具合です。(皮膚病にかかりやすくなるのも、老化のサインと言われています。)
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という訳で、以上がミニチュアダックスフンドの高齢化(寿命)のサインですが、ではこういった老化を遅らせて、尚且つ長く過ごすための秘訣というのは、どうなっているのでしょうか?
その辺についても気になったので調べて見たところ、まずは、少しでもこれまでお伝えしてきたようなサインが出てきたら、生活を一変させるあげる事が大切なようです。
具体的には、まず食事などは、ドッグフードをシニア用に変えてみると良いそうですね。食事の減少によって栄養面が気になるのであれば、犬用のサプリメントを使って補うことも大切です。
※筋肉成分と軟骨成分」配合した犬用関節専門サプリメント【毎日散歩】
また、散歩などの運動も、幼い頃のようには出来なくなりますので、運動量を調節したりするなど、決して無理をさせないようにして下さい。(散歩は気分転換という意味でも外せないものですが、とにかく疲れやすいので、なるべく時間は短めにしてあげましょう。)
あとは、椎間板ヘルニアについては、寿命を迎えるまで付いて回る病気でもありますので、体力や免疫力が低下しているシニア期は特に注意して頂き、なるべく首や腰に負担がかからないようにしてあげて下さい。これらが非常に重要ですね。
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ミニチュアダックスの病気や寿命によるサインの記事-終わりに-
さて今回は、ミニチュアダックスフンドのかかりやすい病気や対策法についてを始めとして、その他にも老衰によるサインなどについて、詳しく調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、老化現象というのは、どうしても避けられない事でもありますので、やはりなるべく早く飼い主さんが気づいてあげて、尚且ついかに適切に対処するかが重要となりますね。
なので、今回ご紹介した以外にも、対処法などは沢山ありますので、これを機にご自分で色々と調べてみたり、分からないことなどかかりつけの獣医師さんに聞くなどすると良いのではないでしょうか?^^ とにもかくにも、愛犬の為に、事前に沢山の知識を吸収する事が、一番の対策法かと思います。
それと、食事や運動量を減らすことで、ワンちゃんにも「若い頃とは違う」ということを、徐々に教えてあげないといけません。ですが、急激に量を減らすと犬にとってストレスを与える事にもなるので、あくまで徐々に減らすようにしてあげて下さい。
あとは、ちょっとでもおかしいと思ったら、こまめに病院へ行くことも大切です。できれば、シニア期に関しては、半年に1回は健康診断を受けさせた方が良いでしょうね。そうすることで、病気の早期発見にも繋がりますから、結果的に愛犬と長く過ごせる時間が増えると思います。
という訳で、本日の記事は以上となりますが、最後に、今回の趣旨とは違いますが、ミニチュアダックスフンドにマッサージをしている動画を発見したので、こちらをご紹介させて頂いて、記事の締めとさせて頂きます。
今回はちょっと内容が重めだったので、最後に癒やされて帰ってさい^^ この動画を見ると、妙に我が子の子犬の頃が懐かしくなると思いますよ~! (YouTube/happyluckybooより)
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