ミニチュアダックスフンドのヘルニアの予防方法や対策法は?
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こんにちはドキシーボーイです。さて、ミニチュアダックスフンドのヘルニアですが、一度かかってしますと中々治りずらいとされていますよね。それに、仮に治ったとしても、かなり高い確率で再発すると言われています。
では、このように一回かかってしまうと治すのが大変なヘルニアにならないようにする為には、一体どのようにすれば良いのでしょうか?
という訳で今回は、ミニチュアダックスフンドのヘルニア予防法についてと、その他にも、ヘルニアになりにくい環境作りなどの対策法などについてもまとめてみました。
それと、万が一愛犬がこのヘルニアにかかってしまった際のリハビリ方法についても調べてみましたので、そちらの方も詳しく項目別にご紹介して行きたいと思います!^^
このページの目次
ミニチュアダックスフンドのヘルニアの予防方法は?
さて、ヘルニアになる原因といえば、腰に無理な負担などがかかる事が挙げられます。それと、症状的には、徐々に進行していく場合と、急激に腰に負荷がかかった場合の2つがあります。
ちなみに、前者の徐々に進行していく場合ですが、こちらは事前に飼い主がキチンと対策を取ることで、かなりの確率で予防することが出来ます。その予防方法ですが、具体的には以下の4つ項目です。
- 1.筋肉をたくさん付けさせるようにする。
- 2.太らせないようにする。
- 3.栄養のバランスの良い食事を決められた時間に取る。(強い体づくり。特に骨を強くする。)
- 4.爪をこまめに切るようにする。肉球から出た毛はカットする。
という訳で、今からこれら4つの項目の詳細を、詳しくご説明させて頂きたいと思います。
- 1.筋肉を沢山つけさせる
ミニチュアダックスフンドは足が短く胴が長い犬種なので、どうしても腰に負担がかかりやすくなります。ちなみに、この腰の骨を支えるのは筋肉なので、まずはきちんと筋肉をつけさせる事が最重要課題となるんですね。
とはいっても、一度に無理に沢山の運動をさせるという訳ではありません。一番良いのは、適度な運動を毎日続けて行くということです。その為には、毎日しっかりと散歩に行き、しっかりと歩きます。
ちなみに、ミニチュアダックスフンドの場合、出来れば30分以上の散歩が良いですが、梅雨の時期は雨続きですと中々外に出られなくなってしまいますので、その場合には家の中であまりハードになり過ぎない遊びなどを考えてあげましょう。
- 2.太らせないようにする
ミニチュアダックスフンドは、太るととても腰に負担がかかってしまいます。なのでなるべく太らせないようにします。では、理想の体重の基準はどの位なのでしょうか?
その目安となるのが、ミニチュアダックスフンドの平均体重を調べて愛犬と比べることです。ですが、どうしても平均と比べると、元々骨格が小さい犬と大きい犬とでは、体重に差が出てきてしまいます。
ではどうやって確認したら良いかですが、最も簡単で分かりやすいのは、仰向けにさせて肋骨を見る事です。この肋骨が全く見えないくらい肉があれば太りすぎです。
また、肋骨が浮き彫りになるくらいの痩せ過ぎは筋肉がつきにくいので、同じくヘルニアになりやすいです。太り過ぎ、痩せ過ぎともカロリーをコントロールする必要があります。
ちなみに、理想としては、肋骨がちょっと出ているくらいが丁度良いようです。なので、この理想に近づけるために、なるべく無駄な間食を減らして、ドッグフードだけを与えるようにしましょう。
- 3.栄養のバランスのとれた食事をとる
さて、ヘルニアと言えば骨の病気ですが、この骨がしっかりしているかどうかは、血液が重要な役割を果たしています。なので、なるべく綺麗な血液を作る為にも、しっかりと栄養のバランスのとれた食事を、小さい頃からキチンと食べるさせてあげるようにしましょう。(これによって健康的で強い体を作る事が出来ます。)
それと、こういった食事を決められた時間にキチンと取ることによって間食も減り、それがひいては腰痛になりにくい身体造りへと繋がって行きます。
- 4.爪をこまめに切って肉球から出た毛はカットする
室内などで歩く際に、滑ったりすると腰に負担がかかってしまいます。特に足を床に着ける際に爪が伸びていると、踏ん張りがきかず更に腰に負担がかかってしまいます。
また、肉球から毛が伸びたりしていると、同じく滑りやすく腰に負担がかかります。これでは肉球本来の役目を果たせなくなります。なので、爪や肉球の間の毛などは、こまめに切って手入れしてあげるようにしましょう。
ミニチュアダックスフンドのヘルニアの対策法は?
