犬の病気の症状で血便や血尿が出た時に考えられる原因は何?


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 こんにちは、ドキシーボーイです。さて、先日何気なく犬関係の記事を見ていたら、広告で犬の血便・血尿という文字を発見しました。

 

 犬を飼っている身としては、一瞬ギョッとなりましたが、やはり人間同様に罹る可能性はありますよね。当然と言えば当然ですが、もしも我が愛犬がそうなったらと思うと、ちょっと怖くなりました…。

 

 そこで今回は、犬の病気」と題しまして、犬がもしも血便血尿といった症状を見せた際に、考えられる原因は何なのか?という部分について、予備知識的な意味で、詳しく調べて見ることにしましたよ!

 

 この記事を読んで頂くと、犬がなぜ、突然血便や血尿を出してしまうのか?という部分について、深く知る事が出来ますので、ぜひ最後までご覧くださいね^^ では早速見て行きましょう!

 

このページの目次

犬の病気で血便の症状が出た時に考えられる原因は何?




 

 さて、まずは犬が血便を出した時に考えられる原因についてですが、こちらどのようになっているのでしょうか? かなり気になりますよね。

 

 という訳で、早速その辺について詳しく調べてみたところ、どうやら「出血性胃腸炎」「レプトスピラ症」「肛門周囲瘻」「肛門狭窄」「パルボウイルス感染症」「突発性大腸炎」「鞭虫症」「犬コロナウイルス性腸炎」といった原因があるようですね。

 

 一応、それぞれの概要としては、以下のようになっております。

 

出血性胃腸炎

 

 犬がこの出血性胃腸炎に掛かった時の症状としては、元気があった状態から、急に下痢を伴う血便などの症状が出るようです。元気が無くなるという事の他に、食欲不振や嘔吐、黄色い胃液を吐いたり、赤黒い血便を出すなどの症状が出るようですね。

 

 その中でも、特に黄色い胃液を吐いたり、赤黒い血便を出したりする時は、かなり注意が必要とのこと。これは何故かと言いますと、出血性胃腸炎を始めとした、危険度の高い病気の可能性があるからですね。

 

 なので、こういった症状が出た際は、なるべく早めに病院へ連れて行くようにしましょう。血液検査などすると、すぐに出血性胃腸炎かどうか分かるそうです。


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レプトスピラ症

 

 レピストラとは、螺旋状のような形をした「スピロヘータ」という細菌の一種で、特に「病原性レプトスピラ」によって引き起こされる病気です。感染すると、軽症~重度まであり、特に重症化すると危篤化する事もあるようなので、要注意な病気です。

 

 ちなみに、このレプトスピラ症の症状としては、「不顕性型」「出血型」「黄疸型」などがあり、それぞれ異なります。まず「不顕性型」については、比較的症状が軽いようで、これといった症状も出ずに自然治癒する事が多いようですね。

 

 次に、「出血型」についてですが、こちらはまず元気がなくなり、その後、食欲不振や嘔吐、血便や血尿といった症状が出るようです。それと、40度前後の高熱なども出るようですね。

 

 で、3つ目の「黄疸型」ですが、こちらは食欲不振の他にも、全身の震えや嘔吐、歯茎からの出血や黄疸といった症状が見られます。ちなみに、こちらも40度以上の高熱が出ることが多いようですね。

 

肛門周囲瘻・肛門狭窄

 

 この病気は、犬が便秘などを引き起こした際に頻発するようで、その名の通り肛門の病気となります。

 

 まず、肛門周囲瘻に関しては、こちら肛門の周りが感染する事で引き起こされる病気です。治療としては、内服薬の他に、外科的な処置が必要な時もあるようです。

 

 次に、肛門狭窄についてですが、こちらは肛門の外傷などが原因で、肛門萎縮や肛門ポリープといった病気に罹るケースが多いようですね。この病気に罹ると、早期処置が必要になってくる場合もあるそうなので、なるべく早めに病院へ受診される事をオススメします。

 

 ちなみに、どちらも治療中は、ドッグフードから療法食に切り替えるなどの工夫が必要になってくるようで、肛門の状態を常に観察しつつ、なるべく食物繊維の多い食材を与えるようにすると良いそうです。
 

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パルボウイルス感染症

 

 このパルボウイルス感染症は、動物との親和性があるウイルスのようですが、特に犬や猫が罹る事が多い病気としても知られているようです。

 

 なので、実際に犬を飼われている方は、特に注意が必要ですね。症状としては、主に2つのタイプに分けられ、「腸炎型」と「心筋型」に分けられます。

 

