犬が耳を後ろに倒す意味は? 耳の向き別の心理状態(気持ち)は?
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こんにちは、ドキシーボーイです。さて、この間ふと愛犬を見ていたら、何やら耳を後ろに倒している事に気が付きました。一見すると”ん? 怖がってる?”と思いましたが、撫でるとニッコリと笑っている様子。一体なんなんだw
ちなみに、犬は言葉を話せない分、しっぽや体の姿勢、もしくは耳の向きなどで感情を表すと言われています。これは「ボディーランゲージ」ってやつですね。
有名な所で言うと、嬉しい時にしっぽを振るというものが挙げられます。(ただし、緊張している時や、臨戦態勢の時でも犬はしっぽを振るので要注意! この辺の詳細は後述します。)
いずれにしても、筆者はこの犬のボディーランゲージについては、まだまだ未知の世界です。しっぽや体の姿勢などについては、素人に毛が生えた程度位なら知っていますが、耳の向きまでは分かりません。(いや、全く分からないと言ってもいいでしょう。)
という訳で、今回は犬が耳を後ろに倒す意味や、耳の向き別の気持ちの違いなどについて、詳しく調べてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、今まで以外に分からなかった、耳の向き別の犬の気持ちについて詳しく知る事が出来ますので、ぜひ最後まで御覧くださいね^^ 詳細はこちら!
このページの目次
犬が耳を後ろに倒す(倒れる)意味って何だ?
さて、という訳で、まずは犬が耳を後ろに倒す意味について見て行きたいと思いますが、この辺はどうなっているのでしょうか?
で、早速その辺について詳しく調べてみたところ、どうやら以下のようになっているようです。
1.恐怖・不安・ストレスを感じている
まず1つ目は、恐怖・不安・ストレスと、このようになっていますが、この辺は大方想像が付きますよね。アニメなどで犬が怖がっている時によく見せる描写です。
特に、臆病な犬が散歩中に怖い事象に出会うと(例えば前から大きい犬がやって来たときなど)、気持ちが萎縮してしまい、耳に現れるようです。
その際に、目が伏目がちになっていたり、相手の犬と目を合わさないようでしたら、恐怖の他に不安やストレスを抱えている状態でもあるようなので、飼い主さんは相手の犬を見せないようにするなど、気を配ってあげて下さい。
ちなみに、確実に判断する方法としては、まず耳が後ろに下がっている時の、姿勢などが関係しています。
体の重心が後ろに傾き気味だったり重心が低い場合などは、ほぼ確実に恐怖心を抱いていると言っても良いので注意して下さい。(あとは、それと同時に、中々前に進みたがらないとかですね。)
このような時は、上記でお伝えした通り、そもそもその対象を見せないようにする必要があります。愛犬の近くで撫でながらしゃがみ込んで、安心させてあげると良いでしょう。
一応、その他の判断材料としては、これまでお伝えして来たことの他にも、以下のような事が挙げられます。
- ・口元が上がり鼻の上にシワができる。
- ・目をパッチリと見開き、尚且つ瞳孔が広がる。
- ・背中の毛を逆立たせる。
以上、これらの時は、恐怖や不安の状態がかなり高まっていると言えるので、飼い主さんは不安にさせないようにするなど、配慮してあげて下さい。
2.相手の犬に対して敵意が無いと伝える時
犬は、目の前の恐怖を感じている対象である犬に対して、「敵わないから降参します」という意思表示で、耳を倒す事もあるようです。
この時に、伏し目がちで舌をペロっとさせていたり、低い重心でしっぽが下がっている、もしくはしっぽを折り込んだりするのも、降参を示している状態のようです。
一番分かりやすいのは、体をゴロンと仰向けにしている状態ですね。犬が弱点であるお腹を見せるという事は、相手に対して完全に服従していることを示しています。
ちなみに、大型犬の中には、小型犬を怖がらせないように、自ら耳を倒したり姿勢を低くするような子もいるようですね。確かにゴールデンとかがやりそうな感じはします。
そんな事もあり、耳を倒して重心を低くするというのは、相手に敵意が無いというだけでなく、「友好の証」でもあるようです。
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3.信頼している時に表情が和らいで耳を倒す事もある
こちらはどういう事かと言いますと、例えば犬は信頼や友好関係を示している相手に対しては、表情が和らぎ、自ら耳を倒したり体を仰向けにしたりする事もあるという事です。
具体的な例を挙げますと、例えば飼い主さんに頭を撫でられる時には、自ら耳を倒して撫でられやすくする事もあるんだそうです。その理由は気持ちがいいから。
なるほど。冒頭で疑問を感じていると言いましたが、これで私の疑問が解決しました。という事は、嬉しい時にも耳を後ろに倒す事もあるという事ですね。やはり犬は賢い。
ちなみに、犬は信頼を寄せている相手に対しては、自ら耳を倒すということの他にも、以下のような言動を見せるようです。
- ・広角が上がり笑顔のような表情になる。
- ・しっぽをユラユラと振って穏やかな表情を作る。
こういった仕草を同時にする事があるようです。間違っても口元にシワを作る事はありません。
ちなみに、2つ目の状態の際は、犬は飼い主さんに対して、”ねぇ~遊んで~!”という気持ちを表しているようですね。試しに撫でてみて、このような感じだったら、信頼されていると思って良いでしょう。
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犬の耳の向き別の心理状態(気持ち・感情)は?