さて、せっかく飼い主が犬自身の対策をとっていても、床が滑りやすかったり、腰に負担がかかるようなジャンプを繰り返させたりしていると、やはりヘルニアの原因となってしまいます。
なので、前項の予防法と合わせて、しっかりと家の中の環境を整えるなどの対策も施しましょう。(具体的には以下の3つです。)
- 1.ソファーやベッドへは、スロープや階段をつけて登り降りしやすいように工夫する。
- 2.フローリングの床は、なるべく滑らないようにスクエア型などのマットを引く。
- 3.後ろ足で長時間立たせない。またはジャンプするような行為させないようにする。
- 1.ソファーやベッドから登り降りしやすくする
ソファーやベッドなどからジャンプをすると、どうしても腰に負担がかかってしまいます。なので、愛犬がジャンプしない環境を作る為に、ソファーやベッドなどにスロープや階段などを設置してあげましょう。(登り降りしやすくする。)
また、2階に階段を使って登ったり降りたりする時などにも、段数が多いと同じく腰に負担がかかるので、そういった場合には、飼い主が犬を抱いて登り降りするようにしましょう。
- 2.フローリングの床にマットを引く
フローリングが滑るとかなりの割合で腰に負担がかかります。それに、毎日のことですので、特に犬が良く行き来するような場所は、なるべくマットなどを引いて滑らない環境を用意してあげるようにしましょう。
ちなみに、筆者が一押しなのは、以下のようなスクエア型のマットです。これだと万が一愛犬が粗相をしたり吐いたりしても、その部分だけ洗濯機で洗うことが出来るので、かなり便利ですね。^^
※★タイルマット★ 洗濯OK 防音マット ペット対応 ずれないマット
- 3.後ろ足で長い間立たせたりジャンプさせたりしない
犬というのは、よく抱っこして欲しい時やおやつの欲しい時などに立ったりジャンプしたりして来ますが、そういった場合は基本無視するようにしましょう。
これは何故かと言いますと、愛犬に対して「わがままな要求には応じない」という毅然とした態度を見せることで、そもそものこういった問題行動を防げるからですね。それがひいてはヘルニアの予防対策にもなるという訳です。
それと、犬が後ろ足だけで立ったりジャンプしているような時は、興奮している証拠でもありますから、無視して落ち着いたらしゃがんで、おやつや抱っこなどのご褒美を与えると良いと思います。
こうする事で、犬は”落ち着いたら良いことが待ってるんだ”という認識を持つようになります。(もちろんヘルニアの予防にもなりますね。^^)
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ミニチュアダックスフンドのヘルニアのリハビリ方法は?
さて、いくらヘルニアの予防をしたからと言っても、実際にヘルニアになってしまうことは往々にしてあります。一度かかってしまうと長い付き合いとなることが多いので、万が一かかってしまった場合は、焦らずゆっくりとリハビリしていきましょう。
ちなみに、このヘルニアのリハビリする際のポイントですが、それは傷ついた神経を優しく刺激してあげる事と、衰えた筋力を復活させてあげる事になります。
どちらにしても、無理なリハビリは余計悪化する事に繋がりますので、気をつけて下さい。それと、実際のリハビリの方法についてですが、こちらは獣医さんとよく相談しながら進めると良いでしょう。
という訳で、このリハビリには一体どのような方法があるのでしょうか? その辺について調べてまとめてみましたので、以下を参照して下さい。
- 1.マッサージで全身の神経を刺激する
マッサージをする際は、優しく足の先から揉んであげます。そして、慣れてきてからは、優しく足を回したりしてあげます。ちなみに、この辺は獣医さんやトレーナーさんなどがやり方を教えてくれると思いますので、まずは聞いてみると良いでしょう。
- 2.プールや温泉でのリハビリをする
犬のリハビリなど自由に使わせてくれるような施設は探せばありますので、その中でも専用のトレーナーがキチンとついていて、尚且つしっかりとカリキュラムを組んでくれるような所が良いでしょう。
ちなみに、リハビリの際は無理せず少しずつ体を動かして行くようにすると良いみたいですね。
また、近くにそういったリハビリ施設が無いという場合でも、自宅の浴槽でトレーニングすることも出来ます。その場合はしっかりと抱きかかえながらリハビリをするのはもちろんのこと、なるべく目を離さないようにしてあげましょう。
- 3.鍼治療をしてあげる
こちらは軽度の場合を始めとして、手術しても神経ダメージなどが残って、後遺症が残った場合なども効果的です。この鍼治療で、痛めた神経の炎症を抑えてあげる事が出来ます。(ちなみに、施術には細い針を使うので、無理のないリハビリが出来ます。)
- 4.筋力をつけさせる為に散歩をする
少しずつ動けるようになってきたら外に出て散歩をさせてあげましょう。この散歩でしばらく動けなかった間の筋力を取り戻してあげます。
ちなみに、最初の内はそのまま歩く事が難しいかもしれませんので、その場合はコルセットなどを散歩の間だけでも使用してあげるようにしましょう。
ミニチュアダックスフンドのヘルニアについての記事-終わりに-
さて今回は、ミニチュアダックスフンドのヘルニアの予防法や対策法などについて、いくつか具体例を挙げながらご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
ちなみにですが、やはりフローリングのお家のダックスフンドは、このヘルニアにかかりやすいようです。ツルツル滑る所を歩く際に、腰にかなりの負担がかかっているようですね。
また、先ほどお伝えした通り、爪が長くても滑りますし、肉球の間から出ている毛が原因でも滑ってしまいます。野生であれば地面を歩いている内に、削れたり擦れたりして、それほど伸びない爪や肉球の間の毛も、滑りやすい床のお家で暮らしていては、削れたり擦れたりする事もなく伸びてしまうのですね。
という訳で、ヘルニアに一回なってしまうと治るまでにとても時間がかかりますし、尚且つ一生のお付き合いになる可能性もありますので、事前に対策できる所はしっかりと対策をして、出来る限りヘルニアにならないような環境を整えてあげるようにしましょう。
※最後に、黒いスムースのダックスが自分の寝床が無く一生懸命鳴いていると、なんと元の場所にいたダックスが場所を開けてあげるという、かなり微笑ましい動画を発見したので、そちらをご紹介して今回の記事を締めたいと思います。^^(Youtube/NCRN5555さんのチャンネルより)
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