 まず、腸炎型についてですが、こちら症状が消化器系に出ることが多く、激しい下痢や嘔吐、発熱といった症状が出るようです。また、それに伴う脱水症状などにも気を付けなければなりません。

 

 初期症状としては、まず吐き気が起こり、その後に嘔吐や下痢といった症状が出てきます。ちなみに、妊娠中のメスがこのパルボウイルス感染症に罹った場合、最悪流産してしまう可能性もあるとの事なので、注意が必要です。

 

 また、便に関しては、重症化していると、臭いのきつい血便が出たりもするようです。感染後、約7日~10日ほどの潜伏期間を経て、症状が出てくるようです。

 

 次に、もう一つのタイプである「心筋型」についてですが、こちらの症状としては、突然吐くといった事の他にも、悲鳴や湿疹といった症状が出るようです。また、呼吸困難といった症状の他にも、最悪死に至るケースもあるようです。かなり怖いですよね。

 

 ちなみに、この心筋型については、どうやら子犬の方が重症化&致死率が高くなるようです。(生後16週目までの子犬の発症率が高いとのこと。)

 

 という訳で、このパルボウイルス感染症に罹った犬の排泄物には、特に気を付けなければなりません。多頭飼いしている方などは、汚物が食器についていないかどうかの確認はもちろんの事、感染した犬の排泄物を舐めさせない事も大事です。(お散歩中も注意して下さい。)

 

 ちなみに、感染犬を触った手で、そのまま他の犬に触っただけでも感染する場合もあるようなので、飼い主さんにとって細心の注意が必要な病気でもありますね。なので、他の犬に触れる際は、十分に手や服を消毒しなければなりません。

 

突発性大腸炎

 

 この病気は、主にストレスによって引き起こされる事が多い病気のようですので、この辺は飼い主さん側が気を付けてやらなければなりません。

 

 愛犬がもしもこの病気に罹った際は、何か急激にストレスを感じさせるような事は無かったかなど、十分に振り返る必要があります。また、おやつの食べ過ぎなどによっても引き起こされる事もあるようなので、その辺にも注意しなければなりません。

 

 また、アレルギーによって引き起こされる場合もあるようなので、いずれにしても、飼い主さんが気を配ってあげる必要がありますね。

 

 ちなみに、症状としては、ストレスを感じた後に、血便などを出す事が多いようです。また、寄生虫などが関係している場合もあるようなので、その辺は動物病院で便の検査(腸内環境のチェック)などをしてもらい、確認するようにしましょう。

 

鞭虫症

 

 この鞭虫症という病気は、鞭虫(べんちゅう)という寄生虫が、犬の腸に寄生する事で起きる病気です。主に、下痢や血便といった症状が出ます。

 

 ちなみに、この鞭虫症に罹っても、症状がすぐに出る事は稀なんだそうですね。ですが、気をつけなければならない病気には変わりません。具体的な症状としては、鞭虫による大腸の被害による血便や下痢、その他にも、吸血による貧血などもあるようです。

 

犬コロナウイルス性腸炎

 

 この病気は、犬がコロナウイルス感染症に罹ることで引き起こされる病気です。具体的には、犬コロナウイルスが、消化器系に感染して引き起こされます。

 

 特に、体力の無い子犬が罹るケースが多いようで、症状としては、下痢や嘔吐などの他にも、腸炎や消化器系疾患などが出たりするようです。

 

 それと、便については、最初はゆるい悪臭を伴ったオレンジ色の便を出し、その後に水っぽい血の色に近い血便を出すようになるとの事です。

 

 ちなみに、この犬コロナウイルス性腸炎は、パルボウイルスとの合併症なども気を付けなれればなりません。合併症を引き起こすと、激しい下痢や嘔吐の他に、最悪ショック死する危険性などもあるようです。

 

 いずれにしても、この犬コロナウイルス性腸炎は、健康な成犬が罹る事はほとんど無いようですが、特に免疫力の弱い子犬は気を付けたい病気ですね。


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犬の病気で血尿の症状が出た時に考えられる原因は何?