さて、前項にて、犬は恐怖心や不安を感じた時の他にも、信頼を寄せている相手に対して耳を倒すという事が分かりましたが、耳の向き別の感情の違いについてはどうなっているのでしょうか?
という訳で、この辺について早速調べてみたところ、まず耳を上にピンっと立たせている状態の時は、何らかの対象に対して、かなり興味を示してる状態のようです。(同時に、警戒心の現れでもあります。)
この時に、じっくりと愛犬を観察してみて下さい。よくよく見ると、しっぽの動きが止まったり、目が1点にじーっと集中しているのが分かると思います。
あと、家にいる時など、例えば飼い主の話しかけた言葉に反応している時や、TVで興味のある物音がした時などに、このように耳をピンっと立てる事がありますね。
それと、犬は耳を左右に倒している時なども、一般的に警戒していると言われています。“怖いし何か怪しいぞ”と思うと、犬は自己防衛からこのような耳の向きになるそうです。分かりやすい例で言うと、犬が診察台など高い台などに乗せられた際に、このような耳の向きになりますね。
ちなみに、その際に鼻の上にシワが出来たりしてるようなら、恐怖レベルはMAXなようなので、気をつけて下さい。(まぁ動物病院とかトリミングとか、プロが接する場所なら問題は無いと思いますが、その他の場所とかでですね。)
あとは、犬が耳を前に倒す時ですが、こちらは主に、攻撃的な状態でいる時などが、顕著に現れるようです。要するに、先程の耳を後ろに倒す時とは、真逆の心理状態ですね。
相手を威嚇したりする際に、このように耳を前に倒しながら、口元にシワを寄せて牙をむき出しにしているようなら、要注意です。特に強い攻撃性を示していますので、間違ってもその対象に近づけないようにしましょう。
散歩の際に、相手の犬に対してこのような姿勢を見せた時は、要注意ですね。
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犬が耳を後ろに倒す意味や気持ちの記事-終わりに-
という訳で、今回は犬が耳を後ろに倒す意味や、耳の向き別の気持ちの違いなどについて、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
まぁ、耳を後ろに倒すのが、恐怖や不安の現れであるという事は予想の範疇でしたが、でも嬉しい時にも後ろに倒すというのは以外でしたね。
それと、今回は犬のボディーランゲージで、主に耳を紹介させて頂きましたが、やはり尻尾や口の動きに関しても、犬の心理状態を知る上で欠かせない情報源です。
例えば、冒頭でもお伝えした通り、犬は嬉しい時以外にも尻尾を振ります。よく、初めて出会う犬同士が、尻尾を振っているからと安易に近づけて、噛みつき合うケースも少なくありません。
筆者は、よくドッグランに行くのですが、お互いユーラユーラと尻尾を振りながら近づいて行くのを見て、”あ~喧嘩するよ”と思って見ている時がありますが、いざ喧嘩が始まるとやはりかという感じです。飼い主さん同士はかなり困惑されているようですが…^^;
なので、小さなお子さんがいる親御さんなども、子供が知らない犬に触ろうとする際は、よく注意してあげて下さいね。「尻尾を振っているから~」と言って、急に触って突然ワンっと吠えられたり、噛みつかれたりする恐れもあります。この辺は、犬と人間のファーストコンタクトの違いでもあります。
これはどういう事かと言いますと、人間は一般的に視覚→触覚と入って行きますが、犬の場合は、まず嗅覚から入って、次に視覚に入るんですね。なので、出会った犬に突然触る行為はNGなのです。
触る前は、まずは座って目線の高さを揃えてあげて、その後に腕を出して匂いを嗅がせてあげるようにします。そこから初めて触るという感じですね。
ちなみに、実際に触る際は、いきなり頭からではなく、まずは胸などの低い位置から触るのが基本です。これではじめてのワンちゃんとも仲良くなれるはずです。
その他にも、犬が尻尾をピンと立てる時は、臨戦態勢に入る合図でもあります。例えば、散歩中に対象である相手の犬が近づいて来た場合に、このようにピンっと尻尾を立てる時がありますが、このような状態の時は、犬は”俺のほうが強いんだぞ”と、相手を威圧してる状態でもあります。
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後は、分かりやすので言うと、犬は恐怖を感じたり嫌いな場所に行くと、よく尻尾を巻き込んだりしますね。よく大型犬と出くわした小型犬なども、尻尾を巻き込んだりするのを見た事がありますが、このような時は、かなり恐怖を感じています。
なので、飼い主さんは座って優しく撫でてあげたり、抱き抱えてあげて、安心させてあげるのが一番かと思います。
その他、こちら口の例を挙げると、例えば口元が緩んでいる時は、リラックス状態を表していて、ギュッと閉じている時は警戒しながら匂いに集中しているといった状態を表します。
いずれにしても、言葉を離すことが出来ない犬の心理状態を知る上で、こういったボディーランゲージを総合的に判断する事は、非常に重要な事ですね。まだまだ勉強が必要そうです。
という訳で、今回はちょっと長くなってしまいましたが、以上、犬の耳の向きについての記事でした。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、あくびや伏せなどのボディーランゲージについて、詳しく解説している動画を発見したので、こちらも是非参考がてらご覧になってみて下さい。1分45秒辺りから見ると良いでしょう。(Youtube/Naberich Familiaより)
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