犬の心拍数が早い? 遅い(少ない)!? 正常値はいくつなの?
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こんにちはドキシーガールです。さて、突然ですが、皆さんはご自分が飼われているワンちゃんの心拍数がどれくらいかご存知ですか? この心拍数を定期的に計っていると、愛犬の体調管理だけでなく、体調の変化などをいち早く気が付いてあげる事が出来るんだそうですね。
逆に、愛犬の普段の心拍数の正常値を知らないと、”もしや心臓病などの重大な病気なのでは?…”と思った時などに、普段と比べることも出来ずに困ってしまうかもしれないとのことです。
ちなみに、この心拍数がどのような時に早くなったり遅くなったりするのかを事前に知っておくことで、ワンちゃんの体調管理だけでなく、嬉しいのか怯えているのか、興奮しているのかリラックスしているのか…など、色々な気持ちを読み取る事にも繋がるんだそうな!
それと、最近では人間のスマートウォッチなどと同じように、犬にも「INUPATHY (イヌパシー)」と呼ばれるスマートハーネスを装着することで、心拍数の変化から気持ちを読み取ることが出来るんだそうですね!(「バウリンガルボイス」という犬語翻訳機ハーネスもあります。)
という訳で、今回は犬の心拍数についてあれこれ気になったので、犬の心拍数の正常値はどれくらいなのか? ということや、早い・遅い(少ない)などの変化の理由などについて、詳しく調べて見ることにしました。
このページの目次
犬の心拍数の正常値ってどれ位なの? どうやって計るの?
※画像はイメージ画像です。今回の記事内容とは関係ありません。
さて、普段犬の心臓というのは、一体どれくらいの速さで動いているのでしょうか? という訳で、早速気になる犬の心拍数の正常値について見ていきましょう。(ちなみに、こちらはご存知の方も多いと思いますが、「心拍数」とは1分間にどれだけ心臓が動くかを表す言葉です。)
話を戻しまして、犬の正常な心拍数はズバリ、小型犬で1分間に60~120回程度だそうです。人間の一般成人の平均が60~90回位と言われていますから、振り幅としては少し大きめですね。(ちなみに、犬は体が大きくなるほど心拍数が少なくということなので、大型犬の場合は80回程度だそうです。)
ですが、上記はあくまでも目安ですし、やはり個体差はあるということなので、普段から愛犬の心拍数を定期的に計りながら、正常値を知っておく方が良いかと思います。そこで、心拍数の計り方についても調べてみました。
で、その調べた結果ですが、まず、犬の心臓は左前脚を脇腹にくっつけた時に、ちょうど肘(関節部分)が当たる辺りにあるそうです。(初めはなかなか見つけられないかもしれませんが、慣れるとすぐに分かるようになるみたいです。)
そして、指先や手のひらを心臓部分にそっと当て心音を感じたら、1分間(60秒間)の脈拍数をカウントしましょう。そうすることで、ワンちゃんの心拍数を計ることが出来るんだそうです。
ですが、”1分間はちょっと長いよ…。”と感じる方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。そういう方には、「15秒間の回数を4倍」、もしくは「30秒間の回数を2倍」という方法をオススメします。このやり方でも良いそうですよ(^^)
さらに、もう一つの方法ですが、こちらは足の付け根の内側に「股動脈」という動脈があるので、そこに人差し指・中指・薬指を添えて、その回数を同じようにカウントする方法です。こうする事でも計ることが出来るそうですよ。
また、聴診器などがあれば、より正確に計ることが出来るようなので、そちらをお持ちの方は実際に使って計測してみましょう! (あまり自宅に聴診器がある方はいらっしゃらないかもしれませんが…w)
という訳で、以上このような方法で、1週間に1回ほどのペースで計測し記録することで、愛犬の普段の心拍数の正常値を知ることが出来ますから、何か異常があったときにもすぐに対処しやすくなりますね。抱っこのついでに時々計ってあげると良いかもしれません。
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犬の心拍数が早い遅い(少ない)と感じる時はどういう時なの?
さて続いて、犬というのは、一体どのような時に心拍数が早くなったり遅くなったりするのか気になったので、その辺について詳しく調べてみることにしました。(その変化の理由などが分かれば、愛犬と一日でも長く一緒に暮らすことが出来そうですよね。)
ということで、早速見ていきましょう。まずは犬の心拍数が早くなっている時ですが、こちらは「緊張」や「興奮」の状態にある時だそうです。人間と同じですね。ちなみに、このような時は、心拍数が1分間に180~240回くらいになることもあるそうですよ!(・・;)
具体的な状況としては、他の犬と出会った時や動物病院などに行った時などに緊張状態になり心拍数が上がり、他にも美味しそうなエサが出てきたり、大好きなおもちゃを見た時などに興奮状態になって心拍数が上がるそうです。
それと、これとは逆に心拍数が下がる時ですが、こちらは「リラックスしている」時や「寝ている」時だそうです。つまり、外部に気を張ることなく落ち着いている時に心拍数が低下するということですね。
こうやって見てみると、やはりワンちゃん達も私達も、心拍数が変化するときは一緒ですね。緊張したり楽しくてテンションが上がっている時には心拍数が上がり、リラックスしたり落ち着いている時には心拍数が下がります。
ですが、心配なのは、普段から心拍数が異常に早すぎたり遅すぎたりする場合です。飼い主としては、”もしや何かしらの病気なのではないか?”と思ってしまいますよね。
で、その辺が気になったので調べてみたところ、どうやらこのような時は、もしかすると「不整脈」や「心筋症」などの可能性もあるとのことです。なので、すぐに動物病院に行って診てもらう必要があります。(実は、犬の死亡原因となる病気の一つが心臓病なのです!)
ちなみに、上記のような早くなったり遅くなったりする症状は、普段から定期的に心拍数をチェックしていれば、すぐに見つける事が出来るかと思いますので、やはり早期発見のためにも、愛犬の普段の心拍数の正常値を、事前に知っておくに越したことはありませんね。
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犬の心拍数についての記事‐終わりに‐
さて今回は、犬の心拍数について、正常値の指数や計り方などを始めとして、その他にも、変化の理由などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか? 私自身、実際に今回こうやって詳しく調べるまでは、恥ずかしながら愛犬の心拍数を計ったことが無かったので、これからは定期的に計ってみようと思います。
それと、ワンちゃんの体調管理をする際には、心拍数だけでなく「体温」や「呼吸数」なども一緒に計って記録すると良いそうですね。ちなみに、一般的に犬の体温は成犬で37.5~39.2度、子犬で35.6~36.1度が正常値のようです。
それと、呼吸数の方は1分間に10~35回程度が正常値のようです。この呼吸数を測る際は、寝ている時などにちぎったティッシュを鼻先に垂らし、尚且つ息で揺れる回数をカウントすると良いそうです。(最低30秒間はやったほうが正確に計れるようですよ。^^)
という訳で、今回は以上となりますが、それでは最後に、犬の心拍数が上がったときにシャッターを切るという、ちょっと変わったNiconのカメラの動画をご紹介して、今回のこの記事を締めたいと思います。ワンちゃんがワクワクした瞬間が写真となっていて楽しいです♪(#^.^#)(Nicon Asia公式チャンネルより)
※バウリンガルボイス 犬のきもちを声で通訳
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