 

 さて次に、犬が血尿を出した時に考えられる原因について気になったので、その辺について詳しく調べてみる事にしました。

 

 で、早速その調べた結果ですが、こちら原因としては、主に「膀胱炎」「膀胱腫瘍」「前立腺肥大」「尿路結石」「中毒感染症」などがあるようですね。これらの病気が原因で、犬は血尿を出してしまう事が多いようです。

 

一応、これらの原因についても、先ほどと同じように以下にサクッとまとめてみましたので、見てみて下さい。

 

膀胱炎

 

 この膀胱炎は、犬の血尿の原因としては最も多いようで、主にストレスや細菌が原因となっているようですね。この膀胱炎に罹ると、食欲低下の他にも元気が無くなったりの症状がでるようです。

 

膀胱腫瘍

 

 こちらについては、症状としては膀胱炎に似ているようですが、特徴としては血尿が長引く傾向にあるようですね。それと、この他にも、膀胱の腫瘍が大きくなってくると、排尿障害といった症状を引き起こす事もあるそうです。(膀胱腫瘍の肥大が原因で、膀胱の出口を腫瘍が塞いでしまう為。)


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前立腺肥大

 

 前立腺の炎症などが原因で肥大を起こすと、血尿を引き起こす事があるようです。特に、去勢手術をしていないワンちゃんに多い病気でもあるようですね。

 

 いずれにしても、この辺は、病院へ行くとレントゲンやエコーで見てくれますので、心配であれば診てもらうようにしましょう。一番良いのは、定期的に健康診断する事ですね。早期発見であれば、手術をして治るケースがほとんどのようです。

 

尿路結石

 

 犬は尿路結石でも血尿を引き起こします。特にオスのワンちゃんが罹る事が多いようです。

 

 ちなみに、この尿路結石とは、肝臓や膀胱で作られた結石が、尿道で詰まってしまう病気の事を指して言いますが、慢性的に血尿が出てしまう事も多いようですね。

 

中毒や感染症

 

 犬にチョコレートや玉ねぎなどは良くないと言われていますが、そういった食べ物を体内に取り込む事で、中毒を引き起こして、血尿が出る場合もあるようです。

 

 その他にも、マダニや蚊などからの感染症なども気を付けなれればなりません。フィラリア急性症やバベシア症といった病気も、引き起こす可能性があるからです。

 

 特に、中毒症状を引き起こした場合、軽度なものであれば、下痢や嘔吐、震えや食欲低下などで収まりますが、重度になると命に関わってくる事もあるようなので、早期の手当てが必要になってきます。


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犬が血便や血尿を出した時に考えられる病気-終わりに-




 

 さて今回は、「犬の病気」と題しまして、犬が血便や血尿といった症状を見せた際に考えられる原因は何なのか?という部分について、個人的に詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 このように、ひとくちに血便や血尿と言っても、様々な原因があるという事がお分かり頂けたかと思いますが、いずれにしても、飼い主さんの普段からの努力で防げる部分が大きいかと思いますので、特に愛犬の尿(便)の色や排泄の頻度などを観察するようにしてみて下さい。

 

 あとは、もしも実際に、愛犬にこれらのような症状が見られましたら、とりあえず様子見では無くて、すぐにでも動物病院に連れて行ってあげて下さいね。やはり、早期発見が早期治療にも繋がると思いますし、何よりも生命の危険回避にも繋がると思いますので。

 

 という訳で、今回の記事は以上となります、最後までご覧頂きありがとうございました!

 

 ラストに、「犬の下痢で特に気をつける事」について、詳しく解説している動画を発見したので、こちらもぜひ併せて見てみて下さい! ではまた会いましょう!(Youtube/dogligより)

 

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 0歳~5歳までのペットの平均手術率は、60%を越えるってご存知でしたか?

 

 皆さん、どうも当サイト管理人のマルPAPAです。さて突然ですが、自分の飼っている愛犬というのは、いつまでも健康でいて欲しいものですよね。しかしながら、とあるペット大手ペット保険会社の、5歳までの平均手術費用請求率を見てみると、なんと60%以上という数値が…。

 

 しかも、更に驚きなのが、その平均手術診察費用が140,000円以上という高額! ペット保険に加入していない場合、このような高額な手術費用が全て自己負担になるのです。

 

 これって金銭的に余裕のある人や、クレジットカードなどを持っている人は払えるかもしれませんが、そうでない場合は…。考えただけでも恐ろしいですよね。これがペットを途中で手離す人が多い原因でもあるようです。

 

 という訳で、人間のような健康保険制度が無いからこそ、今こそペット保険に加入して、安心を手に入れる必要があるのでは無いでしょうか? 可愛いワンコの為にも、是非とも飼い主としての義務を果たしておきたいところですよね。

 

 ちなみに、当方は某大手2社のペット保険に加入しております。(ア○コムとア○ペットです。) 片方は平均的に保証が充実しているプランで、もう片方は手術に特化したプランの保険です。

 

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 話を戻しまして、「でも正直ペット保険とか初めてで、一体どこを選べば分からないし、それに使わないと勿体無いよね…。何より高いんじゃ無いの?」という意見もあると思います。

 

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